女の無価値感が男を遠ざける【ご相談に回答しました】

ご相談への回答

こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです!


本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。

ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^


◾️ご相談内容

ご相談内容はこちらです。

『大失恋。諦めれません。』

12月初めに遠距離で一年付き合った8歳年上の彼に振られました。
原因は喧嘩が多かった事、結婚に対しての圧が強すぎたかも知れません。

29から30歳になる時に結婚について焦っていた私、結婚自体は良いけれど子供も持つのが不安、結婚にはかなり慎重な彼。
また出会いがアプリだったのもあり、彼を信用したいけれど、過去に浮気された事などトラウマ、付き合って毎日電話してたのが、週1になる。
など不安と寂しさがあり、一方的にラインや電話も何回もしてしまう時もありました。気持ちをぶつけてしまう事も多かったです。喧嘩になり彼から別れる!て度々言われ、その度、距離を置く事を提案し、彼も冷静になりやっぱり一緒に居ると楽しいから別れない。との事で再構築を目指してきました。

安定すると喧嘩しても大丈夫。とか思い上がっていて、結婚もしたい割には私自身が地に足をついていなかった、独り善がりだったと猛省し、変わらなきゃと思ってきたけれど、変わりきれませんでした。寂しさや不安が多かったですが、一緒にいる時は凄く心が安らぎ、だけど楽しさもあり、幸せでした。

自分を変えてでも一緒にいたいと思いましたが、自分はどう変われば良かったのか、分かっているようで分からない感じがしてます。自分と向き合うほど、性格には二面性があり、友達から優しい人、純粋な人と言われますが、心の中は全然優しくないのです。むしろ人に対して厳しかったり、礼儀にはうるさい方だったりします。

外に向けている自分と内の自分が違い、恋人になる人には内側を見せすぎてしまい、上手くパートナーシップが気付けないのだと思います。彼と復縁するにしても、違う人と付き合うにしても、私には変わらなきゃいけない所がいっぱいありますが、心理学や自己啓発、過去のトラウマなどいっぱい本も読み、自分に自信がない事、トラウマなど、自分の人生そのものと向き合ってきたつもりで、やりたい事を見つけて、それでも上手く行きませんし、知識だけが増えて考えすぎて訳が分からなくなりました。長文な上、取り纏めのない文章で申し訳ないのですが、アドバイスを頂ければと思います。


(ご相談者:mさま)

mさん、こんにちは!

はるかが回答させていただきますね!


◾️回答

29歳から30歳になる時っていろんな意味で焦りを感じますよね。



「昔よりも晩婚化してるから」とか「女性もある程度キャリアを築いてから結婚している」とか、社会人としてもそうですし、女としての価値?みたいなものもそうですし、なんか焦りを感じさせる風潮はありますよね。

特に女性は子供を産む体としてのタイムリミットがありますので、結婚して子供を出産して育てていくとなるとどうしたって「なるべく35は超えたくない!」とか「女として売れ残りたくない!」と感じてしまうものだと思います。

まぁ結婚や出産って基本的には相手ありきなことなので、焦っても仕方ないんですけど(笑)

そういえば昔好きになった男で、「女は25歳以上からは高齢出産だ」とほざく奴がおりました。(ちなみにその当時、私は25歳くらいで、その男は30歳半ばくらいだったと思います)


まぁ今思えばいろんな意味で自分の感覚を疑うわけですけれど、自己肯定感なんぞ底無しだった当時の私はその男の言葉を鵜呑みにしてですね、だいぶ傷ついて動揺した記憶があります。(初心だったなぁーあの頃は)


そんな感じで、わかっちゃいるけど社会からの圧や親や親戚からの圧も一段と強くなっていくお年頃なので、焦りたくなくても周りが焦らせてきますもんね。(これぞ他人軸〜笑)



焦っても仕方ないのですが、mさんが誰とも結婚できないことは考えられませんのでまずはその点に関してはご安心くださいね。

mさんより少し先(年齢的に)を行くカウンセラーから本音を言わせていただきますと、今のうちに独身を謳歌していただきたいところです。いろんな男性とデートしたり、恋愛そのものを楽しんでいただきたいのです。

そして自分が女性であることを大いに楽しんで欲しいのです。


結婚に焦るよりも今しか体験できないことや時間を楽しむことに没頭していれば、自ずと理想の男性は寄ってきますし、復縁だって不可能ではありません。

できることはたくさんありますからね。


それをまずは頭に入れていただいたところで、今回のご相談への回答を進めさせていただきたいと思います。

*「変わる」とは?

