
こんにちは!中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラーの中辻はるかです!
わたしは、とあるメンターから「はるかちゃんは過去が鮮明に整理されてる」と言われたことがあります。
それくらい過去に対する執着心が強くビジョンが描けない女でした。
自称「根に持つ女」です、はい(笑)
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私が一番最初にカウンセリングと出会ったのは、元彼への執着が手放せなくて苦しくて辛い日々を送っている時でした。
過去の出来事を「過去」として扱うことができなかったのです。
私は良くも悪くも、過去の出来事に対してその時動いた感情や情景を鮮明に記憶してしまう特徴を持っていました。
単に「記憶力がいい」と捉えることもできるし、「ただ根に持っているだけ」と捉えることもできますわね。
過去に引っ張られやすいということは女性性が豊かである証拠とも言えるのですが・・・。
それが喜びの感情ではなく、悲しみや傷や痛みの感情として記憶と共に繋がっているととても厄介なものになってしまいます。
なぜ自分はこんなにも過去を引きずってしまうのか、どうしたらそこから抜け出せるのか全くわからない状況からのスタートでした。
過去の住人とはこのことで。
「なんで私だけこんなにダメージを喰らってしまうのか?なんて私は弱いやつなんだ。」
いつもそう思っていました。
大人になれば少しはマシになるかと思いきや、大人になってからの方が問題は山積みで(笑)
仕事も恋愛も全くうまくいかなくて、途方に暮れている時期が長いことありました。
そんな中、相手や場所を変えても同じ問題を繰り返している自分にだんだんと気づいていきました。
職場を変えても女性上司とうまくいかない。
体が悲鳴を上げるまで苦しく辛い環境に居続けてしまう。
相手を変えても出会う男はダメンズばかり。
私を好いてくれる男には心ときめかず、都合の良いアッシーメッシー貢くんとして扱う始末。
もちろんそんな状態では未来に希望なんて持てなくて、冷めたような目で世の中や人を見ていました。
「まだ20代なのに、私の人生詰みまくってるやん。」
そんな思いを抱きつつもどこかで希望を捨てきれず、当時は興味の湧いたセミナーやカウンセリングには通っていたような気がします。(そういえば福岡にいる時代は大阪までセミナーに通っていたことを思い出した笑)
*
自分で自分を変えるしかない。
それは孤独や諦めのようにも聞こえますがそうではなくて、実は自分が楽に幸せになるためには1番の近道であること。
相手を変えるには相手の同意と時間と数倍の労力が必要だけど、自分を変えるのは自分が同意すれば進んでいける。
「こんな生き方はもうやめたい。繰り返されている問題を自分の中から排除したい、解放したい、手放したい。」
そんな思いで、とあるセミナーに参加したことがありました。
当時はどんな風に自分の問題をシェアしたのか覚えていませんが、とにかく職場を変えても女性上司からの指導という名のパワハラを受けてしまうということ、体を壊すまでその環境に居続けてしまうくらい自分を責め続けてしまうこと、体になんらかの症状が出るまで辞められないしその場から離れられないということ、学生時代の就活の苦戦や受験に落ちた経験など、過去の失敗や挫折感が自信を喪失させているということなどをシェアしたかと思います。
ここで、私は両親との関係での傷や思い込みから、会社の上司や世の中を使って代理戦争をしていたということが発覚します。
薬が効かなくなるまで免疫が下がったり、なんらかの不調が体に出るということは、それがどんな状況であっても自分が思っている以上にえげつないくらい自分を責めてしまっているということで、それは体からの最終通告であることを伝えられました(怖)
そしてそのセミナーでは「それだけの失敗や挫折の日々が多く、そんな自分と向き合うためにセミナーまで受けているってことはそれだけ乗り越えてきた自分がいて、それだけ強いことを意味する」ということも教わりました。
まぁ、当の本人としては「ふーん」って感じですよ(それくらい過去の私は感情が動かない不感症な女だった笑)
あまりにも私が無反応だったからか?
某N先生は、私の挫折の大きさをまさかの競馬で例え始めました。
「はるかちゃんの挫折の大きさは、競馬で言うと賭けたお金の大きさやで」
競馬は馬券を買い続けなければ当たらない。
1レース目→負ける
2レース目→負ける
(次どうしよう、、、でも三度目の正直って言うし・・・)
3レース目→負ける
(ここで諦めてたまるか)
4レース目→負ける
(マジでどうする?買う?買わない?ここまできてしまったけどどうしよう?!)
5レース目→勝った!!!!
4レース目まで負けまくっていた場合、「5レース目でも外すかも!!!」と思うと、どんなに当たる確率があったとしても怖くて次の馬券が買えなくなってしまう。
でも過去を過去にすると5レース目の馬券は買える。
そして馬券は買い続けていれば必ず勝つ日が来る。
「負けのレースがあっても次の馬券を買い続けたからこそ勝てる日を獲得できたわけで、それだけ挫折の経験があるってことはすでに勝ちの日が来ることも決まってる。」
「どうせ勝つ日があるんだから、負けの日も花丸にしてしまえば良い。」
「勝った日を獲得してから過去(1〜4レース)を花丸にするのではなく、先に花丸にするんだよ。」
「マイナスの面だけプラスの面が必ずある。プラスの面に目を向けてみること」
「その花丸な未来がすでにあることをどれだけ信じられるかどうかだよ。超感動的なことが待ってる!と思っておいてください」
「心から思おうとしなくていい。なんとなくで良いからそう思っておくこと」
そんな感じのことを色々と伝えてもらいました。
なんか色々伝えてもらっているけど、私としては「ふーん」というか、「何を言っているんだこのおっさんは」みたいな冷めた感じだったように記憶しています(笑)
