こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです!
本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。
ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^
◾️ご相談内容
ご相談内容はこちらです。
『夫の風俗利用発覚後、セックスできなくなった』
こんにちは。
いつも自分の境遇に似た方の相談を拝見し、勉強させていただいています。
今日は自分自身のことについて、誰かに話を聞いて欲しい、言葉が欲しいと思って、相談させていただきました。
幼児2人がいる、ワーママです。
夏頃、夫の風俗利用(2回)が発覚しました。
夫によると風俗に行くようになった理由は、夫婦間の性行為の頻度(月に1・2回)に不満があったが、仕事や育児に疲れている私を見て言い出せなかったとのことでした。
風俗発覚前からですが、夫は仕事ができ、家事育児にも協力的で、私にはもったいないほど素敵な人で、心から尊敬しています。
夫のことは生涯のパートナーだと思っていますし、今までもこれからも大切な人です。
ただ、どうしても風俗発覚後から今まで、セックスができません。特に、セックスレスだったわけでは無かったこともあり、
「わざわざお金を払ってサービスを受けるくらい、私との行為では満足してなかったんだ。気持ちよかったのも、幸せだったのも、私だけだったんだ。」
「性行為の相手が私でなくても良いと思ってる人と、二度としたくない。」と思ってしまいます。
上記の気持ちは夫には伝えており、私の気持ちが落ち着くまで、性行為は出来ないと伝えています。
ただ、3ヶ月程経ちますが、夫との性行為には嫌悪感しかなく、今後もセックスできる気がしません。
本当はまた夫とセックスを楽しめるようになりたい。でも本当の本当は、まだ全然許せていないのが本音です。
許せない自分が辛いです。
私に出来ることを教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
(ご相談者様:ひまわりさん)
ひまわりさん、こんにちは^^
はるかが回答させていただきますね!
*カウンセリングだったら扱うところ
・これまでに旦那さんに遠慮していた部分はありませんでしたか?
・許したいのに許せない理由について
・今のひまわりさんにできることは「悲しい!」「傷ついた!」を認めること。それは旦那さんを加害者にして自分を被害者にするためではなく、もう一段上の関係性へと二人をバージョンアップさせる目的です。
以上の3点をもとに回答していきたいと思います。
*回答
ひまわりさんは旦那さんのことがとても大好きなんですね。文面からひしひしと旦那さんへの愛情が伝わってきましたよ。とても素敵じゃないですか^^
だからこそ大きなショックを受けてしまったんだろうと思います。だって、どうでもいいと思ってる相手だったらショックでもなんでもないわけじゃないですか。
それだけひまわりさんに愛されている旦那様は、感謝ですよね〜♪
一度くらいは旦那様を大阪湾か相模湾あたりに沈めてもいい案件かと思いますよ。本当に。
だって、こちらとしてはそれくらい腹も立ってるわけじゃないですか。
でもひまわりさんは旦那さんを愛しているからこそ悪者にしたくなくて、その代わりに自分を責めちゃうんですよね。
でもやっぱり自分が傷ついて悲しんでるってことは受け止めたほうがいいわけです。
ひまわりさんは旦那さんを許せないのではなく、自分のことが一番許せないんですよね^^
旦那さんを愛したいはずなのに、愛してあげられなくなってしまった自分のことが1番許せないんですよね。
人って愛されないことが悲しいのではなく、それよりも愛したい人を愛せなくなってしまうことが一番苦しくて辛いことなんです。
>本当はまた夫とセックスを楽しめるようになりたい。でも本当の本当は、まだ全然許せていないのが本音です。
許せない自分が辛いです。
傷ついてしまった自分が一番許せないんですよね。
「こんなことで傷つくなんて!」と、自分が自分を一番許せてないんです。
さて、ひまわりさんはなぜ自分のことを許せないのでしょう?
質問の仕方を変えると、「なぜ許したくないのでしょう?」という視点になります。
傷ついたから、ショックだったからとか、自分以外の女にも同じような体位やプレイをやったんじゃないかとか、自分だけに向けられてた目線とかセリフとか、◯◯や××もやったんじゃないかとか色々妄想が膨らんで嗚咽がするかと思えば悲しくなる、みたいな状況を繰り返しているところかと思います。
どんなに憎い理由があったにせよ許したい人を許せない理由は、許してしまうと不都合なことがあるからです。
どんな不都合があるのでしょう?
