強烈な劣等感はどう癒せばいいのでしょうか?〜なぜ劣等感を感じたい自分がいるのか?〜【ココロノマルシェ・お悩み相談】

ココロノマルシェ
2022.11

こんにちは!

女性の真の自立とパートナーシップを同時に手に入れるためのカウンセラー

中辻はるかです。

 

男女関係やうまくいかない恋愛に悩む女性へ。

自らが波瀾万丈な人生を乗り越えてきたからこそ、親や世間体が人生の全てではないということ。

私たちが思っている以上に、世界はもっと壮大で広いということ。

 

だからこそ、「女性はもっと輝いていい」ということをお伝えしています^^

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本日は「ココロノマルシェ」にいただいたご相談にお答えしていきます。

 

ココロノマルシェとは…

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度卒業生」のカウンセラーが、みなさんから寄せられたお悩みを受け付けているオンラインの無料掲示板です。

 

たくさんのカウンセラーから回答がいただけますので、よかったらご利用くださいね。

強烈な劣等感はどう癒せばいいのでしょうか?

幼い頃から仕事で家にいない父と

病弱で入退院を繰り返す妹と

脳梗塞から寝たきりの祖母と

妹と祖母の世話で手一杯な母の元育ってきました。

躾には非常に厳格な両親にによって

「お姉ちゃんだから我慢してね」

「お姉ちゃんだから良い子にしてね」

と、まるで呪いのように躾られ

物心つく前から親には甘えられず、親の前では良い子でいるように務め

自分の誕生日プレゼントさえ欲しいものを強請ることが出来ず育ちました。

小学校高学年になったころ、父は莫大な借金を背負い

会社を売り、家を売り、安いアパートに引越し、職を変え、母も働きに出るようになり

疲れた父は無言で、疲れた母は小言、嫌味、ヒステリーが多くなり

機嫌がいい時も妹が独占していて

私は家事の手伝いだけ済ませて部屋に閉じこもっていました。

中学生の頃、学校でイジメられても親にも先生にも相談できず自殺未遂をした事もあります。

高校生になった頃に全てに嫌気が差し、いわゆる不良になり家にも帰らなかったりしましたが

それでもアルバイトで稼いだお金を家に入れたりもしていました。待ってても誰も愛してくれない

誰も私を助けてくれない

助かりたいなら自分で何とかするしかないとたった1人で走り続けてきました。

心を許せる友人もいません。

どうせいつかみんな裏切ったり離れて行くと思っています。

離婚も経験して、どんなに自分に夢中な男でもいつかは愛が冷めて大切にして貰えないと思いました。

好きなものを何でも買ってもらえる裕福な家庭の子が羨ましかったし

親の愛を独占していた妹が妬ましかったし

世の中にはもっとひどい人生でツラい人もいると思って

最低ではないと信じ込ませて生きてきましたが

今三十代の後半にもなって

再婚もできず、子供も持てず正社員にもなれず、前夫による借金も抱えて

幸せそうに家庭を築いている人が羨ましく

お付き合いしていたロックマンにも浮気されて

毎日惨めで辛いです。

根本先生のブログを読んだり、著書も読んで何とか自分軸になろうとしていますが

抑圧しすぎて、そもそも自分で自分を喜ばせる方法が分かりません。

何をしても世間の最底辺にいるなという感覚を誤魔化しているだけのように感じます。

自分で自分を満たせるのは食事だけで、過食も止まらずどんどん太ってより自己嫌悪に襲われます。

劣等感を手放し、自分軸を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか?

 

相談者:Sさん

 

 

***

 

Sさんこんにちは!

この度はココロノマルシェにご相談いただきありがとうございます(^^)

 

こちらへ相談することにもとても勇気がいったかと思います。

 

今まで本当によく頑張って生きてこられましたね。

 

 

Sさんは第一子長女でしょうか?

長女は物分かりが良いというか、素直に育つ人が本当に多いなと感じます。

(そんなことを言いながら、私も長女だ!笑)

 

 

だからこそ誰に対しても聞き分けが良く両親の言うことも素直に受け入れて育つ傾向が強いので、両親の価値観をそのまま受け継いでしまう人が多いように感じます。

 

 

そして誰かを助けたい思いが強い分だけ、両親が自分たちのことで精一杯な状況を目の当たりにしていると、自分の存在自体が迷惑なんじゃないか?という思いが出てきたり、両親が負担に感じるであろうと予測されるもの(甘えたい感情や頼りたい感情)を封印してしまいます。

 

 

さらに両親から「お姉ちゃんなんだから・・・」と言われていたということは、余計にSさんを早くに自立させたことでしょう。

 

 

それはそれは相当な寂しさや孤独感を感じながらも、そんな感情を一生懸命抑圧してきたのではないでしょうか?

