こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです!
本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。
ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^
◆ご相談内容
ご相談内容はこちらです。
『私の言葉で人を傷つけてしまう』
こんにちは。ここ数年悩んでいるのですが、どうしたらいいのか苦しくなってきてしまい、相談しました。
私が21の時に両親が離婚してから数年、私は仕送りを続け母のサポートをしてきました。しかし妹はその間あちこち旅行にいったり専門学校に通い直したり自由に生活を続け、姉は定職につかず借金をつくったり男の人と揉めたりと、問題ばかり起こしていました。
家族で集まる機会があったときについ、私はこんなに頑張ってるのに!みたいな話をしたところ、姉や妹と距離ができてしまい、姉は自分責めをして自傷までするようになってしまいました。
あの時はごめんねと謝り、いまは壊れてしまった姉の心の様子を見ながらコミュニケーションをとっていますが、それ以降言いたいとこをうまく言えなくなってしまいました。
妹はいまも私を避けているようで、時々実家で顔を合わせますが昔のように仲良くなんでも話せる関係ではなくなってしまいました。
私はただ自分も辛い、頑張ってるのをわかってほしかっただけなのですが、うまく伝えられなかったのだと思います。
今は家族に対して何を言ってもダメかなと感じたり、自分の意見を話すのが怖くなり、家でも職場でもほとんど話さなくなりました。
話さないと分からないから、と母にも上司にも言われますが、何を話したらいいのか分からないのです。
アサーションという言葉?コミュニケーションの取り方があるのも勉強しましたが、上手くできる気がしません。
どうしたら、感情に振り回されず自分の気持ちを伝えられますか?
(ご相談者様:ちるさん)
ちるさんこんにちは!
はるかが回答させていただきますね!
*カウンセリングだったら扱うテーマ
今回のご相談で私が一番伝えたいことは、
「あー、ちるさんは自分の才能に溺れてしまっているのね」ということです。
自分の才能が上手く使えていないうちは、誰かを傷つけてしまったような事件や事故が多発しますし、だからこそ「私が本性を表すと誰かを傷つけてしまう」と誤認し、自分でその力を封印しようとします。
それで一時的には被害を防げるのですが才能を使えてないということに変わりはなく、自分にも周りにも良い影響がないどころかいつか大爆発しますよー
ということで、感情に振り回されずに自分の気持ちを表現できるようになるには、うまくやろうとしないことがカギだよ!という点と、この問題から見える才能に視点を置きつつ回答していきたいと思います。
要は、私が提供しているメニュー「大人女子が自分を乗りこなせるようになるカウンセリング」を受けていただくことが、問題解決への一番の近道なんですけどね〜♪
*回答
まずご相談文を読んで、ちるさんは家族のことがとても大好きで大事にしたい存在であることが伝わってきました。とても家族思いで優しい人ですね。
それはちるさんのご相談文の中で「うまくできなかった」と言う文言が多数見受けられる点からも見えます。
>それ以降言いたいとこをうまく言えなくなってしまいました。
>うまく伝えられなかったのだと思います。
>アサーションという言葉?コミュニケーションの取り方があるのも勉強しましたが、上手くできる気がしません。
このご相談文の中だけで3回も「うまくできなかった」という文言が散りばめられているわけですが、ちるさんはご家族に対してだけでなく普段から職場や人間関係等において相当気を使っていらっしゃるのでは?とお見受けするのですがいかがでしょうか。
このご相談文も相当時間をかけて何度も読み返して投稿されたかもしれません。
それくらいご自身を責めていらっしゃるということでもありますし、「私の感情や言葉は鋭利な刃物である」という感覚や思いをお持ちなのだろうと思います。
この感覚はいつからお持ちでしょうか?
家族関係だけでなく友人や職場の人間関係、恋人に対しても抱いてしまう感情でしょうか?
