問題のある異性とお付き合いをしてしまう【ココロノマルシェ・お悩み相談】

ココロノマルシェ
2022.11

こんにちは!

女性の真の自立とパートナーシップを同時に手に入れるためのカウンセラー

中辻はるかです

 

音信不通や我慢ばかりの恋愛、辛く苦しい恋愛に悩む女性たちへ。

自らが波瀾万丈な恋愛遍歴を乗り越えてきたからこそ、親や世間体が人生の全てではないということ。

私たちが思っている以上に、世界はもっと壮大で広いということ。

 

だからこそ、「女性はもっと輝いていい」ということをお伝えしています^^

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本日は「ココロノマルシェ」にいただいたご相談にお答えしていきます。

ココロノマルシェとは…

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度卒業生」のカウンセラーが、みなさんから寄せられたお悩みを受け付けているオンラインの無料掲示板です。

 

たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね。

 

***

 

罪悪感(「私は罰せられるべきだ」という感情)があると、自分を幸せにしない現象や環境・人間関係を引き寄せ、そこに居続けてしまうということが多々あります。

 

しかし罪悪感という感情そのものは、自分が愛している物や人に対してしか抱かない感情と言われています。

「誰かを幸せにできなかった」という過去を許し愛でつながること。

 

そのプロセスは、自らが持って生まれた才能や価値、魅力に気づかせてくれるものになるでしょう。

 

 

◆ご相談内容

 

相談内容はこちらです。

 

問題のある異性とお付き合いをしてしまう

はじめまして。今後、根本先生のお弟子さん制度を利用してカウンセリングを受けたいと考えています。
一番の問題は「問題のある異性とお付き合いをしてしまう」という悩みを解決したいと思ったからです。そのためには自身の家庭の問題に向き合うことが先決だと思いました。

 

父は団塊世代ど真ん中で男尊女卑の典型な人で、家にはほとんどいないくらい仕事一筋でした。
私が社会人になり、適応障害で倒れた時には心配してくれるどころか「そんなことでキャリアを捨てるのか、甘えるのもいい加減にしろ」と怒られたり、元夫からのモラハラとDVに耐えられなくて、実家にしばらく帰りたいと泣きながら伝えた時も「30代の泣き言なんか気持ち悪い、二度と電話かけてくるな。もういい大人なんだから自分で解決しろ」と言われたり、この2つはかなりショックな出来事でした。

 

兄には思春期の頃から、お前は勉強もできない、ブス、太り過ぎ、絵も下手くそ、部屋が汚い、何をやってもケチをつけられてたので、本当に自分が嫌いになっていきました。十代の時に初めての彼氏ができた時には「お前は自分を好きっていうやつなら誰でもいいんだろ」と言われたこともものすごく傷ついた出来事でした。

 

弟はあまり関わりがないですが、末っ子ということで誰からも愛されているのがとても羨ましいと昔から思っていました。

 

母とは幼少期から一番仲が良く親友のような間柄でしたが、20歳の時にガンで他界し、喪失感と寂しさはたまに蘇ることがあります。

 

7年前には仕事がきっかけでとても優しい男性と出会い結婚もしたのですが、2年前に離婚をしました。原因はモラハラと暴力でした。結婚前と後で人が変わったように私を罵るようになり、お前は誰からも愛されてない、自分の親からもうちの親からも嫌われてる、仕事では金稼ぐことしか考えていない、目つきが悪いその目で見るな、自分勝手に寝るな、子供を授かったのにおろせと言われたり、とにかく地獄のような結婚生活でした。

 

離婚後には新たな出会いがあり、この人となら楽しく過ごしていけると思いお付き合いを始めたものの、彼の言いなりになることが多くなり私自身のストレスが爆発してしまい、先日話し合いお別れをしました。

 

以前根本先生のセミナーに参加し、前に進めるきっかけをいただくことができました。それ以来、自分の声をよく聞くようにして、出来る限り自分の心と体の要求を聞くように過ごしてだいぶ生きやすくなったような気持ちですが、失恋の寂しさもあり、以前の自己否定し続けていた自分が首をもたげてくることがあります。

 

どうしても自分を低く見積もってしまう癖を治したいと思い、カウンセリングを継続していきたいと思いました。
よろしくお願いいたします。

 

相談者:Sさん

 

 

2022.11
中辻はるか

Sさんこんにちは!

