苦痛を感じているのに離れられないのは、そこに罪悪感が潜んでいるから【ご相談に回答しました】

ご相談への回答

こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです!

本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。

ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^



◾️ご相談内容

ご相談内容はこちらです。

『周期的な仕事の飽き?について』

はじめまして。ご相談させてください。

私は入社して3年くらい経つと、仕事が嫌になってしまいます。飽きてくるのかもしれません。
今までに数社経験していますが、いつも同じ感じです。
変化のある仕事は苦手なので、事務職を選んでいます。

嫌になってくると全くやる気が起こらないので、嫌だやりたくないとなり会社の椅子に座って溜まった仕事を眺めながら、ほとんど何もしないという状態になり、それがずっと続きます。
提出がある仕事は最終的にはやっているので、業務に支障はありません。

辞めたい訳ではないですが、苦痛です。

どうすれば良いでしょうか。


(ご相談内容:Cさん)

中辻はるか
中辻はるか

Cさん、初めまして^^
はるかが回答させていただきますね!

◾️回答

ご相談文を読みながら「私も昔そうだったなぁ」と懐かしい気持ちになりました。



実は私も20代の頃は入社して3年くらいすると、とてつもなく仕事が嫌になることを繰り返していたのです。

なので、普通よりはちょっぴり多めの転職経験があります。



今となっては「いろんな業界が経験できたから良かったな」と思えるようになりましたが、当時は転職回数が多いことに対してコンプレックスを感じていましたし、「私は社会不適合者なんじゃないか」とか「長く同じところで働けない私は社会人失格だ!」とか、挙げ句の果てには「そもそも働くことが自体が向いてないんじゃないか?でも働かないと生きていけないしどうすりゃいいんだ!?」なんて、全然大人になりきれない自分に対して否定したり嫌悪感を持っていました。




それも含めて全て自分自身への誤解をしてたわけですけれど・・・。

そんな経験を踏まえまして、Cさんももしかしたらこうなんじゃないかな?という視点で回答させていただきます。


今回のご相談でまず私が気になった点は

>辞めたい訳ではないですが、苦痛です。

という一文。



苦痛なのに辞めたいわけではない、苦痛なのにそこに居続けたいと感じていらっしゃるのはなぜでしょうか?

苦痛なのにそこから離れることや、辞める選択肢がないのはなぜでしょう?


その上で私が一番お伝えしたいことは、Cさんは自分自身に対して何か誤解している思い込みがありますよーということです。


出てくる感情、自分が感じている感情は全て正しいのです。


(ここで言う「自分が感じている感情は全て正しい」ってのは、「自分がこの感情を感じているということは、相手が間違ったことをしているからであって私が正しいってことだ!」といった正しさの争いや自分が被害者加害者になるという意味ではなく、「何がどうであれその感情を感じているのは紛れもなく自分なのだから、自分で自分の感情の面倒をみましょうね」という自分軸な意味です)

*「仕事が嫌だ!」に隠された具体的な感情とは?

まず初めに確認からさせていただいたいのですが、

Cさんは具体的にどんな時に「仕事が嫌だ!」と感じるのでしょうか?

3年経つと自動的に嫌になるのか、何か嫌になる様なきっかけとなる仕事上のトラブルや問題が起こるのか、その辺はいかがでしょうか?

Cさんの「嫌だ!」と感じる感情の中には、さまざまな感情が渦巻いていると思うのです。

犠牲的な感覚が出てくるのか、ただただ面白くない&平凡でつまらないと感じるのか、我慢の限界だ!と感じて仕事そのものが嫌になるのか、、、



その辺を質問してみたいなと感じました。



そして、Cさんが仕事が楽しいと感じる時はどんな時なのでしょうか?

仕事だけでなくプライベートでも良いのですが、Cさんが面白いと感じる瞬間や喜びを感じる瞬間やそれにつながる行動など、どんなことをしている時にCさんは感情が動くのでしょうか?

Cさんは何が好きでしょうか?

好きなアイドルや芸能人、好きな音楽や映画やドラマでも構いません。

Cさんが「好き!楽しい!面白い!大好き!」と感じる時ってどんな瞬間なのでしょう?

