こんな私だったからこそ乗り越えられたこと、こんな私じゃなかったら成し遂げられなかったこと【ご相談に回答しました】

ご相談への回答

こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです!


本日はオンラインカウンセリング「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談への回答になります。

ココロノマルシェとは…
根本裕幸カウンセラー/ココロノオフィス主催のカウンセラー養成講座「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が、みなさんから寄せられたご相談を受け付けているオンラインの無料掲示板です。
たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね^^


ご相談内容

ご相談内容はこちらです。

『自分がしたことをなかなか許せない』


自分が過去にした万引き、浮気、友達のものを盗んだ事実が、どうしても許せません。心理学では、その時の自分を守る方法はそうするしかなかった。と見聞きしますが…。それでも、そういうことはやっちゃダメでしょ〜と、心の声が聞こえてきます。

私は、3人姉妹の長女。4歳下の双子の妹たち。両親の5人家族です。
貧乏家庭、父は借金返済に追われ、母は宗教に没頭し、サラ金に借金。家のことはほぼしてない記憶。家族団欒は私の憧れ。
現在23歳に結婚。3人の子供います。

万引きは、子供の時にお菓子を数回。新婚時に食料品数回。
浮気は、高校卒業前に、親友の彼氏と。夫と交際中で22歳の遠距離の時期に2回同じ人と。
盗みは、小学生の時に学校で友達のものを。

これまで誰にも言ってません。軽蔑されるのも怖いですし。許せるようになりたいです。アドバイス、よろしくお願いします。


(ご相談者様:Cさん)

中辻はるか
中辻はるか

Cさん、こんにちは!
はるかが回答させていただきますね!

回答

幼少期の家庭環境や育ってきた場所がある意味で荒れた戦争状態だったとするならば、家族団欒というのは本当に喉から手が出るほど欲しかった世界観でしょうし、「手に入らないんだ」と何度も諦めてきた分だけ強い憧れになりますよね。

それだけCさんは寂しさを抱えながら生きてこられたのだろうと思います。



友人の家にはあるのに、自分の家にはない。

なんで自分の家族はいつもこうなんだろう?

友人のあの子の両親はすごく仲が良くていつも家族みんなでお出かけしているのに、うちの両親は仲は悪いし珍しく会話が始まったかと思えば喧嘩になるし家の中の雰囲気もいつも暗いし、どうして私はこんな家に生まれてしまったんだろう?

なんでウチはみんなと違うんだろう?


どうしたらあんな家族になれるんだろう?



家族なのにお父さんもお母さんも自分のことで精一杯で、妹たちはまだ小さいし、誰も私のことを見ていないし見向きもしていないし、気にかけてももらえない。



私だって、私だって妹たちのように甘えたい、お父さんとお母さんにもっと気にかけてもらいたい、安心したい。



でもそんな余裕や安心感はこの家にはない。

うちは他の家とは違うんだ。





そうやって「我慢しなきゃいけないんだ」「そんな甘えは望んではダメなんだ」と自分自身に何度も言い聞かせてきたことでしょう。


そうでもしないと生き長らえなかったCさんがいるわけです。



子供時代の万引きは、そんな寂しさでいっぱいだったCさんが「親から注目を浴びるためにはどうしたら良いか?」の策を練った結果のイタズラみたいなものだったんじゃないかと・・・。

皆さんの学生時代にもクラスに一人くらいはいませんでしたか?



いつも何か問題行動を起こして先生の注目を浴びるような子。



いい子や優等生になって大人の注目を浴びようとする人もいれば、逆の行動(タブーと言われること)をすることで、周りの大人から注目を浴びようとする人もいるんです。



手のかかる子は可愛いとも言いますしね。



「友人が持っているものを手に入れれば何かが変わるかもしれない。私もあの子のようになれるかもしれない」


そんな思いもあったのではないでしょうか。



そう考えると、Cさんが過去に起こしてしまった問題行動の数々も「そうせざるを得ない理由があった」といった視点で見ていくこともできるでしょう。




自分の家族や生まれた環境に絶望するって、子供にとっては本当に辛いことですし悲しいことです。


だって、両親を喜ばせるためにこの家族を選んで生まれてきたわけですからね。



「自分の存在が、この家族の喜びになっていないのではないか?」という疑いや諦めは、生まれる前に誓った神様との約束を果たせなかったことになるわけです。



Cさんは、自分の存在に対してどれほどの罪悪感を抱えていらっしゃるでしょうか?