この度はココロノマルシェにご相談いただきありがとうございます。

Sさんと同じく男尊女卑が根強い家庭環境で育ってきて、問題のある男性とばかりお付き合いをしていた中辻はるかが回答させていただきますね!

 

◆回答

 

Sさんの相談文をみて「あーこれはあるあるだなぁ」なんて思いながら読ませていただきました。

 

 

私の父も男尊女卑の考え方(地域柄)でしたので、お気持ち大変よくわかります。

男尊女卑の環境で育つと、なんとなく「女性である私は損だな」という場面に出くわすことが多かったのではないでしょうか?

 

 

それが当たり前だったとはいえ、女性である自分を否定せざるを得ないとても辛い環境だったと思います。

ましてやお兄さんや弟さんがいらっしゃる環境で育ったのなら、「女性であることは損だ」という感覚は尚更感じていたことでしょう。

 

 

それに付随して、お母様のことをどこかで「可哀想な人」と感じていませんでしたか?

 

 

ご両親同士の関係については書かれていませんのでしたので私の勝手な推測になりますが、男尊女卑の環境で育つとどうしたって母親が我慢しなければいけない場面に出くわすことが少なくありません。

(ちなみに私は、長らく母親のことを「可哀想な人」と思って生きてきました笑)

 

 

Sさんのお母様はどんな方だったのでしょうか?

ご両親同士の関係はどうだったでしょうか?仲が良かったか、悪かったかなど、

 

この辺を聞いてみたいなと思いました。

 

 

ちなみに男尊女卑の家庭環境で育っていても母親自身が女性であることを面白がり、楽しんで生活している姿がSさんの脳裏に焼き付いているならば、そこまで異性との恋愛関係に影響はなかったと思います。

 

 

しかしSさんの文章を読んでいると、何かと男女関係や兄弟関係において我慢をしている姿が窺えます。

 

 

Sさんの中で何かと我慢することがデフォルトになっていることはお気づきでしょうか?

 

 

その中で唯一の味方であったであろうお母様が亡くなられた喪失感と寂しさは、相当なものだったことが伺えます。

よくここまで一人で頑張ってこられましたね。

 

 

そうした上で、Sさんがご自身の悩みや問題からご家族と向き合っていこうと腹を括ったことは本当に素晴らしいことだと思います^^

本当にすごい。

 

Sさんのように幼少期からの家庭環境がハードモードであれば、恋愛での男女関係に家族間のパターンが出る方もいますし、上司や同僚などの人間関係で悩みが出る方もいます。

 

 

基本的には心理的に近い人間関係で起こることですし、普通の現象なので「何かわたしがおかしいのでは?」「わたしがダメな人間だからこういうことが起こるんだ」なんて思わないでくださいね。

 

 

1.父親は男性の象徴、母親は女性の象徴となりやすい理由

 

さて、世の中にはたくさんの優しい男性がいるにも関わらず、Sさんは何かしらの理由で自分を攻撃してくるようなモラハラ系の男性を性の対象と見なす「男性」と感じてしまう観念があるようですね。

 

極端にいうと、

モラハラしてこない男性は男性じゃない

または異性として見れない

という観念があるのかもしれません。

 

 

これはSさんが文中でもおっしゃっているように両親や兄弟との関係から来ていると考えて良いかと思います。

 

>私が社会人になり、適応障害で倒れた時には心配してくれるどころか
「そんなことでキャリアを捨てるのか、甘えるのもいい加減にしろ」と怒られたり、
元夫からのモラハラとDVに耐えられなくて、実家にしばらく帰りたいと泣きながら伝えた時も
30代の泣き言なんか気持ち悪い、二度と電話かけてくるな。もういい大人なんだから自分で解決しろ」
と言われたり、この2つはかなりショックな出来事でした。

 

>兄には思春期の頃から、お前は勉強もできない、ブス、太り過ぎ、絵も下手くそ、部屋が汚い、何をやってもケチをつけられてたので、本当に自分が嫌いになっていきました。

 

なぜ家族との関係が男女関係に影響を受けるのかというと、一番心理的に近い家族の中で男性の象徴が①父親。その次に②兄や弟で、その次に③親戚やその他男友達など。そして女性の象徴が①母親。その次に②姉や妹、そして③親戚や女友達となるからです。

 

 

親戚(祖父母や叔父叔母)が②番だったりすることはありますが、大体①の部分は大きな差はなく両親が入ることが多いです。

それくらい私たちは両親からたくさんの影響を受けて成長していきます。

 

 

そして自分が女性であれば父親との関係が、自分が男性であれば母親との関係が、つまり異性の親との関係が恋愛でのパートナーシップのベースとなっていきます。

 

 

Sさんのような家庭環境で育つと、心の中で「男性という生き物は私を傷つける人」という認識が芽生えやすくなります。

 

 

それは何らおかしなことではなく「だってそれ以外の男性なんて知らないもん!」といった感じなので、誰も悪くありませんし、そう感じてしまうのは当たり前です。

 

 

長年の考え方や癖って本当に厄介ですよね(笑)

 

 

2.傷つけられた経験や嫌な思いをした経験があるのに、なぜそういった男性を選んでしまうのか?