 

 

私は何のために生まれてきたんだろう?

 

 

とそんなふうに感じていた日々もあったやもしれません。

 

 

 

誰も助けてくれない

頼っても一人で頑張るしかなかった

だから誰も信じないし信じられない。

 

 

そうやって鞭を打ちながら、たくさんのことを頑張ってこられたと思います。

 

 

その事実を「頑張るしかなかったから」「そうするしかなかったから」で終わらせないであげてくださいね。

 

 

 

>自分で自分を満たせるのは食事だけで、過食も止まらずどんどん太ってより自己嫌悪に襲われます。

 

 

とありますが、

食べるという行為を行う「口」という器官は、愛情を受け取る器官とも言われています。

 

 

過食と言われるほど食べ過ぎてしまう時は「愛が足りていない」と感じていたり、不安や緊張が強い時に安心感を得るために食べ過ぎてしまうということが起こったりします。

 

 

満腹感で一時的に感情は満たされても、次は「このままでは太ってしまう!」という自己嫌悪に襲われて、食べないと満たされない、でも食べると自己嫌悪に陥ってしまうということを繰り返しているのだと思います。

 

 

ちなみに食べ過ぎてしまった!と自己嫌悪に襲われた後の嘔吐癖はありますでしょうか?

 

これは満腹感を感じ、愛情が満たされた後の「受取拒否の行為」と言われており、自分を罰する行為(罪悪感)や自分が認められない(自己否定)、太ってはいけないという思い込みだったり(観念)、愛を拒絶したいための行動だと言われています。

 

 

そして過食嘔吐のご相談に関しては、母親からの愛が足りなかったと感じていることに焦点が当てられることが多いのですが、この辺はお母さんとの関係を見つめていくことで改善されていくかもしれません。

 

 

そういったことを踏まえて、食べ過ぎてしまう自分がいるということはちゃんとした理由が隠れているんだなと認識した上で、そこに目を向けてみてあげてください。

 

 

そしてここで一番大事なことは、ジャッジしないこと。

 

 

食べ過ぎてはいけないと思うと余計に食べたくなってしまい、食べたことによる罪悪感や自己嫌悪も壮大なものとなります。

 

 

私は愛が足りないと感じているんだな

 

寂しい気持ちをたくさん我慢してきたんだな

 

このままじゃいけないって焦りと不安があるんだな

 

 

と、「私にはそんな感情があるんだな」と認識しておくだけで構いません。

 

 

それを「自分一人ででどうにかしなきゃ!」とするのではなく、まずは「私にはそんな我慢してきた感情があるんだな」とそのまま肯定し、意識を向けてあげてください。

 

 

自分の中にある寂しさや孤独感があることを認識できたところで、Sさんに質問したいことと言えば、

 

 

それだけ両親や妹を優先して頑張ってこれたのはなぜでしょうか?

 

ということ。

 

 

 

ご両親から「お姉ちゃんだから我慢してね」「お姉ちゃんだから良い子にしてね」と言われていたからでしょうか?

 

 

たとえ「親からそう言われれて育ったから」が理由だったとしても、それをそのまま理解し受け入れ自分の中にある甘えたい気持ちや頼りたい気持ちを我慢することは出来ないはずなんです。

 

 

子供時代に感じる甘えたい気持ちや頼りたい気持ちは、大人の私たちが感じる感情よりももっと凄まじく、そんなに簡単に我慢して親や妹を優先できる感情ではないんです。

 

 

ここにSさんの才能や魅力や価値が隠れていると思うんです。

 

 

そこにはSさんの愛しかなかったからですよね。

 

 

自分が我慢することで誰かを守っていたという愛し方をしていたんですね。

 

 

 

それは誰でもできることではありません。

 

 

Sさんにはそんな才能があることを知ってくださいね^^

 

 

 

 

しかし、自分の気持ちを我慢して誰かを愛するという行為はSさんが子供時代に学んだ愛し方です。

 

大人の愛し方を学びましょう!