「私がちゃんと夫にかまってあげられていたら、こんなことにはならなかったのに」とか思っていませんか?
「夫が風俗に行ってしまったのも私の自業自得だ」とか思っていませんか?
「風俗なんかに行く夫に仕立ててしまったのは私のせいだ」とか思っていませんか?
夫に怒っているようで、実は自分自身に怒っているんですよね。
「私がやるべきことをやってなかったから、やるべきことができていなかったから罰が当たったんだわ」と、どこかでそんな風に感じていませんか?
なんだかいろんなことを一人で背負ってきたようですね。
長らく「私がやらなきゃ、しっかりしなきゃ」と、余裕がない状態が続いていませんでしたか?
「素敵な夫と可愛い子供達に囲まれて、こんな私には申し分ないものを手に入れてしまった。だからこそしっかりやらなきゃ。家事も育児もなるべく私がやらなきゃ!」
何がそこまでひまわりさんを追い詰めてしまったのでしょう?
普段からどんな強迫観念に駆られていたのでしょう?
今までの生活の中で、どこか旦那さんに遠慮しているところはありませんでしたか?
なんとなくですが、旦那さんとひまわりさんはお互いに何かを遠慮しあっている様子が伺えるんですよね。
旦那さんに対して何か言いたいことを言えてなかったり、言いたいけど我慢していたり、無意識に避けていた話題などはありませんでしたか?
そんなことを質問してみたいなと感じます。
そして、素敵な旦那さんを手に入れられるくらい、自分が魅力的な女であることをどれくらい受け入れられてますか?
そんな素敵すぎる旦那さんとどこかで競争していませんでしたか?
パートナーと競争している状態だとね、本音が言えないのですよ。腹を割って話せないんです。
競争していると、自分の弱さを見せられなくなってしまうんです。競争してる相手だから、そりゃそうですよね。自分の急所なんて知られたら困るわけですから。
だから、旦那さんが風俗に行ってしまったことが発覚した時、旦那さんの弱さとか孤独感を感じて嫌悪感と怒りを感じたんだと思いますよ。
夫婦ってのは無意識に競争してしまうものだから、しょうがないんです。誰も悪くないんですよ。今回の件は、起こるべくして起こってしまっただけです。ということは、夫婦(パートナーシップ)の新しいステージに入ったということです。
さて、冒頭の話に戻ります。
「夫を許したいのに許せない」ということは、許したら困る何かがあるってことです。
ひまわりさんが旦那さんを許したら困ることってなんでしょうか?
そんな夫を受け入れたら、ひまわりさんはどうなっちゃうと思っているのでしょう?
ひまわりさんは何を恐れているのでしょうか?
そこには夫の愛を受け取るのが怖い思いも含まれるかもしれませんし、夫とsexをすることで今までひまわりさんが我慢して溜め込んでいた悲しみや寂しさや孤独感とか女の無価値感とかがドバーッと出てきそうで怖いとかそういった恐怖もあるかもしれません。
性行為ってどうしても心理的な繋がりを感じてしまうものですしね。
もっと夫を好きになってしまう恐れとか、そういったものもあるかもしれません。
でも風俗に行った夫よりも憎くてしょうがなくて、1番罰している相手は誰やと思います?
ひまわりさんご自身ですよね?