 

お父さんみたいな人は嫌だ!優しい男性がいい!デロデロに甘えさせてくれて、そのままの自分を肯定してくれる男性が良い!と思っているのに、なぜ自分を否定してくる問題ばかり持った男性を好きになってしまうのか?

 

 

その理由としては“勝手知ったる我が家”と同じで、そういった男性の方が扱いに慣れているので安心してしまうというのが大きなポイントかと思います。

 

 

めちゃくちゃ優しくて自分のことをひたすら肯定してくれて自由にさせてくれて、私が我慢しなくて済むような得体の知れない男性なんて怖すぎて近づけないでしょ?笑

 

 

そもそもそういった男性は恋愛としての異性として見れないのでは?

(私の場合は、優しい男性や自分をそのまま肯定してくれる男性は異性として認識できなかったです笑)

 

なので、Sさんの場合は「モラハラしてくる男性や攻撃してくる男性ばかりが、男性というわけではない」という思い込みを緩和していきましょう!ということが課題となっていきます。

 

 

3.罪悪感でコントロールされないようになるには?

 

まず、Sさんのカウンセリングをしていくなら「Sさんが背負った重たい罪悪感を癒していきましょう」ということがテーマになるかと思います。

 

カウンセリングを通して、自分の中にある「愛」に目を向けていきます。

ここは長年の癖で罪悪感という感情に引っ張られやすいので踏ん張りどころでもあります。

 

なので、カウンセリングを利用したりしながら自分を幸せにしない感情や思い込み(観念)を許して手放し、意識的に矛先を変えていく必要があります。

 

 

罪悪感は「自分を幸せにしないための感情」と言われておりまして非常に厄介な感情でもありますし、日本人は過去に戦争に負けた経験があるので罪悪感を持っている人が多いとも言われています。

 

 

よって、先祖代々の罪悪感を引き継いでいると可能性もあります。

 

 

>母とは幼少期から一番仲が良く親友のような間柄でしたが、20歳の時にガンで他界し、、、

 

ご相談の中にもあるようにSさんのお母様は癌で亡くなられているとのこと。

ガンは罪悪感の病気とも言われています。

 

 

しかし「愛と罪悪感の量は比例する」とも言われておりまして、Sさんは罪悪感が強い=愛が強い人なのだと見ることができます。

 

 

なぜ罪悪感は愛の量と比例すると言われているのか?

 

 

罪悪感という感情は、愛情がある物や人に対してしか芽生えない感情だからです。

 

 

これだけ男性に翻弄され、家族と向き合おうとされているということはそれだけ家族が大好きで大切な存在だったという証拠です。

 

そして、男性を癒す才能があるから男性との関係に悩みを抱える。

 

 

  • いつも仕事で忙しいお父さんを喜ばせたい、助けたい、力になりたいと思っていたけどできなかった。
  • いつも父の機嫌をとるように我慢ばかりしていた母を助けたかった、味方でいたかった。
  • 長男としてのプレッシャーや男であるという責任、長男だから何でもできないといけない、頑張らないといけない。そんなストレスを抱えた兄の力になりたかった。

 

 

私が家族を幸せにしたかったけど、適応障害にもなるし離婚もしたし、何をやってもダメで誰も幸せにできなかった。

 

こんな私なんて愛されるわけない、愛されてはダメだ!

 

 

どこかでそんな思いを抱えていませんか?

 

 

ちなみにですが、

Sさんは、なぜ大人になった今でも家族に翻弄されているのでしょうか?

 

なぜ父や兄が言っていた言葉を今も忠実に信じて守ろうとしているのでしょうか?

 

全世界の人々がSさんを否定しダメ出ししたのでしょうか?

 

なぜ可哀想なお母さんの真似をしているのでしょうか?

