浅草ロック座のストリップを鑑賞してセクシャリティ解放に触れた挙句大号泣したお話

お弟子time

本日の記事は、浅草ロック座でのストリップ鑑賞での気づきに関するお話です。

セクシャリティが解き放たれた状態とはどういった状態か?という視点で書いています。

どうすればセクシャリティは解放されるのか?のヒントになると嬉しいです。


こんにちはー!

中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラーの中辻はるかです。

6月8日から2日間、カウンセリングの師匠である根本裕幸カウンセラーの「お弟子カウンセラー限定のリトリートセミナー」に参加するべく東京へ向かいました。


リトリートセミナーのネタはこちらの記事です。


「年に数回しか東京に来ることはないのだから満喫してやろう!」と思いまして、リトリートの次の日はカウンセラーの先輩である桐山慶子カウンセラーにお願いして、浅草ロック座で行われている「ストリップ鑑賞会」に連れて行ってもらいました。



桐山カウンセラーはストリップ鑑賞の常連で、「そのうち桐山カウンセラーもストリップショーのステージに立っちまうんじゃなかろうか?」とゾワゾワしてしまうほどの鑑賞回数をこなしているベテラン。(今のところは観る専だそうです)



今回はお弟子カウンセラー仲間である緒山まりこカウンセラーも一緒に3人で鑑賞に行きました。

<ロック座の前でパシャリの図>



ストリップと聞くとなんだかアンダーグラウンドの世界というか、分厚い扉に閉ざされた闇の世界というか、「私みたいな者が入ってもよろしいんでしょうか?」と誰かに許可をいただかないといけないような・・・(笑)

どこかしら気軽に入ってはいけないような世界観。


っていうか、「女性なのに入って良いのか?(一応)女性なのにお金払って生きてる裸体を見に行くってことは相当変態だよね?!」ってことがバレたくなかっただけかも(笑)



東京、浅草ということもありそわそわしつつ、なんだか見つかったらいけないような感じもしていたのですが、ショーが始まるまでの列に並んでいる最中は、なんともほのぼのとした光景がありました。



割合的には当たり前で男性が多く並んでいたのですが、もっと強面な方が並んでいるかと思いきやそうでもなく・・・


並んでいる男性の様子を拝見していると普通の顔して並んでいるし、別の男性が通りかかれば「おぉー!こんにちはー!」みたいに顔見知りの人には挨拶している様子。



え??ここはアンダーグラウンドの世界じゃないの?肩身狭い者同士で、誰にもバレたくない世界だと思いながら並んでいるかと思いきやこんなにほのぼのとしているの??!とちょっとびっくりした私。



常連客は常連同士で顔見知りになってしまうのは分かるのだけど、こんなに普通に挨拶し合う関係ってすごくない?


え、モザイクなしの女性の裸体のショーだよね??
(小声:もうなんか中身中学生な人たちばかりが集まってくるのかと思ってました爆)

その男性だけかと思いきや別の男性客たちも横のつながり?がそんな感じで、アンダーグラウンドな世界なのにこのほのぼのした世界観ってナニ?って感じでした。


そうこうしているうちにショーの時間になり、私たちも会場へ。



ケイティカウンセラーが結構いい席を確保してくださったので、ステージからめちゃくちゃ近い席に座ることができました。

ステージの感じは、ザ昭和という感じ(でしょうね笑)


花道の先に回転ステージがあり、そこがベッドショー(裸を見せながら踊るストリップの見せ場)になります



場内はそんなに広くはなく、手を伸ばせば演者さんたちに届く距離ではあるし触ろうと思えば触れる距離でもある・・・。



えぇ?この距離だと丸見えじゃねぇか!!!!(@_@)

大丈夫か??




周りを見渡してみると、浅草ということもあり外国人観光客のお客さんもチラホラいました。

でもほとんど男性ばかり。



ここにいる人たちはどんな心境でここに来たんだろう・・・(お前もな笑)

すると、私の横の席にガタイが大きくイカかした髪型をしている強面な男性が座りました。



「ほらもう〜やっぱ怖いやん。絶対本物のアンダーグラウンドの人やん(失礼)」





なんとなく心理的距離を取ったのは言うまでもなく・・・笑


そうこうしてるうちに演目が始まりました。




今回の演目は7名の女性達が一人ずつ順番に出てきて、それぞれの内容でショーを披露します。



どんな気持ちで鑑賞したらいいのかわからなくて、最初はなんだか胸が苦しくなるというか息が詰まる感じがありました。



そんな私を横目にどんどんショーは進み、女性達は曲に合わせて踊ったりしながらどんどん脱いでいくわけですが・・・



最初の方は、「この人たちはどんな気持ちでこのステージに立っているのだろう?」という目線で見ていました。


観客が大注目している中で、こんなにも堂々と自分の生まれたままの姿を包み隠さず披露していることが信じられなくて、正直私は最初の方は引いている感がありました。


でも鑑賞しながら、だんだんと自分の過去を思い出してくるんです。



女性として生まれたことが憎かったこと、かといって男性にもなれなかったし勝てなかったこと、男性として生まれていたら何か変わっていただろうか?と思ってきたこと、女としての自分の弱さが嫌いだったこと、自分のことが全く好きになれなかったこと、女性として一人で生きていけるように社会的にも自立した人間を目指してきたこと、私にはそれがしんどかったこと、でも他の道が考えられなかったこと、、、