少し話が逸れるかもしれませんが、中国で外国人が何か犯罪や事件を起こして罰則を受けた場合、パスポートに「恥」と書かれた大きな丸いスタンプが押されるそうです。(この話、最近だけでなぜか2回も聞いたのですが本当なのか嘘なのかは不明)


Cさんも背中にデカデカと「マル恥」と書かれたスタンプが刻印されている気分でしょうか?


大丈夫ですよ、案外お家のシャワーで落とせますんで。



それとも高野山あたりに滝行体験ができる場所があるので、そこに行って洗い流してもらいますか?



私も行ってみたいんですよね、滝行。
(一緒に行くなら真夏にしましょう!笑)(ただの水浴びで草)



>これまで誰にも言ってません。軽蔑されるのも怖いですし。許せるようになりたいです。


許しや手放しのプロセスには、ある程度の段階を踏んでいく必要があります。



過去の傷がしこりとなった状態のままでいきなり手放しや許しをやろうとすると、Cさんの様に「過去の自分を許したいのに許せない」というような思考と感情が一致していない状態なので、許そうとすると許したくない自分が出てきたり、動かぬ綱引きのようになってしまいます。


なので、自分を許せる様になるための始めの一歩としては「感情の解放」を行っていきます。

自分を許すための「手放し」のプロセス

0.感情の解放

誰かを許したいのに許せない、誰かを手放したいのに手放せない許したい時は、まだまだ感情がフン詰まりを起こしている状態です。感情の解放とは、「感情を感じてあげること」を意味します。


その方法例としては、お恨み帳を書いたり、カウンセリングを使って人に話すことやイメージワークをやったり、体を動かすだったり泣けるドラマや映画を観たり、カラオケで大声で歌ってみたりetc


自分がすっきりする方法で自分の感情を感じる時間、発散させる時間を作っていきます。



実際に私がよくやっていたのは、日記を書くこと、劇団四季を見にいくこと、海外の恋愛ドラマや映画を観ること、失恋ソングや重めのクラシック音楽(亡くなる直前の撮られた坂本龍一のピアノ伴奏映像なんかは罪悪感満載な雰囲気が醸し出されており個人的におすすめ)を聴くことなどをやっていました。



それらを通して我慢してきた感情を感じてあげる時間や感情を動かしていくような時間を作ります。



感情を動かすことで心のマッサージを行い、血流を良くしていくようなイメージをされると分かりやすいかもしれません。

1.過去の自分を俯瞰する

感情が解放されていくと過去の自分を俯瞰できる余裕が出てきます。詰まっていたものを流していくと余白が出てくるように、心のにも余裕が生まれてくるんです。

過去の自分にお手紙を書いてあげたり、イメージワークを使って過去の自分に会いに行ったり、過去の自分のような友人がいたらなんて言葉をかけてあげるか考えてみたり、そんなことをやっていきます。

そのうちに「なんだか懐かしいな」「そういえばこんなこともあったな」といった気持ちが出てきたら、やっと次の段階で許し&手放しのためのコミットメント(決める、決め続けること)に入っていくことができます。




しかし、現段階で

>それでも、そういうことはやっちゃダメでしょ~と、心の声が聞こえてきます。

というような、自分へのダメ出しや怒りが出てきたり、まだまだ許せない自分が出てきた場合は、0番の感情の解放を再度行います。この0番と1番を行ったり来たりする時間をしっかり設けることが重要です。