それにしても、ちるさんはとても家族のことを大切に思っていらっしゃるようですね^^
>あの時はごめんねと謝り、いまは壊れてしまった姉の心の様子を見ながらコミュニケーションをとっています
これができるって本当に本当にすごいことなんですよ^^
謝罪することができる人は、人を傷つける人ではありません。
なんでも謝ればいいのか?とかそういった話ではなく、素直にこういった行動を取れるところが本当に成熟した大人の女性だなと感じます。(ニュース等でも感じるかもしれませんが、こういったことができない人の方が多いのです)
ちるさんの存在のおかげでどれだけ家族みんなが救われ助けられてきたか、想像すると涙が出そうです。
*
まず家族のお話ですが、親も含め兄弟姉妹はとても不思議なご縁で繋がれているものでして、自分が生まれる前から兄弟姉妹になることは決まっていた相手とも言えます。
生まれる前に「今世では同じ親を持って生まれてこようぜ!」と約束した相手でもあるのです。
なので、とても不思議な話なのですが、お姉様が生まれる前の時点で「このメンバーで姉妹になろう」と決めた上で、お姉さま、ちるさん、妹さんそれぞれが生まれてきたということになります。
そして「全ての子供は親を助けるために生まれてくる」という前提があるのですが、第一子は親を助けるため、そして第二子はその第一子を助けるため、そして第三子は第二子を助けるために生まれてくるとも言われています。
しかも、自分の才能がしっかり発揮できる順番で生まれてくるのです。
ちなみに家族というのは「5つの役割に分類される」と言われておりまして、そういった観点からもちるさん三姉妹がどのようにポジションを維持しながら家族を助けているのかも見えてきそうです。
まずはお姉様から見てみると、
>姉は定職につかず借金をつくったり男の人と揉めたりと、問題ばかり起こしていました。
>姉は自分責めをして自傷までするようになってしまいました。
お姉様は親や周りが心配するような行動をとっている=自分が悪役になって問題を抱えることで家族を助けようとする存在です。
家族から見ると問題児なのでこやつを責めたい気持ちも出てきますし、良くも悪くも何かと気を使ってしまう存在なため排除したい思いも出てくるところではありますが、意外と家族を救うヒーローだったりするのです。
もしちるさんがこれから自分と向き合っていく過程で「家族と向き合おう!」と思う機会が訪れたらば、お姉様との関係と向き合っていくことがキーポイントになっていきます。
そして妹さんはというと、
>妹はその間あちこち旅行にいったり専門学校に通い直したり自由に生活を続け
ということですので、なんとなく傍観者というか、家族の中というよりも外に自分の世界を作ってそこから家族を見ているような、自由奔放に振る舞っていることで他の家族からも温度差があるようなイメージが見受けられます。
先ほどのお姉様と比べてみても確実にキャラクターが違いますよね?
傍観者ポジションなので何も考えていないように見えるのですが、家族を遠くから眺めているぶん視野も広く、相談相手としてはとても頼りになる存在です。
思い切って腹を割って真面目に相談すると、意外と親身になって的を得ている回答をされることがあるかもしれません。
そしてちるさんはというと
>私が21の時に両親が離婚してから数年、私は仕送りを続け母のサポートをしてきました。
物理的にも精神的にも支えることで家族を助けるということをやってこられたのだろうと思います。
これは家族のポジションとしてはリーダーでもあるのですが、どこかで我慢や犠牲やストレスが積み重なっていたのかもしれません。
>私はこんなに頑張ってるのに!みたいな話をしたところ、姉や妹と距離ができてしまい、
姉は定職にも就かずしょうもない男と揉めたり、妹は好き放題生活して、「なんで自分だけが家族のサポートをしないといけないんだ?」と感じてしまうのも無理ありません。
そこで「姉や妹を傷つけたのは私のせい、上手く伝えられなかった私のせい、姉が自傷してしまうのは私のせいだ!」と自分を責めないでくださいね。(と言われても自分を責めてしまうと思いますが笑)
特にちるさんのような真ん中っ子は、家族や兄弟姉妹のバランスを取ろうとする傾向があります。
上もいるし下もいるし、会社で例えると中間管理職な立場です。
上ができないことと下ができないことを見抜き、このグループに足りてないものやこの家族に必要なポジション見抜くことができます。
周りが今どんな状況かを「見抜くことができる」「必要なものが何かがわかる」、尚且つそれを提供することができるというのはちるさんの才能でもあるのです。
ここでちるさんに気づいていただきたいことは、その才能は誰でもができる・持っている才能ではないということです。
この家族構成でちるさんのこの才能が磨かれたことは言うまでもありませんが、それに加えて「自分の言葉は誰かを傷つける」という認識を持っている方は、他人が発する言葉自体に敏感で感性が豊かな傾向があります。
ということは、とても女性らしく表現力が優れおり才能が豊かであると言えるんです。
一度にたくさんの情報をキャッチできるとても高性能な感性をお持ちだということです。
だからこそ母や姉や妹など家族全体に気を配れるし、それぞれが抱いている想いも手に取るように察知できるし、それに伴って罪悪感も抱きやすいし、何をどのようにしたら相手に伝わるのか?を考えすぎて、結果「自分は何を話したら良いのかわからない」となってしまうのだろうと思います。
それを何と言うかわかります?