今回頂いたご相談文の中で「変わる」とか「変わらなきゃ」という文言が多数見受けられたのですが、mさんのおっしゃる「変わる」ってのは具体的に何を指しているのでしょうか?

>変わらなきゃと思ってきたけれど、変わりきれませんでした。

>自分を変えてでも一緒にいたいと思いましたが

>自分はどう変われば良かったのか、分かっているようで分からない感じがしてます。

>私には変わらなきゃいけない所がいっぱいありますが、


なんだかmさんのおっしゃる「変わる」という意味合いが、自分にダメ出しをして否定したり、自分のダメなところや嫌っているところを隠したり抑え込んだりする方向として「変わる」とおっしゃっているように感じるのですがいかがでしょうか?



ちなみに性格に二面性があることは何も悪いことではなく、人っていろんな顔を持って生きています。


二面性ならばまだ少ない方で、いくつもの顔というか表情を持って生活しているのが普通かと思います。

だって、大事な仕事の取引先の相手に親に対しての言葉使いはしないでしょ?(その相手との関係性にもよりますけど)


職場の上司や同僚に恋人のような素振りは見せないし、しないでしょ?笑

何をどこまで腹を割って話すかは相手との心の距離感や関係性で変わってしまうのが普通かと思います。その点から見ても二面性どころか多面性が出てしまうのは仕方がないことではないでしょうか?



>自分と向き合うほど、性格には二面性があり、友達から優しい人、純粋な人と言われますが、心の中は全然優しくないのです。むしろ人に対して厳しかったり、礼儀にはうるさい方だったりします。


こういった点をどう捉えるかにもよりますけど、

外面が良い=世渡り上手

と捉えることもできますし、「心的距離が遠い人には優しくできるけど、近い人には優しくできなくなっちゃう(照)」という見方もできます。


なので、

>外に向けている自分と内の自分が違い、恋人になる人には内側を見せすぎてしまい、上手くパートナーシップが気付けないのだと思います。

恋人は会社の同僚よりも友人よりも心の距離が一段と近くなるのが普通なので、近くなればなるほど自分の内側を見せたくなってしまう、自分の内側が見えやすくなってしまうのは何も悪いことではありません。



というか、仮面を被ったままでは親密なパートナーシップは築けませんので、隠したくても勝手に化けの皮が剥がれて内側を見せてしまうことの方が当たり前です。


だって、基本的に自分の好きなものは近くに置いときたいじゃないですか。嫌いなものは遠くに置いときたいじゃないですか。

それに、男女のパートナーシップはお互いの腹を割って見せ合うどころか、最終的にはケツの穴を見せ合うくらいの距離感で向き合っていくことだとおっしゃる方もいるくらいです。

まぁ普通に考えれば恥ずかしいし、急には見せられないと言いますか、ケツの穴を見せ合うレベルまでの心の距離に到達するにはお互いに準備と覚悟が必要でして、そうじゃないと「ちゃんと昨日の晩にお風呂で洗ったよね?◯ンコついてないよね?ティッシュ挟まってないよね?さっきトイレ行った時にウォシュレットやっとけばよかった!!」なんて心配したり後悔したりするわけですけれど・・・

(ん?なんの話?)

なので、そういった日が急に訪れてもいいように日頃からメンテナンスをしておく必要があるんです。(というか、だいたいそういった瞬間は急に訪れます)(ラブストーリーは突然に)



突然訪れるラブストーリーや日頃のメンテナンスのためにカウンセリングを利用していただきたいところです。




なので、まず今のmさんに必要なことは、自分に優しくすることです。

*常に自分にダメ出ししてないかい?