だって、旦那さんの愛を受け取らないように禁欲までしてるんですもん。
それは自分に罰を与えているようなもんで、だから辛いんです。
*
さて、これからどうしましょうかね。
>私に出来ることを教えていただきたいです。
ひまわりさんにできることはたくさんありますよ^^
でもまず最初にやっていただきたいのは、悲しみに浸ることです。
え?って思いましたか?笑
自分を許せなくて苦しいのに悲しみに浸れって意味わかりませんよね?笑
まずは「ひまわりさんの女の部分が傷ついた」ってことをまずは自分で受け入れる必要があるんです。
それは旦那さんのことを責めろと言っているのではありません。
ひまわりさんを被害者にして、旦那さんのことを加害者にする目的でもありません。
ただ傷ついたってことを認めるだけです。
「血が出てる、怪我をしてる」ってことに気づくだけです。
ここでは誰に傷つけられたかは追求する必要はありません。傷がそこにあるってことを認めるとはそういうことです。
これがとても大事でね、感情を認めるってそういうことです。
旦那さんのことを許すために、一旦自分が傷ついていることを受け入れる必要があるのです。
「ちょっと頑張り過ぎちゃったね」と自分を労って慰めるのです。
旦那さんとまたsexを楽しめるようになりたいし性行為を待たせてもらっているからこそ、自分が傷ついたってことは置いといて「とにかく一戦を!早く!」と鼻息荒く焦って行為に挑もうとしてしまいやすいのですが、それでは後になって我慢や犠牲を生んでしまい旦那さんのことがもっと許せなくなってしまうでしょう。
自分が傷を負っていることを見て見ぬ振りをしいると、処置を怠るもんだから膿が出始めたり、血が止まらなくなったり、傷口が広がったり、場合によっては壊死(感情が麻痺)し始めたり・・・
わかりやすい例で言うと、ひまわりさんが不倫に走ってしまうとかね。そうやって罪悪感に罪悪感を重ねてしまうことも無きにしも非ずなのです。
それだけは避けたいですよね?
そしたら、まずは旦那さんをもう一度愛するために、自分を蔑ろにしないために悲しみに浸りましょう。
「悲しかった、辛かった、今も苦しい」って誰もいない部屋でもいいので声に出して言ってみてください。
旦那さんのことが大好きでしかなくて大切な存在だからこそ悲しくなり苦しくなり、怒りを感じ嫌悪感を感じたのです。だからこそ、その悲しみの感情と繋がるのです。
こういったことはなかなか一人でやるにはしんどいと思いますので、安全なやり方としてはカウンセラーと一緒にやってもらい伴走してもらうことをお勧めします^^
怪我をしたら病院へ行って縫ってもらうなり消毒してもらうなり処置をしてもらうでしょ?それと同じ感覚だと思ってください。
こういう時こそ心の専門家にお願いするんです。
ひたすらその傷ついた気持ちにカウンセラーと一緒に寄り添ってもらうんです。
*まとめ
まずは傷ついてしまった自分を受け入れましょう。そして傷ついた自分、悲しんでいる自分、本当は許せないと思っている自分の感情を感じることを許しましょう。旦那さんを許すのはその後です。
そうやって被害者のポジションに落ちてしまった自分を救ってあげるんです。
自分を被害者にしている限り、旦那さんは加害者になってしまいます。
それは旦那さんも辛いでしょうし、何よりもひまわりさんが辛いと思うんです。
罪悪感が強い方は、相手を責めない代わりに自分を責めます、罰します。
旦那さんを加害者にしたくないから自分を責めて罰して禁欲するみたいな行動に走ります。
そうやって自分に幸せを与えない、幸福感を与えない、喜びを感じさせないってことを私たちはよくやってしまうのです。
それも誰かを愛しているからこその行動なんだけど、それでは誰も幸せにはならないってのはわかりますか?
自分の中にある悲しみや苦しみや屈辱感や無価値感や罪悪感や不安だったこと嫌だったことetcそれを感じろと言われても躊躇するでしょう。
でもそんな感じたくなくて我慢して抑えてきたたくさんの感情とつながっていくと不思議と温かい気持ちになっていくんです。じんわりと温かさを取り戻していくんです。それは、気持ちを理解してもらえた安心感を自分の中で感じることができるようになるからです。
その温かさを感じられるようになれば自然と旦那さんも許せるようになりますし、もっと旦那さんに触れたい、愛したいと感じるようになりますし、本当の意味で旦那さんの愛が受け取れるようになりますよ^^
旦那さんの愛を受け取るための自分の器を整えていきましょう。
回答は以上になります。
この度はココロノマルシェにご相談くださりありがとうございました。
いつでもひまわりさんの幸せをお祈りし、応援しています^^
【妻になっても母になっても遅くない!夫婦仲のピンチをきっかけに大人の女の自信を取り戻す方法はこちらでモノにできますよ】
こちらの記事に関して質問やご感想などありましたら、下記のフォームをクリックしていただきいつもでお問い合わせください!!メッセージもどしどしお待ちしております!
心理カウンセラーの中辻はるかでした!
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