辛くて相談したいのにカウンセリングの料金が高すぎて続けられません【ご相談に回答しました】

ココロノマルシェ

中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー

中辻はるかです

本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。

ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^



***

本日のご相談は、みんな大好き『お金』に纏わるご相談です。

お金はそもそもエネルギーなので、その人の価値観や考え方がそのままお金に投影されます。

その人がお金をどのように扱っているか?お金にどんな価値観を持っているか?が、その人の生き方や在り方として現れちゃうんです。(あらやだ///)

私たちはお金を理由にして「◯◯できない」と制限してしまうことがありますが、本当の悩みや問題はお金ではないというカラクリが潜んでいるのです。

◆ご相談

ご相談内容はこちらです。

『カウンセリングが高すぎて続かない』

前から思うのですがカウンセリングの料金ってすごく高いですよね。
安くても5000円くらいからで、根本さんやお弟子さんとかは1万以上がほとんど。
正直アイドルのライブより高いなって感じます。


何回か受けたことありますが、数回ではそんなに変化がないことも分かりましたし
中には『本気で変わりたければ継続でセッションを受けたほうがいいよ』と言われ、『考えます』と言ったら『本気でやらないといつまでも今のままだよ?』とまるで脅しのようなことを言われたこともありました。
その方の継続セッションは30万くらいなのでかなり高額なものだと思うし、すぐにOKできる金額ではないと思うのですが・・。


『本気で変わりたいなら継続でやったほうがいいよ』というのが優しさもあるかもしれませんが、ぶっちゃけ自分のビジネスに誘導したいだけなんじゃないの?と疑いを感じることもあり、萎えてしまうこともあります。
ハイソな人たちがターゲットで私みたいな収入低めの凡人は諦めるしかないのかなと思ってしまいます。


一度のカウンセリングも意を決してお金を払っています。
だから正直つらくて相談したくても、カウンセリングに申し込めないときもあります。
カウンセリングを受けたり、長期講座に申し込める人は、ある程度お金に余裕がある人たちなんだなと痛感しています。


こんな嫌味のような内容でごめんなさい。
どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
出口の見えないつらさで、時々消えたくなります。


(ご相談者様:のっちさん)

のっちさんこんにちは!

はるかが回答させていただきますね^^

◆回答

まっすぐで正直な思いをご相談してくださってありがとうございます。

カウンセリングを受けたくても、高すぎて続かない。


なのに、本気で変わりたいなら継続の方が良いと言われてしまったとするなら、

それはそれはとても悔しい思いをされれきたのではないでしょうか?

だから、ここにご相談してくださったんですよね。




確かに根本さんのカウンセリング料高いですよねー。

お弟子さん制度(カウンセリング養成講座)なんて50万円近くしますからね。


私から根本さんに「おめぇのカウンセリング代高ぇぞ!」ってクレーム入れときますね!!

と言われたら、のっちさんはどう思いますか?笑




「おう!よろしく言っといてくれ!」と思いますか?




それとも「いや、そんなこと言ったらもう二度と根本さんやお弟子さんのカウンセリングを受けることができなくなってしまう!」と思いますか?





のっちさんが何をきっかけに心理学と出会い、カウンセリングを受けたいと思われたのかここには記されていませんが、おそらく今回のご相談文の中だけでもご自身の問題や悩みが出てきた時の考え方の癖やパターンが現れていると思っています。



今回はお金に関してのご相談ですが、それ以外にものっちさんに悩みや問題が起こった時に「このパターンが出てる可能性が高いよ!」というところも踏まえて回答していきたいと思います。




今回のご相談文から察するに、のっちさんは色々と変化を求められているようですね。

自分を変えたいと思ってチャレンジされていること、とても素晴らしいです(^^)


それで根本さんやそのお弟子さんのカウンセリングや心理学に出逢われたとのこと。

いやー、引きが強いですねぇ〜(ニヤニヤ)。


率直に申し上げますと、私はカウンセリングじゃなくても、人は自分のなりたい姿に変化できると思っています。




のっちさんがどんなビジョンを掲げていらっしゃるのかわかりませんが、何かしらの欲望や願望や目標があって、それを叶えていきたいけどうまくいかない現実があって、だから心理学と出会いカウンセリングを受けたいと思われたんですよね?



