親の愛を受け取っていくことが、将来大好きな人と結ばれることにつながる【ご相談に回答しました】

ココロノマルシェ

こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです



本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。

ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^


◾️ご相談内容

ご相談内容はこちらです。

『精神的に自立して好きな人と結ばれたい』


20代女です。
私は彼氏ができるとベタベタしてしまいます。
一緒の空間にいたら離れたくありません。

浮気を疑ったり、連絡を催促することはしませんが、ずっとくっついていたいのでうざがられることもありました。
今彼氏はおらず、代わりに一緒に住む母親にベタベタしてしまいます。
いい年なのに、赤ちゃん返りだと言われます。
ちなみに父親は自分が気にいらないことがあるとすぐ怒るので怖くて話してません。

一人暮らししたいですが、1人で住んだら寂しくて風俗やホストに行ってしまうんではないかという懸念から踏み切れてません。実際何度も検索したし、コンカフェには何度か行ってしまいました。
刺激が足りず現在は通ってません。

彼氏から振られる時は大抵「見た目はおとなしそうなのに気が強くて他人に厳しい」というようなことを言われ、今改善しようと頑張ってます。
人に執着するから悪いんだと思って買い物に行ったり、料理を始めたり、色んな場所にも行きました。
でも最近は物を買ってもすぐ飽きてしまう、少しでも料理でうまくいかなかったら捨ててしまう、行きたい場所も行き尽くしました。

数少ない友人にまで執着したら嫌われると思っているので、ごくたまに食事します。
1番良いのは大好きな彼氏を作って一緒に住むことだと思いますが、現実的にすぐできるものではありません。

どうしたら精神的に自立して好きな人と結ばれるでしょうか?


(ご相談者様:ほしさん)

ほしさんこんにちは!

はるかが回答させていただきますね!


*カウンセリングだったら扱うテーマ

ご相談文を読ませていただいて私が一番に感じたことは、「ほしさんはお父ちゃんのことが大好きなんだねぇ(ニヤニヤ)」という点です。



「え?!
どこにそんなこと書いてありますのん????」



そんなこと直接書かなくてもカウンセラーは分かるのです!笑


そして、おそらくほしさんが今感じている課題はお父様との関係が鍵を握っています。


なので、私のカウンセリングならば「一度お父ちゃんと向き合ってみませんか?」とご提案するところですが、ほしさんにはお父ちゃんと向き合う覚悟がどれくらいおありでしょうか?笑


向き合いたくないよねぇ、、、だってお父ちゃん何考えてるか分からないし怖いもん。

精神的に自立してさっさと大好きな人見つけて、その人と一緒に暮らして逃亡したいよねぇ。



しかし、その前にほしさんはあることに気づかなくてはなりません。

ほしさんは、自分がお父ちゃんと同じ言動をとっていることに気づいていらっしゃいますでしょうか?



「え?!どういうこと??????」



上記のテーマを踏まえて、なぜ父親との関係が鍵を握ると言えるのか?どこでほしさんとお父ちゃんが似たもの同士であると感じたのか?を回答していきたいと思います。

*回答

今回はなんとも可愛らしいご相談をいただいてほっこりしております^^


ご相談を頂いてから少し時間が経っており残暑厳しい季節となってしまいましたが、そんな暑い毎日でもほしさんはお母様(恋人がいれば恋人に)にベタベタしてしまうのでしょうか?


猛暑だとか関係なくずっとくっついていたいと感じるの?

>いい年なのに、赤ちゃん返りだと言われます。


赤ちゃん返りだと言われるなら、自立した時代もあったのでしょうか?

ベタベタしない時期もあったということでしょうか?



「一緒の空間にいたら離れたくない」という思いが出てきたのはいつ頃からでしょうか?

思春期の頃はどうだったのでしょうか?

ベタベタしているとどういう気持ちが出てくるのでしょうか?

逆に離れているとどんな気持ちが襲ってくるのでしょうか?



まずはこの辺から色々と角度を変えて質問してみたいところです。

ほしさんご自身でもおっしゃっているように、何かと行動を起こして色々試しながら刺激を求めていらっしゃるようですね。

>コンカフェには何度か行ってしまいました。

>料理を始めたり、色んな場所にも行きました。


色々試しながら行動を起こすこと自体はとても良いことです。



私たちは外から刺激を得ることによって内なるものが覚醒したり何かひらめきを得たり、感性が研ぎ澄まされることが多々あります。

知らないことを知ることや普段の生活圏だけだったら絶対に出会うことがなかったであろう人達と会ったり喋ったり、心を通わすことは自分の考えや視野を広げることにもつながります。


それは自分の人生を充実させるための行動にもなるのです。



ですが、その目的が〝寂しさ〟を埋めるための刺激物となっていると、途端に状況が変わってきてしまいます。




ここで少し「寂しさの感情の由来」からお話ししたいと思います。


寂しさの感情はとても古い感情で、私たちが産まれて臍の緒を切った瞬間に生まれる感情と言われています。

なので、赤ちゃんはお母さんの姿が見えなくなると泣くし、ハイハイができるようになると後追いをし始めます。

お母さんやお父さんが見えなくなると寂しいし不安だからです。

そりゃそうですよね。10ヶ月もの間、臍の緒を通して母親と一心同体だったわけですから。



しかし、それも成長するにつれて父親や母親以外と過ごす時間も増えていくことによって、そこでの生活や環境で人との心の繋がりを感じられるようになり、肌が直接触れていなくても安心できるという感覚を学んでいきます。


こういったことを踏まえると、ほしさんの幼少期のご両親との関係や家庭環境はどうだったのか?も気になってくるところです。



ほしさんはいつからその寂しさを抱えているのでしょうか?

何か思い当たる節はありますか?