「自分の才能に溺れてる」って言うんです(あらやだ笑)
ちるさんのような高性能な感性は、誰もが持っている才能ではありません。
その証拠に、
>話さないと分からないから、と母にも上司にも言われますが
とありますが、
基本的にちるさん以外の人間は話さないとわからないし言われないと気づかないし、むしろ言われても気づけないということがほとんどです。(絶望的になりましたか?笑)
自分の才能が他の人にも当たり前に備わっているものだと勘違いしていると、
>今は家族に対して何を言ってもダメかなと感じたり、自分の意見を話すのが怖くなり、家でも職場でもほとんど話さなくなりました。
ということになってしまうんですよね。
「何も言わない・何にも話さない方が楽、何か話してもどうせ無駄、あいつらには伝わらん」と諦めの境地に陥ってしまうんです。
これは自分の中に怒りの感情を溜め込んでいっている証拠です。
その感性を思考(頭)や怒りの感情を使って封じ込めるのではなく、どうせなら何かしらのライフワークに活かしていきたいですよね?
そのためにもまずは自分の感情を普段からしっかりキャッチしておくことです。
*まとめ
方法は色々あるのですが、ちるさんのような方はどうしても思考的になってしまいやすいかと思いますので、最初は体からのアプローチをお勧めします。
定期的にマッサージや温泉に行く、映画や舞台を見に行く、アロマなどの香りを嗅ぐ、美術館に行くなど、自分が気分良く過ごせる空間に自分を置くじかんを意識することです。
一番良いのは、日常的に取り組めるものの中に気分良く過ごせる瞬間を取り入れておくこと。
そうすることで習慣化できます。
私は毎日使うクレンジングや入浴剤を、アロマの香りの入ったものを選んだりしています。
あとはカウンセラーなど心の専門家と感情のコミュニケーションを行うことで、自分の感情をキャッチしやすくなっていきます。
自分でやろうとすると、どうしても感情ではなく頭で考えたことに支配されてしまいますからね。
それにコミュニケーションは慣れなので、誰でも上手く自分の気持ちを伝えられるようになっていきます。
「何を話したら良いのかわからない」となってしまう理由は、考えすぎてしまっているからです。
そして怒りが湧いてこないと感情が出てこないという状態は、普段から感情を我慢し自分自身を犠牲的に扱っているからです。
なので、自分の感情を感じる習慣を取り入れていきましょう。
今まで家族に対して我慢してきたこと、言いたいけど言わなかったこと、遠慮したことetc
そこには、自分の気持ちを言わないことで家族を守ってきた優しくも強いちるさんがいます。
その存在を忘れないであげてください。
体からのアプローチに加えて、母や姉や妹に対してどんな気持ちを抱いているのかそのままの気持ちを書き出していくということもおすすめです。
そうすれば感情に振り回されることなく、だんだんと自分を乗りこなせるようになっていきますよ。
その高性能な感性を大事にしてくださいね^^
回答は以上になります。
この度はココロノマルシェにご相談いただきありがとうございました^^
私はあなたの幸せをいつでも信じています^^
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