久々の投稿となりました、セックスと心理学。
この連載は、sexと心理学を掛け合わせたテーマとしてさまざまな性的思考からその人の心理傾向を独断と偏見で綴る場となります。
セックスだって大切なコミュニケーション方法の一つ。
本日は唾液ローションについてです。
いきなり質問から始まりますが、皆さんは「唾液ローション」って聞いたことはありますでしょうか?
ここで言う唾液ローションとは、何らかの行為をする過程で必然的に付いちゃう唾液のことではなく、男性側がわざわざ自分の口の中に唾液を溜め込み、それを掌に出して直接女性のアレや男性の御神木に潤滑剤代わりのように用いることを指します(イメージ伝わりますか?)
何かの前戯の過程で必然的についちゃう唾液はしょうがないと思うんです。
でも唾液をローション代わりとして敢えて使う行為は違う。
この唾液ローション、意中の彼からされた場合どんな感情が湧きますでしょうか?
正直私はあんまりいい気はしない。というか好きじゃないのです(笑)
(※唾液ローションは衛生的にしないほうがいいから断ってください!みたいなネット情報もありますが、衛生的に苦手というよりただただ萎えるのです。)
なぜならば、唾液ローションを使うときって男性側が女性側に許可なく使用することが多いから。
「じゃあ許可があれば良いのか?」というと、それもなんか違う。
ただ萎える、引いてしまうような、冷めるような感覚がするのです。
そんな経験をお持ちの方はいらっしゃいますか?
「唾液ローションを使うなんてダサい」みたいな思いもあるし、
「え、私ってそんなに濡れてないの?」という感覚もなくもない。
唾液ではなく、巷に売っているローションやジェルだったら良いのです。
むしろローションは使ったほうが楽しめる。(モノにもよるけれど)
何ならお気に入りのローションまでリサーチしているほど。
(私は皮膚に優しく、口に含んでも害のないものを好む)
ローションやジェルは、お互いの気持ち良さをさらに上げる相乗効果の高いものでありお互いの満足度をより高める効果がある印象。
唾液ローションなんかされても私はなんも気持ち良くないんですよ。
「私は唾液ローションなんかしなくても濡れる女だ」というプライドがあるわけではないけれど、目の前で唾液ローションをしている男性をみると何というかサーっと冷静になる自分がいるのです。
全否定するわけではないけれど、私にとっては明らかに萌える行為ではない。
ちょっとその辺の心理的な理由を深堀してみましょう。
そうです、本日のネタは己がモルモット且つ生贄なのです。
*
昔むかしその昔、唾液ローションをする男が2人ほどおりました。
お付き合いした男性みんながみんな唾液ローションをするわけではなく、過去にはその男二人だけ。
ある意味で性癖とも捉えることができるのかもしれません。
いま考えてみると、その男性2人にはある共通点がありました。
そしてその共通点から、唾液ローションをする男性のある傾向が見えてきたのです。
共通点その①仕事が続かない
男性二人とも一般的なサラリーマンではありませんでした。自営業かというとそういうわけでもありませんでした。なんせ仕事そのものが続かない。私から見た感じ働くことが好きそうではなく、「そりゃ続かないよな」と結論づけてしまったらそれまでですが、なんかちょっとしたことで「辞めるー!」ってなったり根性がない。ちょっとでも嫌なことがあると仕事を休んだり(笑)
その男性は2人とも私と喧嘩をすればすぐ熱を出し風邪をひくような男性でした。(私が強すぎか?いやそんなことはない)
共通点その②サラリーマン組織に向かない
一匹狼タイプではないのだけど、サラリーマン組織には向いてない男性でした。組織に向かないというか、決まりごとや規律やルールが守れるタイプではなくそういったものが苦手で、自分がやっている仕事というものに誇りを持っておらず、働くこと自体がそんなに好きじゃなさそうな印象でした。
共通点その③お金を稼ぐ能力が乏しい
①と②があれば「そりゃそーだよな」と感じられる共通点になりますが、お金を稼ぐ能力があるようなタイプではありませんでした。どう表現したらいいかわからない部分もありますが、謎に趣味も多くてプライドも高かったのでお金を使う能力はありまくるのだけど、お金を稼ぐ能力がないので浪費家?といったイメージ。お金を生み出す能力より消費する能力の方が強く出ている感じ。
共通点その④何かと感情的になりがち
内一人の男性は車の運転をすると強気になれるのか感情が荒ぶるタイプで(たまにそういう人居るよね)、周りで気に入らない運転をしている人がいれば煽ってみたり、時には「煽られた!」と喚いたり。
煽ってきた車の隣に自分の車をわざと近づけて運転者へガンを飛ばすなど、こういったことがデート時では日常茶飯事でした。
当時の私は「いつか警察沙汰になるのではないか?!」と毎回ヒヤヒヤしていた記憶があります。
「私を助手席に乗せたまま他人とガチ喧嘩すんな。恨みを買って私が刺されたらどうするねん!」と思ってい他記憶があります。私からすると喧嘩の内容もマジでしょうもないどうでもよい内容だしキレるほどでもないわけで。