そして、今までお付き合いしてきた元彼達から伝えてもらったことを思い出しました。





目の前で踊っている女性達はみんな綺麗で、堂々と生まれたままの姿で自分を表現している。



すると「あー、私はこんなにも美しくて綺麗なものを隠そうと生きてきたんやな」と気づいたんです。

必死で無いものとして扱って隠そうとしてきたんやな、嫌ってきたんやな・・・



でも、愛されとったんやな私ーーーーーー




そんなことに気づいてしまったらドバーーーーーーーっと涙が出てきて、まさかまさかのストリップ劇場で号泣(笑)

他にも泣いている人がいないかチラ見しましたが、そんな人はいなくて(そりゃそーだ笑)



こんなに綺麗なものを持って生まれてきたのに必死こいて隠そうと生きてきた私アホやんーーーーー(TT)




そんなことに気づいてしまった人生初のストリップ劇場鑑賞会でした。




確かに演者さん達はプロなので身体は綺麗にしています。

一人一人個性があるように、姿形も違います。


でも形とか大きさとか肌の色とか若さとかの問題じゃないんですよ。

私たち一般女性となんも変わらないんですよ。



私たちってやっぱり「綺麗な人や可愛い人がモテるんやろな」とか「胸の大きい人が男性は喜ぶんやろな」とか「色の白い人がモテる」とか「痩せててスタイルいい人の方がモテる」とか、そう思わされる瞬間とか色々あると思うんです。

でも形とか大きさとか色の問題じゃないんですよ!!!(大事なことなので二度言う)。




自分がどれだけ自分のことを愛しているか

と同時に

そこに対して「これが私である!」と堂々と表現しているか


これに尽きる!!!


隠したい部分や嫌っている部分もあるけど、これが私。


そして男性は、女性が自分自身のことを嫌っていようが隠したかろうが関係なく、どんな女性でも基本的に応援したいと感じている生き物であるということ。





同時にセクシャリティ(生命力)が開いている状態というのは、もう本当にキラキラしていてエネルギッシュで子供っぽさと大人っぽさが同居しているような感じなんだなと体感することができました。

(語彙力が乏しくて申し訳ない汗)



それはもうスタイルがいいとか身体がエロいとか顔が綺麗とか可愛いとかの領域の話じゃないです。マジで。




それともう一つ気づいたことがありまして・・・

それは観客である男性達が、女性達を見守る視線がめちゃくちゃ温かかったこと。

目の前で踊っている女性達みんなを応援している男性達の姿が、なんだかほのぼのしてるんですよ。




私の隣に座ったコワモテのお兄さんもずっと大きな拍手をしていまし、ちょっとアクシデントがあり別の男性客が私たちの席の目の前でズッコケそうになった時も、転けそうになった男性ではなく私たちに「大丈夫か?」みたいに、気にかけてくれるような素振りもありました。




みんなそれぞれで押してる演者さんとか好みの演者さんとか絶対にいるはずなのに、誰も取り乱すことなくルールを破る人もおらず、演者さんみんなに平等に拍手して歓迎して応援して見守っているんです。



この〝女性達が安心して大きく羽ばたけるように見守っている〟というスタンスが私にとっては意外すぎて、「なんだこの安心感は?」とこちらが拍子抜けするほどでした(笑)



男性ってこうやって女性を応援して見守る人たちなんだなと体感することができました。

これはものすごい収穫!





桐山カウンセラー曰く、たまに観光客がルールを知らずにチップを直接演者さんに渡そうとしてしまうことがあるらしく、その時も警備員や係の人が取り押さえるのではなく観客たちが静止に入るそう。

(チップやその他差し入れは預かってくれる場所が別にあり直接渡すことは禁止されている)






安全安心な場や環境は女性性が作るものだと思っていましたが、女性性だけでは自由すぎて安心安全な場は作れない。

安心安全な場を作るためにルールや決まりごとがあって、それを統制するために男性性が見守り、女性性は安心して自分を表現することができるし、その姿を男性性は純粋に応援したいのだ。




たかがストリップ、されどストリップ。




ストリップ後はビール、ではなく今回はパンケーキ(女子っぽい)

みんなでパンケーキを頬張りながらそれぞれの視点で感じたことのシェア会を行いました。

<パンケーキが映える角度を一生懸命探している図>
撮影:桐山カウンセラー

<映えてる?笑>



同じ演目でもそれぞれで見ている視点が違っていたり、感じたことが違っていたりで面白かったです。


次は関西のストリップ鑑賞にも行ってみたいと思いました。



この記事が女性性解放、セクシャリティ解放のヒントになると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

心理カウンセラーの中辻はるかでした!

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