許したいのに許せない自分や手放したいのに手放せない期間はとても苦しいので、今すぐにでも許して手放したい!と思ってしまうのですが、結局心のしこりが残ったままでは後悔にも似た疑いのようなすっきりしない感情が残ってしまいます。



ここでは焦らずに、「じっくり温泉に浸かって緩ませていくんだ!」といった感覚でやっていきましょう。


2.コミットメント

「私は過去の自分を許す!」または恋愛であれば「私は元彼を手放す」ということを決めるということです。コミットメントとは「決め続ける」という意味を指します。

今日手放すぞ!許すぞ!と思っても次の日には「やっぱりそんなの許されないよな」とか「やっぱり元彼イケメンだったしな」と思ってしまうと手放せないし許せない自分が出てくるのですが、そこで「イヤイヤ、私は自分を許すんだ!」「元彼を手放すんだ!」と再度選択し続けることをやっていきます。



で、コミットメントを都度都度行っていく時はビジョンを用意しておくことをおすすめしています。



迷いが出てきた時に、

「私は自分を許してどんな人生を歩んでいきたいんだっけ?」

「私は元彼を手放してどんな女性になりたいんだっけ?どんなパートナーシップを歩みたいんだっけ?」

という理想の自分をイメージします。



どんな感情を感じられる人生を歩んでいきたいのかな?

理想のパートナーシップを手に入れた先にどんな感情や気分を感じたいのかな?

どんな喜びを感じたいのかな?



そんなビジョンという名の人参をぶら自分に対して下げておくんです。



今は仲睦まじいカップルやご夫婦がインスタやYouTubeで発信をされていますので、そこから「家族団欒とは?」のヒントを得ても良いかもしれません。



Cさんの場合は、ご自身の過去を許せる様になった先にどんな感情を感じられるようになりたいのでしょうか?

自分を許してどうなりたいのでしょうか?

お子さんが3人もいらっしゃるということですので、もしかするとCさんのビジョンはお子さんや旦那さんの存在がヒントを与えて魅せてくれるかもしれませんね^^



子供の方が思いもよらぬ自由な発想でビジョンを描くことが得意ですから。

凝り固まったCさんの感情や思考を溶かしてくれる存在になるかもしれません。



ぜひ、ワクワクするようなビジョンを自由に贅沢に描いてみてください。

ここでは何も遠慮する必要はありません。

3.両親や妹、周りを理解する/許し

>貧乏家庭、父は借金返済に追われ、母は宗教に没頭し、サラ金に借金。家のことはほぼしてない記憶。


なぜ母は宗教に没頭しサラ金にまで手を出してしまったのか、母の何がそうさせてしまったのか、父は母のことをどう思っていたのか、4つ下の双子の妹たちは両親のことをどう感じて見ていたのか。

そんな荒れ果てた家族を許す段階に入っていきます。




Cさんのように自分のことを許したいのに許せない時は、家族のことも許せないといった思いがあります。


許したいのに許せない!という感情は、「こんな自分にしたのは全部家族のせいだ!」「お前らの子育ては全部失敗じゃー!親の資格ないわボケー!」といった復讐心や被害者の心理も絡んでいるからです。


相手を理解する目的は、この被害者のポジションから降りる目的があります。



復讐心や被害者のポジションでは自分を幸せに導くことができません。



ですが、最初の感情の解放に時間をかけてきた分だけ俯瞰する視点を養えていますので、家族や周りの人間の背景を理解することができるようになります。

そうすると少しずつですが「家族のことをとても悲観的に見ていたけど、実はみんな不器用だっただけだったんだな」とか「お母さんも寂しかったんだな」とか「お父さんはお母さんのことを愛していたんだな」といった相手の立場に立った視点で理解ができる様になってきます。