自分のビジョンやなりたい姿を叶える方法っていくつもあります。

それこそ人の数ほど存在するんじゃないでしょうか。



それでもカウンセリングが良い!とのことでしたら、根本さんやそのお弟子さん以外でも心理カウンセリングを提供している人はたくさんいますし、1万円以下で定期的に提供されている方もいらっしゃいます。

調べればたくさん出てきますので、参考になさってみても良いかもしれません。



が、しかし、のっちさんの本音はそこではなく、もっと別の所にあるのではなかろうか?と私は推測しています。



なぜならば、本当にカウンセリングが良いと思っているなら、根本さんやお弟子さん以外のカウンセラーで1万円以下で提供しているような機関を調べて、そこのカウンセリングを継続的に受けていくか、または収入を増やす方法を考えるか、何かしら打開策や方法を試行錯誤し実行に移すはずだからです。


なので、今回のご相談は「カウンセリングが高すぎる、更に継続コースを勧められてゲンナリする」という内容ですが、本音は別にあると思っています。



>正直アイドルのライブより高いなって感じます。

>その方の継続セッションは30万くらいなのでかなり高額なものだと思うし、すぐにOKできる金額ではないと思うのですが・・。


この辺は正直、人によって感覚が違います。



そもそもお金ってエネルギーなので、そのもの自体に価値はありません。


なので、その人のお金のイメージや価値観がそのまま投影されやすくなります。


1万円の価値も、1円の価値も人それぞれ違います。



のっちさんのように「ここのカウンセリングってアイドルのライブより高いじゃん!どういうことだよ!」と感じる人もいれば、「根本さんやお弟子さんのカウンセリングやっすい!!お得すぎる!!!」と感じる人も正直なかにはいらっしゃいます。


どちらが正しいとか間違っているとかではなく、その人が何に価値を置いているか?ということです。




「お金はオレの命だ!」とおっしゃる人もいれば、「お金はただの紙切れだから、いろんな経験に使っていきたい」という人もいます。


のっちさんにとってお金ってなんでしょうか?


いまいちど諭吉さんをよく眺めてみながら、出てくる思いを観察してみると良いかもしれません。




ちなみに、国が「この紙は1万円です」と見えるものとして価値をつけているだけで、「明日からこの紙幣は1円になります」となれば、1円になってしまうことだって可能なんです。


余談ですが、硬貨である1円玉は1円では作ることができません。


1円だけど、1円以上の技術とエネルギーがかけられているんです。



それに紙幣は燃やせば灰になります。



灰になってしまえば、「これはもともとお金だったんです!なので差し上げます!受け取ってください!」と言われても誰も欲しがる人はいないでしょう。



むしろ「え?それ本当にお金なの?」と疑う人も出てくるかもしれません。


同じお金なのに灰になってしまえば価値がなくなる。


これって不思議だと思いませんか?



灰になってしまえば価値がない



と感じてしまう理由には「お金」ではなく「紙であること」に価値を置いているということになりますよね。


目に見えるから価値がある、見えないものだから価値がない


しかし、本当にそうなのでしょうか?


そう考えると、ビットコインはどうなるんだ?って話になりますよね(笑)





実は「変化」というものも目に見えるものではなく、心が感じるものです。

>何回か受けたことありますが、数回ではそんなに変化がないことも分かりましたし


とありますが、一回のカウンセリングを受けて変わったって人もいれば、何回もカウンセリングを受け続けて何十万も払っても「そんなに変化がない」とおっしゃる方もいます。


この違いってなんだと思いますか?

カウンセラーの実力でしょうか?



確かにそれも一理あるかもしれません。

しかし、そうじゃない面もあります。

じゃあ、そうじゃない面ってなんなのよ?というと、


これは私の持論ですが、「覚悟の違い」です。



お金を支払う覚悟もそうですが、それよりももっと先にある〝私はこうなりたいんだ!こうなるんだ!という目標をどれだけ意図してカウンセリングを受けたか?〟という点です。



出たよー覚悟とかうぜー



って思いましたか?笑

覚悟ができないからカウンセリング受けてるのにー

って思いましたか?笑




まぁ最初は覚悟なんかできなくてもいいんですよ。

自分の感情と向き合い続けることで段々とできるようになっていきますから。



それよりも気をつけていただきたいのは「誰かに私のことを変えてもらう」「誰かに幸せにしてもらう」という意識でカウンセリングを受け続けても、どんなに敏腕カウンセラーが相手だとしても自らが変化を感じることは難しいでしょう。



それに「誰かに私のことを変えてもらいたい」という状態でカウンセリングを受けても、むしろ「私の気持ちは誰にも理解してもらえない」とか「こんなに大金払ったのに騙された」「この人は自分のビジネスに誘導したいだけだったんだな」と不満が出てきて、余計につらくなってしまうかもしれません。


なぜかというと「誰かに私を変えてもらいたい」という状態は、自分の人生に対して受け身の状態だからです。



それに自分が変化したのか変化してないのかを認識する材料は、望む結果が出た、または手に入ることによって〝変わった〟と気付かされるものではないからです。


もっとわかりやすく例えるなら、

理想のヘラクレスオオカブトくんが現れた→いい女になった

ということではなく、


自分で自分のことをいい女だと感じられるようになった→結果的に理想のヘラクレスオオカブトくんが現れた


という流れだからです。



現実が変わるのは、心の感度が上がったことによる結果論にすぎません。

(ここでいう「現実が変わる」とは、何かしら現実世界で望むものが手に入るという意味)