そんな男性とお付き合いしていれば私も喧嘩をしてしまう瞬間だってあります。基本的に私は問題が起これば殻に篭りたいタイプ。一回頭を冷静にしたいのです。一人で考える時間が欲しいのよ(この辺は男っぽいか?笑)
でもその彼はとにかく何十回も鬼電してくるし、私が電話に出なければ夜通し家の前で待ち伏せ。
朝の出勤時を狙って話しかけてくるような男でした。(今考えたらとんでもねぇ奴と付き合ってたわ!笑)
とにかく感情にスイッチが入れば抑えられない、感情のコントロールが効かないようなタイプでした。
もう一人の男性も同じような傾向があり、明らかに彼のミスだったとしても謝ることなく逆切れするタイプ。キレてきたかと思えば何十回もの着信の嵐。私が拒絶すると深夜でも家に押しかけてくるし、それでも拒絶すれば家のポストに謝罪と哀願の内容が書かれた手紙が入ってることもありました。とにかく感情が抑えられないタイプで、その男性は最終的にギャンブルにハマり借金地獄になってしまいました。
共通点その⑤人に好かれやすい(特に年配の人)
そんなどうしようもない彼らだったのですが、なぜか自分たちよりも年上の層(親世代くらい)の方には好かれる傾向がありました。同世代には嫌われやすいのだけど目上の人に好かれる傾向があり、どちらも稼ぐ能力はなかったのだけど助けてくれる人が身近にいて謎に慕われていました。ある意味で「外面が良い」とも取れるのかもしれません。
結論:唾液ローションをする男は男性性が弱いため男としての自分に自信がない
セックスというのは基本的に女性は女性性を使い、男性は男性性というものを使って挑んでいきます。
(その役目が固定化することなく、入れ替わり立ち替わりすることがコミュニケーションだと私は思うそ、それはセックスの時も同じ)
女性は男性から男性要素を使われることで幸福感や興奮度などが上がり気持ちよくなるし、男性は女性から女性的要素で表現されることで高揚感や興奮度などの喜びを感じることができます。
女性は感じることで女性性が花開いて濡れるし、男性は女性が感じている姿を見たり聞いたりすることで「オレが彼女を満足させているのだ!」と男性性が活性化され興奮しそれが男としての自信や幸福度につながります。
そんな場面で、唾液ローションを使うということは「俺は彼女を気持ち良くすることができない=濡らすことができない=彼女を満足させることができない」といった彼の無意識の表現になるのです。
先ほど挙げました共通点①~⑥は、主に女性性的な要素になります。
まず一般的に仕事や稼ぐ能力は男性性の力を使います。(コロナ禍以降は風の時代と言われて女性的な力で稼ぐ世の中になってきてはいる)
男としての自信は、稼ぐ能力だったり仕事ができるとかそういったものに出やすいです。いわゆる社会性というもの。
誰もが知っている有名企業に勤めていることやお国のために務める公務員だったり士業(師業)など、一般社会で権威性のあるものとして扱われるものを持っているとそれがステータスとなり、それは男としてのブランドになったりします。
そういった男性のことを「ハイスペック」と言ったりもしますよね。
誰もが知ってる、誰もが羨むブランドを持った男性という意味です。
女性が婚活をする際に、男性に求めるものが収入や職業などのステータスを希望するのもそのためかと。分かりやすいですし、社会的権威性は安心感を招きますものね。
⑥は?と思われるかもしれませんが、実は金星人も女性性の星だと言われています。
「男は火星人、女は金星人」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
これは男と女では住む星が違うから、考え方も違うし話す言語も違うし価値観も違うから同じ人間と思うなよといった男女の違いを表現した例え話です。
ということで、ざっくりしたお話になりましたが「唾液ローションは自信のない男がすること」という見解はそういったところから来ています。
(何度も言いますがこれは心理学とsexをつなぎ合わせた中辻の独断と偏見です)
私のようにそいういう男性を見てサーっと冷めるもよし、あなた自身がセックスを楽しんで、彼に男として自信をつけさせるようなアプローチをするのもよし。
何事も自分が楽しめる方法を模索していけるといいですね。
唾液ローションを使うってことは濡れが足りない時。
ということは女性側が濡れてないってこと。
そこで優しい彼女は「濡れない私がダメなんだわ」って思うかもしれません。
今日言いたいのはそこじゃない。
彼女が濡れてないのはなんでや?というところ。
彼女がただ不感症なのかもしれない。
じゃあお互いにコミュニケーションして何が気持ちいいのか、どういったものが好きなのか相手に聞きましょう。
唾液を使って自分のエゴを誤魔化すのは勿体無いよ。




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