>心の中は全然優しくないのです。むしろ人に対して厳しかったり、礼儀にはうるさい方だったりします。


常に自分に対してダメなところ探しをしていませんか?



こんな私はダメな女だ、これができてない、あれもできてない、自分にはこれができないからアレができるようにならなきゃ、

自分は何も取り柄のない女だから自分は変わらなきゃいけないところがいっぱいある、できるようにならなきゃいけないことがたくさんあるetc



その向上心はとても素晴らしいことなのですが、今の自分をマイナスとして捉えて嫌っている以上、いつまで経っても自分に自信はつきません。

例え何かができるようになり目的が達成されたり望む結果が出たとしても、素の自分を隠すための結果なので「いつか化けの皮が剥がれるのでは?」と感じて怯えて生活することになるでしょう。

「こんな私でも与えられるものがあるんだな」「誰かの力になれるんだな」「こんな私でも価値があるし魅力があるんだな」と思えて、そこで初めて自信が芽生えます。

こんな私でも誰かの役に立てるかもしれない。

こんな私でも誰かを愛することができるかもしれない。

>友達から優しい人、純粋な人と言われますが

これってmさんの魅力であり価値であり才能だと思うのですが、この点に関してご自身ではどう捉えていらっしゃるのでしょうか?

「ありがとう!」「嬉しい!」って感じられていますか?

この文面の後に、

>心の中は全然優しくないのです。むしろ人に対して厳しかったり、礼儀にはうるさい方だったりします。

と言った具合に自分を否定する言葉が並べられているということは、ご自身の価値や魅力を全く受け取っていないということでしょうけれど・・・



やっぱりそれだといつまで経ってもしんどいままでしょう。


こういった自己否定や自己嫌悪は癖になっていることが多いので、ご相談の文脈にも必ず現れます。


お付き合いしていた彼とは喧嘩が多かったとおっしゃっていますが、もしかするとその原因もmさんの自己否定癖にあったのではないかとカウンセラーは邪推するわけです。


自分の大好きな人(彼でもいい)が、「僕は全然いいところがないしダメ男で変わらなきゃいけないところがたくさんあるし、とにかく直さなきゃいけないところがたくさんある」と言っていたら「そんなこと言わないでよ」って思いません?

この人はとても素敵な人だ!と感じて好きになった相手が、自分自身のことを否定している姿を見ると何だか悲しい気持ちになってきませんか?

そして「あなたにはこんなに素敵なところがいっぱいあるし、こういうところもあーいうところも素晴らしいんだよ!」とたくさんの魅力と価値を伝えたくなりません?


でも彼が「いやいや、お前はそう言ってるけど他のみんなは違うって言うと思う」とか「どうせお世辞でしょ?」と疑われたり、「そこまで言うなら論より証拠見せてみろよ」なんて反論してきたとしたら、mさんとしても「なんだこいつ?!」と感じたり、人によっては怒りが湧いてきたりする方もいらっしゃるかもしません。




*自己否定癖の最大の罪

自己否定や自己嫌悪が癖になってしまっている方にお伝えしていることは、「自分を否定し続けるということは、あなたのことを大切に思ってくれている人からの愛情も全否定してしまっている」ということです。


自分を否定している状態ってのは自分のことだけを否定しているようで、実は周りにいる大切な人のことも否定している状態なんです。

mさんが自分自身のことを否定しダメ出しすればするほど、mさんの味方でいてくれる親や友人や会社の同僚や大好きなパートナーに対しても全否定してしまっているということになります。


「私のことを優しい人だとか純粋な人だとか言うなんて頭おかしいわよ。あなたって人を見る目がないわね」
といったように・・・。

ここまではっきり言ってないにしても、態度やちょっとした言動に出てしまうんです。

さて、mさんのことを「優しい人だ、純粋で素敵な人だ」と感じている人が、「私のことを優しい人だとか純粋な人だとか言うなんて頭おかしいわよ。あなたって人を見る目がないわね」とmさんから言われたらどう感じると思いますか?