>一人暮らししたいですが、1人で住んだら寂しくて風俗やホストに行ってしまうんではないかという懸念から踏み切れてません。

>刺激が足りず現在は通ってません。


ほしさんもご自身でお気づきのように、「寂しいから刺激を求める」のような行動をとっているようですね。



寂しさを感じないようにするために、「寂しさ」という感情に蓋をするために外からの刺激物が必要になってくるのです。

心の世界では、感じたくない感情に蓋をしようとすればするほど錘が必要になっていきます。


なので、

>刺激が足りず現在は通ってません。

>最近は物を買ってもすぐ飽きてしまう、少しでも料理でうまくいかなかったら捨ててしまう、行きたい場所も行き尽くしました。


このように、新しいものやことを投入しても短期的に飽きてしまい、どんどん面白みを感じなくなっていくんです。



その絶望的な思いはどこからくるのでしょうか?

何が気に食わないのでしょう?

何に不満を感じているのでしょう?

どんなことに不安を感じているのでしょうか?



そして、何に怒っているのでしょうか?



ほしさんが感じている絶望的な感情のヒントとなるもの。それは冒頭に申し上げました通りお父様との関係になります。

>ちなみに父親は自分が気にいらないことがあるとすぐ怒るので怖くて話してません。


ほしさんはいつからお父様と話していないのでしょうか?

幼少期や思春期の頃もお父様とは会話してなかったのかな?


気に入らないことがあるとすぐ怒るということは、お父様は昭和の亭主関白タイプだったのかな?


ほしさんとお父様の関係は、親子ではあるけれど心的距離は結構遠いように見受けられます。

そして、ほしさんの中にある絶望的な寂しさもお父様との関係が起因しているのではないか?とカウンセラーは邪推するのです。



ほしさんは「お父さんすぐ怒るし、何考えてるかどこに地雷があるのかも分からんし怖いし」ってことでお父様から距離をとったんだろうと思います。



ですが、もしお父様もほしさんと同じ気持ちだったらどう思いますか?



「え!?そんなこと考えたことなかった!」


そんな声が聞こえてきそうです(笑)






冒頭で私は「ほしさんはお父様と同じ行動をとってますよー」とお伝えしました。


それがこの部分にあたります。

>少しでも料理でうまくいかなかったら捨ててしまう


「これのどこが同じなん?」と思われましたか?笑



〝少しでも料理でうまくいかなかったら捨ててしまう〟というのは、「丸焦げになってよう食べれんわ!」という状態ではないけど、とにかく完璧にできなかったことが気に入らなくて捨ててしまうということをおっしゃっているんですよね?

食べれるけど、少しでも満足のいく出来栄えでなかったら捨ててしまうというこの行為。



実はコレ、怒りの行動の現れなんです。




私たちは感じたくない感情や都合の悪い感情や見て見ぬ振りをしたい感情があると、それらの感情を怒りを使ってバッサリ切ったり捨てたり、無かったことにしようとします。

その怒りは心の防衛反応であり、自分の心の弱いところ(痛み)を守るために出てきたものと解釈します。

なので、怒り自体は本音ではなく、その奥にある感情を切るための刃物のような役割をします。



これを目にみえる世界で行った場合どういう行動として現れるかというと、気に入らないことがあると

  • 怒りの感情を使って相手を責める、攻撃する
  • その場からいなくなる
  • わーっと感情的に泣く、叫ぶ、物言う
  • 相手を身体的に傷つける、暴力を振るう
  • 正論を振りかざす


他にもありますが、このような行動をとるケースが少なくありません。



で、ほしさんは歴代の彼氏たちから

>彼氏から振られる時は大抵「見た目はおとなしそうなのに気が強くて他人に厳しい」というようなことを言われ、

とあります。



元彼たちがどこでそう感じたのかは分かりませんが、「気が強くて他人に厳しい」という視点から、ほしさんは彼らに何らかの正論を突きつけていたのでは?と私は思ったのです。

ほしさんとしてはそんなつもりはなかったのかもしれませんけど・・・。



完璧に愛してもらわないと不安や不満を感じますか?

完璧にできない自分では不安ですか?

完璧にできない自分には価値がないと感じますか?



おそらくですが、ほしさんの寂しさの感情をもっと掘り下げていくと、その奥にある感情は「不安さ」です。



ずっと不安だったんだと思います。

だから、安心したくてベタベタしてしまうという行動をとってしまうのです。

ご両親が厳しかったのでしょうか?





そして、おそらくお父様もほしさんと同じ気持ちです。


亭主関白、昭和のおとんは不器用ゆえ素直に感情を表現できません。




「完璧に家族を愛せてないのでは?」という不安からいつも自分を責めていて、そんな不安を隠すため、そんな不安な思いを無かったことにするために怒りを表現しているとしたら?

*まとめ

本当にほしさんが精神的に自立して好きな人と結ばれたいと感じているのなら、一度お父様と向き合ってみてはいかがでしょうか?


娘として最後の親孝行だと思って、お父様の家族への愛を受け取るのです。

それが嫁に行く前にできる、娘としての親孝行になります。

そして、その行動が精神的な大人としての自立を促し、好きな人と結ばれるための儀式になります。



いつも怖いお父様も、もちろんお母様も娘が幸せになることを心から願っているはずです。

親ってそんなもんです。

自分が幸せのリーダーシップを取るために、家族と向き合っていきましょう。




とても大きな恩恵に出会えますよ。


その暁には、もしかすると「やっぱりお嫁に行きたくない!家族大好き!お父さん大好き!」ってなるやもしれません(笑)

そうなった時はそうなったときに考えましょう!!



回答は以上になります。


この度はココロノマルシェにご相談いただきありがとうございました^^

私はあなたの幸せをいつでも信じています。




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