というのもですね、どうもCさんはご自身のことを誤解しているような気がしたのです。


*自分自身に対する思い込みのズレ

そもそも本当に変化のある仕事が苦手なタイプならば、仕事に対して「飽きる」という発想は生まれないと思うんです。


変化を好まないタイプの方で仕事が嫌になる瞬間があるとするならば、頻繁に部署異動があるとか毎日いろんなことが起こって臨機応変な対応が求められるとか、毎日違う人と顔を合さないといけないとか、そういった忙しさに対してストレスを感じるから「変化のない環境が良い」となるパターンが多いです。


だからこそ目の前の仕事を淡々とこなすことに喜びを感じるし、黙々と業務を捌いていくことにに対して「やる気」が生まれます。

なので、Cさんがおっしゃる

>私は入社して3年くらい経つと、仕事が嫌になってしまいます。飽きてくるのかもしれません。

>変化のある仕事は苦手なので、事務職を選んでいます。

という部分には矛盾を感じたのです。



飽きるタイプなのに、変化のある仕事は苦手というのはどういった感覚なのでしょうか?


「変化のある仕事が苦手」とおっしゃっていますが、苦手と感じている理由は何かありますか?


>嫌だやりたくないとなり会社の椅子に座って溜まった仕事を眺めながら、ほとんど何もしないという状態になり、それがずっと続きます。提出がある仕事は最終的にはやっているので、業務に支障はありません。


Cさんが本当に変化のある仕事が苦手なのであれば、ここで「飽きた」「つまらんわ」「面白くない」などの苦痛を感じるのではなく「ラッキー!」「私の理想の職場だ!」と感じるはずなんです。


本当はもっと人と関わるような、臨機応変な対応が求められるような刺激的な職業が向いているのでは?と感じるのですがいかがでしょうか。

何か自分の力を持て余している感覚はありませんでしょうか?

Cさんは本当に好きなことややりたいことはできていますか?

仕事だけでなく、楽しいことや自分の喜びに没頭する時間は確保できていますか?

そんな時間を自分に与えることや「自分の喜びや楽しさにつながる行動を選択していく」ということを自分に許せていますか?

仕事そのものに対して、「我慢や犠牲を払わなければならない」という思い込みはありませんか?


*「3」という数字は新たな関係性のステージに入る数字

>私は入社して3年くらい経つと、仕事が嫌になってしまいます。


3という数字は変化の数字と言いますか、ある程度区切りがつく数字と言いますか、

「3の倍数は倦怠期が訪れる周期」とか「美人は三日で飽きる」とか「3歳児はイヤイヤ期」など、歌でも「3年目の浮気ぐらい多めにみろよ~」という歌詞があったり、3という数字は新しい関係性にステージに立たされる数字なんです。

それを「飽きが来た」と捉える人もいるでしょうし、「私は愛されてないんだ」「必要とされなくなったんだ」と感じる人もいます。

それは脳科学的にも立証されているとどこかで伺ったことがあります。

私たちの脳は3年で慣れてしまうようにできているんですって。

なので、Cさんが「3年くらいで仕事が嫌になってしまう」というのは何もおかしなことではなく自然の摂理、反抗期が来た、新しいステージに立ったという意味で見ていくこともできます。


*苦痛を感じているのに辞められない心理

そこで最初の質問に戻りますが、

Cさんはなぜそんなにも犠牲的なのでしょう?




なぜ苦痛を感じているにも関わらず、その場に居たいという相反する気持ちを感じていらっしゃるのでしょう?

辞めるほどの苦痛ではないから?

それこそ自分いじめじゃない?


>嫌になってくると全くやる気が起こらないので、嫌だやりたくないとなり会社の椅子に座って溜まった仕事を眺めながら、ほとんど何もしないという状態になり、それがずっと続きます。提出がある仕事は最終的にはやっているので、業務に支障はありません。



この環境ってCさんにとっては結構ありがたいと言いますか、変化のない仕事であり自由で余裕の感じられる環境だと思うんです。


「ほとんど何もしない状態が続いても許される環境」に対してどこかで安心感を感じているから、「辞めたいわけではない」とおっしゃっているのでは?とも見受けられるのです。




なぜCさんは苦痛を感じているのでしょう?

それはどんな苦痛なのでしょうか?

自分の存在価値が感じられない?

自分はココに居なくてもいいんじゃないかって思っちゃう?

何もしない状態が続いても滞りなく会社が回ってる感じが許せない?

こんなに伸び伸びと自由にやってても誰も何も言わないし怒らないし、そんな有難い職場環境に対して申し訳なさを感じる?





Cさんの心情としてはどれか当てはまるものはありますか?