そしてここからはロールプレイセッションの始まり。
過去の自分(受験に失敗した自分)を象徴するような人を会場の中から一人選びました。
「過去の自分と向き合ってみて、かけたい言葉はある?なんて話しかけたい?」
「労いの言葉でもいいし馬鹿野郎!って言ってもいいし、素直な気持ちで良いよ」
と言われたのですが、考えても考えても全っっっっっ然言葉が出てこない!!!!
話しかける言葉なんかない。
ねぎらいの言葉も出てこない。
「バカ野郎つ!」と罵倒するような怒りの気持ちも出てこない。
やっとの思いで絞り出すように出てきた言葉が「・・・なんも出てきません。」でした。
今の私だったら号泣しながらごめんって謝りまくるのですが(笑)、当時の私はそれくらい燃え尽きてたというか、なんも感じないように生きてきたというか、
挫折して悔しかったはずですが、「悲しんでも仕方ない。現実がそうなんだから」とバッサリと悲しみを切り落として、そんな孤独感には誰も寄り添ってもらえなくて、なーんにも自分では受け入れられてなかったってことなんですよねぇ・・・。
それくらい私の数々の挫折体験はショックな出来事だったってことです。
で、ここから一歩ずつ挫折した過去の自分に近づいていった、までは覚えています。(過去の自分を拒絶しすぎて記憶だけでなくメモにすらこの後何をしたのか残ってないという笑)
この後、ハグをしたのかさえも覚えていない(笑)
そして、過去の自分役の方だけ席に戻り、私だけ一人ぽつんとみんなの前に残されました。
「はるかちゃんに、労いの言葉や慰めの言葉をかけてあげたい人はここに並んでください。」
と某N先生がおっしゃると、会場全員の方が席を立ち、ゾロゾロと私の前に並び始めました。
そして並んだ順番に一人ずつその人それぞれの方法で、ハグされたり手を握ってもらって目を見つめてもらったり、ハグしたり労いの言葉をかけてもらったり、なんだかよく分からないことが起こっていました(私はされるがままの棒立ち笑)
時には息が詰まりそうになるほどの熱い抱擁をしてくださる方もいました。
当の本人はというと・・・
全く泣いてなかったんですよね、これが(笑)
今やられたら絶対泣くんですけど、てか見てるだけの側だったとしても泣けてくるんですけど、当時の私は全く感情が表に出ていなかったんです。(剛鉄の女)
会場の全員からの暑苦しいほどの愛情と労いの言葉を受け取ったのち、
「今どんな気分ですか?みんなからの思いは受け取れたかな?」
と某N先生から聞かれました。
「うーん、受け取れません・・・」
本当にたくさん慰めてもらったし褒めてもらったし労りの言葉をかけてもらったんですよ。
我ながら鉄女すぎるのだけど、当時の私はこれが本音だったわけで(爆)
「受け取れないってことは、それが本物だって知ってるってことです」
「本人が知らないところで受け取ってる自分がいますからね」
自分では分からなかったのだけど、周りからは「最初よりもスッキリした表情に変わった」と言われました。
セッションが終わった後も、「はるかさんのセッション良かった!」と何人かから声をかけられました。
良かったってどういう意味だろう?
わたし、何もしてないのに不思議。
と、当時の私はそう思っていました(笑)
そんなこんなで、私の挫折体験やトラウマがカプセル化され、誰がなんと言おうと全てが最善の結果だったのだと自分で認識できるようになりました。
それからは体調もスパッと回復し、新しい就職先もトントンと決まり、環境が変わっても女性上司からパワハラを受けることはなくなりました。
*
そうやって今と過去が和解し決別できると、過去がいい思い出しか残らなくなります。
「あの時苦しい思いもしたけど、なんやかんや楽しかったなー」という淡い思い出に変わります。
問題を通して心で感じている感情をなんのジャッジもなく、あるがままに認識する。
そこに対して視点を変えて物事を見てみるというのはカウンセリングを受けることで体感することができます。
しかしそれを人を使ってよりリアルに視覚情報からも認識することができるのが、ロールプレイセッションの醍醐味だと思っています。
目の前に映る人物は過去に自分が受けた傷とは全くの無関係な人なんですけど、自分が選ぶからこそそれっぽく見えてきて、脳にダイレクトに刺激されるんですよねぇ。
それくらい私たちの脳みそは、いま目の前に映っている人物が、自分が過去に受けた傷や出来事とは無関係の人物であることを識別できないってことです。
そんな脳の仕組みを逆手に利用したセッションがロールプレイセッションになります。
私たちの脳みそはそれくらいアホってことです(笑)
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そんなロールプレイセッションが体験できるセミナーが【7/6(日)in大阪】と【8/9(土)in東京】で行わるとのこと♪
もちろん私のカウンセラーの師匠であります根本カウンセラー主催の1dayリトリートセミナーです。
さらに今回は、私のカウンセラーの先輩であります西の魔女 ジュンコカウンセラー(大阪)と東の魔女 桐山慶子カウンセラー(東京)が根本カウンセラーとコラボされます。

<右が西の魔女>
※前すぎる写真で懐かしい(笑)

<こちらも右が東の魔女>
それぞれの回でどんなグラデーションのセッションが披露されるのか楽しみです^^
私もロールプレイセッションできるようになりたいなぁ・・・
なんか自分が感動で泣きながらみんなの癒しのセッション作ってるイメージしかしないのは何故なんだろう(笑)
各回のお申し込みについては、根本カウンセラーのブログに添付されておりますフォームからお問い合わせ&お申し込みください。

私も学びのため参加しますー
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