 

 

 

それくらい父や兄を助けたかったし家族の役に立ちたかったからですよね。

 

それがSさんの愛する才能なんです。

 

 

4.自分を罰することで「愛されない私」を証明する必要はない

 

どうしても自分を低く見積もってしまう自己否定癖もあるとのことですが、父や兄、または母から受け継いだ罪悪感もあるかと思います。

(歴史は繰り返されるというやつです)

 

もう男性の言いなりになって我慢して関係を続ける必要はありません。

 

わたしの幸せとは?わたしが望むパートナーシップとは?を探し、Sさんはそれを手に入れるためのステージに立ちました。

 

パートナーシップの基本として、我慢する関係からは何も生まれません。

我慢しないといけない関係はいづれ破滅を迎えます。

 

その理由は、どちらかが疲れてしまい関係を続けられなくなってしまうからです。

 

 

Sさんは自分を低く見積もることで何を隠しているのでしょうか?

 

「自分は愛される存在に値しない」ということを証明するためでしょうか?

癖というくらいなので、何か得しているものやコトがあるんだと思います。

 

 

「私が自分を低く見積もることで得していることってなんだろう?」

そんなことあるわけねぇだろ!と思われるかもしれませんが、癖になるくらいですから何かしらの成功体験になっているものがあるはずなんです。この辺を少し考えてみても良いかもしれません。

 

 

どうしても自分を低く見積もってしまう癖については、ここはもう「性癖なんだろうな~」という視点でまずは受け入れていただき、得していることってなんだろう?という視点で考えてみてください。

 

 

急に癖が治るとは限らないので是非カウンセリングを継続していただき、自己肯定感を上げて自分の価値や魅力・才能を見つけることにワクワクしていただきたいと思います^^

 

5.常に自分の本音を意識すること

 

Sさんのような方は日頃から何かを我慢する癖があるかと思いますので、「本当に私が言いたいことは何か?いま我慢していることって何だろう?無理してやっていることってないかな?」と常に自分の気持ちに目を向ける意識をしておいてください。

 

 

意識するだけで構いません。

 

 

おそらくSさんのようなタイプの方は柔軟性が非常に高く我慢して耐えることがデフォルトになっていると思うので、後から沸々と苛立ちを感じることが多いかもしれません。

 

 

怒りを感じた時にしか自分の本音を感じ取れない&伝えられない&表現できないという状態でいるのではなく、普段から自分の気持ちに注目しておくこと。

 

 

そこに意識を向けておくことが自分の本音と向き合うことにもつながりますし、パートナーシップにおいても「実はあの時こう感じていたんだ」と爆発することなく冷静な状態で相手に伝えることができます。

 

 

これもパートナーシップのコミュニケーションの基本になりますので、ぜひ試していただければと思います。

 

 

6.罪悪感と共生していくことを目指す

 

家族間で嫌な思いで育ってきた思いやトラウマ級の経験があると、どうしても自分の本当の気持ちを我慢する癖から、自分の幸せがわからない状態になってしまいやすくなります。

 

しかし罪悪感や無価値観は人生における壮大なテーマとなりうるので、そこから自分の魅力や才能や価値、そして自分がなぜこの家族を選んで生まれてきたのか?を知るためのいい機会になるかと思います。

 

 

罪悪感ではなく愛で自分とつながること。

愛で人と繋がること。

そして自らに喜びを与えること。

 

 

それができるようになれば、自分の中にも両親の中にも兄弟たちの中にも愛があるということが頭ではなく心で体感できるようになり、そんな家族に生まれ育った自分に誇りをも感じられるようになるでしょう。

 

 

7.自分を許すアファメーション

 

この言葉をぶつぶつと唱えるだけでも少しは効果があるかと思いますのでぜひ試してみてください。

私は私を許します。

私は十分自分を罰しました。

私の罪はすべて許され償われました。

私は自分自身を自由にします。

今この扉を開け放ち、自分自身を解放します。

私はもう無罪です。

私は光です。

 

毎日寝る前やシャワーを浴びながらでも構いません。

 

 

孤独の中ひとりで頑張り続けることは手放して、誰かを信頼し頼る生き方をしていきましょう。

そして、そんなハードな家庭環境の中でも自分に注がれた「愛」と繋がっていきましょう。

 

 

 

私のカウンセリングでもお力になりますよ^^

その後の変化や新たなご相談・ご質問などございましたら、いつでもご連絡ください。

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いつでもSさんのことを応援しています!

長くなりましたが、この回答が少しでもお力になれたら幸いです。

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ご相談いただきありがとうございました。

 

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