現実が変わることで気付かされるものもありますが、心の感度が鈍ければ現実が変化したことにも気づくことができません。

変化というのは、現実に起こっていることが望み通りに変わったから変化したと感じれるのではありません。


心の感度が上がるから、現実が変化したように感じられるんです。



みなさんも一度は聞いたことがあるかもしれません。


「心が先、現実は後」


カウンセリングは、この「心の感度」を取り戻していく場だと思っています。



私はカウンセラーとしてカウンセリングを提供していますし、自分のメンテナンスとしてカウンセリングを受けにいくこともあります。

それはカウンセリングが好きで、心の世界は面白いと感じるからです。


カウンセリングが高いなと感じたことがないと言えば嘘になりますが、それでも自分を変えたくて続けたくて面白いと感じる世界でした。


できる範囲でなんとかついて行こうと思い、そのために仕事を掛け持ちしたりしました。

その働いた分で心理学の学びや自分のカウンセリング代に充てていました。

それに、お弟子さん制度(カウンセラー養成講座)には借金をして申し込みました(爆)

のっちさんに借金しろと言っているわけではありません。


人って本当に変わりたい!これがいい!と思ったら何とか策を考えて実行するんです。



>ハイソな人たちがターゲットで私みたいな収入低めの凡人は諦めるしかないのかなと思ってしまいます。

>カウンセリングを受けたり、長期講座に申し込める人は、ある程度お金に余裕がある人たちなんだなと痛感しています。


とおっしゃっていますが、

そう思うことで、のっちさんは何を守っているのでしょうか?

何を得しているのでしょうか?

そう思うことで、何を拒否しているのでしょうか?

何を受け入れたくなくて、何を選択しているのでしょうか?


この辺を質問してみたいなと思いました。


そして、おそらくのっちさんが本当に仰りたいことはカウンセリングが高いことではなくて、


どうせ私は変わることはできないんでしょ

どうせ私は凡人だから諦めるしかないんでしょ

どうせ私は何やっても無理なんでしょ



私たちカウンセラーに1番ぶつけたい思いはコレですよね?

そして、カウンセラーよりも更にぶつけたい相手って『自分に』ですよね。



どうせ私には無理なんだわ、だって収入が低いから。



「どうせ私には無理」というどうしようもない虚無感を「私は収入が低いから」という理由を使って慰みにしていませんか?



そんな思いを自分で自分に放っているなんてとても辛いことです。

◆まとめ

「どうせ私には無理よね」と思ってしまうくらい、今まで頑張ってこられたのだろうと思います。

ご自身では気づいていらっしゃらないかと思いますが…


しかし、いつでもどんな時も自分に制限をかけているのは紛れもなく自分です。

本当は収入だって自分で制限をかけているんです。



「いやいや会社が決めてるだけですよ」って思いますか?


でもそのお給料だと知った上でご自身で選んで入社した会社ですよね?

面接を受けて採用されたから入社したのかもしれませんが、入社することを決めたのも自分。

収入が割に合わないなと感じていても納得して働き続けているのも自分。



今の時代、働き方や収入の得方はたくさんあります。

私たちはもっと自由なんですから^^


自分の人生に受け身の状態では、どんどん辛く苦しくなっていってしまいます。

特にお金や収入面では、「雇われる」という意識で仕事をしていると受け身になりやすいものです。


のっちさんがどのようなご相談内容でカウンセリングを受けてきたのかわかりませんが、その問題と捉えていることに対しても〝受け身でいること〟が原因になってやいませんか?

これも一つのパターンなので、お金やカウンセリングを受けること以外でも何か受け身になっているものはないか?について、少し考えを巡らせてみてもよいかもしれません。

そして、なぜそんなにも自分の人生に遠慮してしまっているのか?受け身になってしまっているのか?



「どうせ私は何もできない」「何も変えられないんだ」という人生をこれからも生き続けるのか?

いやいや、今が人生どん底なら上がるしかないじゃん!と思って行動に移すか


それはのっちさんの自由です。



諦めずに、もっともっと貪欲に遠慮なく自分の人生を築き上げていかないともったいないですよ。



大丈夫です。

方法はいくらでもありますから。

できることからコツコツやっていきましょう!なるようになります。



回答は以上になります。

この回答に関して何かご質問やご感想などございましたら、遠慮なくお問い合わせフォームよりメッセージくださいね^^



この度はココロノマルシェにご相談いただきありがとうございました。

いつでものっちさんのことを応援しています♪

中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー

中辻はるかでした!


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