 

そんな変化の時期が来たのかもしれません。

 

 

Sさんのように自分の気持ちを抑えて生きることが当たり前になってくると、自分の感情を見失ってしまうことが多々あります。

 

感情を感じるということは生きていることと同じなので、ある程度の刺激がないと生きている実感が湧かないという「心の不感症」になってしまうんです。

 

 

もし「心の不感症」を刺激してくれているものが“劣等感”だとするなら、Sさんが生きている実感を得るために感じないわけにはいきませんよね。

 

 

 

「欲」といえば、人間が生きていく中で絶対的に必要と言われている3大欲求があります。

 

 

それだけ「欲」というものは、生きている実感を与えてくれる感情です。

 

 

これやってみたい

こうなりたい

これ欲しい

こうしたい

ああなりたい

 

 

全部「生きている!」という実感を得るものです。

 

 

 

もしSさんが劣等感を感じる現象を敢えて引き寄せることで、生きている実感を得ているとするなら

 

 

 

  • 親の愛を独占していた妹が妬ましい→私も親に愛されたい

 

  • 再婚もしていない→再婚して幸せなパートナーシップを築いていきたい

 

  • 子供も持てず→愛するパートナーとの子供を産みたい、育てたい

 

  • 正社員にもなれず→正社員になってもっと役に立ちたい、貢献したい

 

  • 前夫による借金も抱えて→借金を早く返済したい

 

  • 幸せそうに家庭を築いている人が羨ましく→幸せな家庭を築きたい

 

  • お付き合いしていたロックマンにも浮気されて→私の魅力でロックマンをロックオンしたい

 

 

 

 

Sさんが感じている劣等感は、見方を変えると全て生きるための欲=未来への希望に置き換えることができるんです。

 

 

それってとても良いことなんです。

なぜなら、手に入れたい未来がはっきりしているから。

 

 

もっと自分の人生をよくしていきたいという理想の姿があるからこそ芽生える感情だと知ってしまえば、劣等感自体は何も悪いやつではありません。

 

 

 

>何をしても世間の最底辺にいるなという感覚を誤魔化しているだけのように感じます。

 

世間の最底辺にいらっしゃるということは、それより下に行くことはないということ。

もう上がる道しか残されていないわけです。

 

 

劣等感を感じてもいい。

 

 

そしてやっぱり1番大事なことは、自分の身を削りながらも「自分以外の誰かを愛することを優先してきたという誇れる実績」があるということに気づいてあげること。

 

 

 

 

Sさんのその大きな器と大きなハートで、たくさんの人が助けられてきたことでしょう。

 

 

そう思えることができたら、劣等感も悪い奴ではなくなり、感謝が出てくると思います。

 

 

 

  • 私は自分の人生をもっとよくしたいから、理想の自分と今の自分を比べて劣等感を感じてしまうんだな

 

 

  • 私の中にある強烈な劣等感は、自分の人生をよくしたいという情熱を感じさせるために引き寄せてるんやな

 

 

そう思えた時に、初めて本当の意味で「劣等感を手放す準備が整った」と言えるんです。

感謝して手放すんです。

 

 

手放しって何も嫌なものだから手放すというわけではありません

 

 

一見嫌なものに見えるけれど、手放す前に「ちゃんと意味があって存在しているんだ」ということに気づく必要があります。

 

 

 

「なぁんだ、こういう目的があったのね」ということを理解して、

 

 

 

それでも手放したいか?それとも自分を苦しめる価値観で劣等感を感じていたいか?を選択することができます。

 

 

 

今までは自分を責めたり、認めなかったり、自分の気持ちを我慢して犠牲して尽くしたり、こんな自分じゃダメだと鞭を打ち続けていたSさんですが、

 

でももう自分を大事にしたい、自分の人生を生きたいと思い始めたんですよね^^

 

 

 

自分の身を削りながら誰かを愛するのではなく、違う愛し方を学びたい、知りたいと思われたからこちらへご相談されたのだと思います。

 

 

辛く苦しい過去だったとしても、自分が誰かのために与えてきたものやそこから見える才能や価値を受け入れていくと、劣等感だけでなく寂しさや孤独感も少しずつ緩和されていくでしょう。

 

 

 

もっと深く自分の寂しさや孤独感を癒していきたい、劣等感を手放して自分軸を手に入れたい、恋愛も仕事も楽しみながら自由を感じて生きていきたいという思いがある場合は、カウンセリングを利用することもおすすめです。

 

 

自己肯定感を上げたい、ひとりの女性としてもっと自由に生きていきたい、ライフワークもパートナシップも同時に手に入れたいetc

 

そんな自分の人生に諦めていない女性たちにぴったりのカウンセリングを行なっています^^

 

 

 

 

長くなりましたが、何か参考になれば幸いです。

いつでもSさんのことを応援しています。

 

 

その後の変化や新たなご相談などありましたら、ぜひ公式LINEよりお問い合わせくださいませ^^

 

ご相談いただきありがとうございました!

 

 

 

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