私たちが「自分は愛されでも良い存在だ」ということに疑いを持っている場合、お試し行為のような行動をとることが場合があります。


思春期の反抗期で例えるとわかりやすいのですが、反抗的な態度が表現できるのは、その環境や相手に安心感を感じているからこそ反抗的な態度を取り続けることができます。


(本当に相手のことが嫌いでイヤで仕方なくて反抗的な態度をとっている場合は、その環境に居続けることはせずに去っていくはず。)




こんな自分でも受け止めてもらえることをどこかで知っていますし、すでに受け入れてもらえている安心感も感じています。

でも疑いがあるんです。

何者でもない自分、なんの才能も価値もない無力な自分がそのままで受け入れてもらえるはずがない!と思い込んでいるので、その事実を確かめるために反抗的な態度を取って、それでも自分は愛されるのかを試してみようとする。


そんなことが今のCさんの心の中で起こっていることだとしたらどう感じますか?

「こんな私では受け入れてもらえない」という思い込みが強ければ強いほど、他の場所では受け入れてもらえないだろうという不安や恐怖も強いでしょうから、苦痛を感じていても転職とか今の場所から去るという選択肢は選びません。

かといって、何者でもない自分がそのまま受け入れられてもらっては苦痛を感じます。

その理由は、「そのままの自分で、反抗的な自分で、何もしなくても愛されてしまう」ということは自分の意に反するからです。

そんな世界があってはならぬ!と禁じていればいるほど、苦痛なんです。



この感情の正体は罪悪感と言います。

「自分を幸せにしない感情」と表現されることもあります。

尚且つ、普段から好きなことがやれていない、楽しいことや面白いことが選択できていないとも言えます。

好きなことや楽しいことであれば人は自然と集中できるし、永遠とできてしまうからです。

*最終的にどうなりたい?

さて、感情的な原因を探ることは簡単ですが、「自分はどうなりたいのか?どうしたいのか?」という思いの方が重要です。



Cさんは仕事に対してどんな目的を持って取り組んでいきたいのでしょうか?

どんな感情を感じながら働きたいですか?

どんな喜びや面白さを感じながら取り組みたいですか?

仕事に対してどんなエネルギーを投資して取り組んでいきたいか?自分の何を与えていきたいか?仕事を通してどんなエネルギーを循環させていきたいか?

そんな視点で「Cさんにとっての仕事とは?」について、ご自身に問いかけてみても良いかもしれません。


せっかく大切な自分のエネルギーと時間を循環させていく場になりますので、それを有効活用しない手はない言いますか、自分のエネルギーの無駄使いはしたくないですよね?



お仕事で悩まれる方は紛れもなく仕事大好き人間である証拠。大好きだからこそ問題になるのです。



ぜひいろんな視点で自分への問いかけを行いながら、仕事について考えてみると面白い共通点や発見があるかもしれません^^

◾️まとめ

今回のご相談では触れられていませんが、罪悪感という感情は過去の経験や環境からの蓄積によって溜まっていきます。

過去の恋愛や家庭環境や思春期頃の人間関係などの出来事をきっかけに「自分は愛されるわけがない」と思い込んでいたり、人からの「愛情や感謝」を素直に受け取ることができないとか、何かと自分を責めて「ダメ出し」する癖があるなど、何かと自分を幸せにしないなど、幸せになってはいけないという思い込みを抱えてしまいます。


それを癒していくためには、まずはそんな自分を許すことから始めていきます。

自分を責めるルーティンが強く出来上がってしまっているので、どんなことが起こっても「これが今の自分なんだ」とまずは肯定することです。


それは開き直っているだけでは?

それって逃げじゃない?

と感じた時こそチャンスで、それくらい自分を責め続けて罰しててきた証拠でもあるんです。



自分や環境を責めるのは簡単。

罪そのものを客観的に眺める視点を養い、自分を責めない習慣を繰り返していくことで、もっとワクワクするような「面白い!楽しい!嬉しい!」と感じる許可が出せるようになっていきます。




それができるようになったときに、自分が心から楽しめるようなライフワークが引き寄せられますよ^^

楽しみですね〜♪



回答は以上になります。

中辻はるか
中辻はるか

この回答が少しでもお役に立てると幸いです。

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Cさんがもっと楽しく面白く喜びが拡大するような人生を歩めるよう、ぜひ一緒に取り組んで参りましょう^^

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