最初の方は、「まぁまぁそんなこと言わずにさ、mさんはこういうところが素晴らしいんだよ」と繰り返し繰り返し言ってくれたり、優しくしてくれるかもしれません。

でもmさんが「私のことを優しい人だとか純粋な人だとか言うなんて頭おかしいわよ。あなたって人を見る目がないわね」という態度や言動を延々続けていたら、周りの人はどうなっていくと思います?



離れたくなると思いません?

「君がそこまで言うならそうなのかもしれないね」

と諦めの境地に陥っていく人もいるかもしれません。


誰だって自分が良いなと思ったものや素敵だなと感じた価値観を否定されたらいい気はしません。



仕事関係や友人関係はさておき、パートナーなどもっと近しい間柄ではこういったことをやっちまっているかもしれないと思っても良いかもしれません。

なので、mさんの今後の課題は変わらなきゃいけないところ探しではありません。

どんな自分にもオールオッケーをしていくことです。

どんな自分にも花丸をつけてあげてください。

*過去のトラウマに彼は関係ないよね?

>過去に浮気された事などトラウマ、


とおっしゃっていますが、8歳上の彼が浮気したわけじゃないですよね?

だとするなら、過去のトラウマは彼との関係にはなんら関係ないはずです。



私たちは歳を重ねていくにつれて沢山の出会いと別れを経験し、そこでいろんな心の傷やトラウマを抱えてしまうのは当たり前です。

ですが、今目の前にいてくれている相手、あなたを大切に思ってくれている相手は過去のトラウマとは関係ありませんし別人物です。


過去は過去の出来事として、ちゃんとカプセル化してあげましょう。



その経験をトラウマとして温存し続けるか、自分をいい女へと成長させてくれた経験として糧にするかはご自身で選ぶことができます。

自分の魅力や価値をこれでもかと受け取って、それらを誰かに与えることで自信変えていきましょう。

どんな自分をも許して許して受け取って、自分を苦しめる観念は手放していく。

*自分の魅力や価値や才能の見つけ方

自分が変わらなきゃと悪戦苦闘し、それでも変えられなかったことこそがmさんの才能出あり魅力であり価値なんですよ。

今は受け入れ難いかと思いますけれど(笑)

自己否定や自己嫌悪してきた部分、自分が嫌ってきた自分、直さなきゃと思ってきた部分に対して「これが私だ!」「これが私だったんだ」と自分自身で受け入れることができた時に、初めて過去のトラウマや心の傷が癒やされます。





大丈夫です。

変えなきゃいけないのはmさん自身ではなく、物事を見る視点です。

もっと多角的に物事を見る目を養うこと。



そのために自分と向き合い、自己肯定感をあげていくこと。



そうすれば、自然と自信はついてきますし、安易な情報に振り回されて混乱することも減っていきますし、自分自身と向き合う面白さを感じられるようになっていきます。





自分にダメ出しをするために自分と向き合っていくのではありません。

そこはお間違いのないように。



自己否定してしまう自分を否定するのではなく、自己否定や自己嫌悪癖を笑いに持っていけると最高ですね。


ちなみに私も自己否定や自己嫌悪が凄まじいのですが、もう性癖だと思って受け入れてますしそう周りにも公言しています(笑)




自分にダメ出しすることに心理学や自己啓発を使うのではなく、自分自身の面白さに気づいていくための手段や学びとして心の世界を大いに楽しんでいただければと思います。


自己否定してるなと気づいた時は「また性癖出ちゃった!てへぺろ!」と言っちゃえばいいんです。そうすれば自己否定していること自体が可愛らしさに変わり、mさんの愛されポイントになっていきます。



自己否定や自己嫌悪してしまう自分をどうやって愛していこううか?周りにはどう愛させてあげようか?

どう可愛がってあげようか?

こういった視点は、彼に「愛させてあげる女」としてのマインドに繋がっていきますよ♪




こういった愛されマインドを手に入れたいと思われた方は、中辻のカウンセリングでも提供していますのでぜひこの機会にご利用くださいね。


【復縁も夢じゃない!愛されマインドを手に入れるカウンセリングメニュー】





回答は以上になります。

この度はご相談をいただきありがとうございました。

いつでもmさんの幸せを応援しています^^

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