4.感謝

家族を理解できるようになってきたら、次はそんな家族に対して感謝の思いが出てくる様になります。


「妹たちはいつも私のことを心配してくれていたな」とか、「こんな両親だったけど、私はめちゃくちゃ愛されてたんだな」といった感情が出てきます。



ここでは実際に両親に対してお手紙を書いてもいいですし、妹たちに書いても良いですし、毎日思いついた人順に一人ずつ感謝の手紙を書いていくということをやっていくこともおすすめですし、イメージワークを使って両親と向き合い、感謝の言葉を伝えていくなんてこともできます。


その感謝のお手紙は出さなくてもいいですし、渡したい人がいれば渡しても良いです。

5.気付き・学び(魅力・才能)

Cさんがこの家族に生まれたことでどんなことを学んだか、どんな魅力や才能に気づけたかを考えていきます。


カウンセリングの場あれば、Cさんの魅力や才能についてカウンセラーと一緒に考えていきます。




ちなみに、Cさんが抱えてきた「寂しさ」の才能ってなんだと思います?

何度も何度も「こんなものいらない!」と捨ててきたけれど捨てきれなくて、気づけばいつも寂しさがその辺に充満していたかと思います。


金魚のフンのように、切っても切っても切れなかった寂しさの感情。


これはですね、人と人との繋がりをつくれる才能なんです。

人は寂しさを感じた時に誰かと繋がりたいと感じたり、一緒にいたいって思います。


数年前に思いもよらぬ展開でコロナ禍になった時、毎日出勤して会社へ通っていたのが在宅勤務になったり、毎週のように通っていた習い事が休館や閉鎖になったり、飲みに出歩けなくなったり、人との交流がほぼ遮断されましたよね。

寂しさを知っている人は、他人の中に存在する言葉にならない孤独を感じ取ることができます。


その孤独を感じ取って、自ら相手と繋がれるんです。


Cさんは幼少期のバラバラだった家族に対して、自分も寂しさを感じながらも父や母のどうしようもない孤独感に寄り添ってきたのではないでしょうか。



「親なんか当てにならないから、幼い双子の妹たちの面倒は私が見なければ」と、色々と目をかけてきたのではないでしょうか。




寂しさが才能だと言われたら、Cさんはどう感じるでしょうか?

そんなはずない!って思いますか?


「寂しさが才能」という視点でCさんの過去を遡って見たときに、色々と辻褄が合ってくると思うんですよね。

まとめ

こんな私じゃなかったら成し遂げられなかったこと、こんな私だったからこそ乗り越えられたこと、こんな私だから得られたもの、ぜひともそんな視点でご自身の過去と向き合ってみてください。



他にも必ず財宝が眠っているはずです。




過去を痛みとして見ていると傷が深い分とてもしんどいものになってしまいますが、「才能と魅力の財宝が眠っているんだ」「絶対に見つけ出してやるからな!」「絶対に救ってやるからな!」と、そんな思いで牢屋にぶち込んでしまった過去の自分を迎えに行ってあげてほしいなと思います。




ぜひ、その道中はカウンセラーと一緒に。

そのお相手が私であると、とっても嬉しいなと思います^^

回答は以上になります。

中辻はるか
中辻はるか

この回答は少しでもCさんのお役に立てると幸いです



個人セッションでは、過去の自分を手放し&許して新しいビジョンを手に入れるためのセッションも行っています。

体験カウンセリング募集中


いつでも応援しています。

この度はご相談いただきありがとうございました^^



◾️公式LINE登録者限定企画盛りだくさん

公式LINEでは、お悩み相談回答のお知らせや月1セミナー、お話会など各種優先募集を行っています。
満月の日に贈る「初回限定45分カウンセリング」のクーポンを限定配布しています!

この機会にぜひ登録してね♪




◾️お問い合わせ
こちらの記事に関して質問やご感想などありましたら、下記のフォームをクリックしていただき、いつもでお問い合わせください。メッセージもお待ちしております♪




◾️YouTubeでは動く中辻が見れます

2:30:30 ↓



1:02:05 ↓



1:03:42

コメント

タイトルとURLをコピーしました