『怒り』をセルフでプレジャーしようぜ!

心理学

こんにちは!

心理カウンセラーの中辻はるかです!

まるでルー大柴さんのようなタイトル。


実は最近のわたしのマイブームは「怒り」。

毎日暑いと怒りも湧きやすいってもんで、最近やたらと怒りを感じています。

ていうか、周りや自分の反応的に一昨年くらいから沸々と沸いてたと思う。

(あれ?不感症治ってなかった!笑)



もともと我慢癖があるので、「私は怒りを感じている、怒りがある」と認識できるようになっただけでも成長なのですが!


せっかくだし、心理カウンセラーだし、「怒りの感情について調べてみよう!」と色々と漁っておりましたら、なんとも興味深いことが色々とわかってきました。

それは、怒りがもたらす「身体に出る反応」について。

少しずつこのブログでも綴って参りたいと思いますが、本日は「怒りとその解消方法」についてシェアしたいと思います。




ちなみに怒りの感情への対処方法として「アンガーマネジメント」という言葉があります。

アンガーマネジメントとは、怒りを予防し制御することを意味するそうです。



私はそもそも感情に対して「予防」とか「制御」という言葉を当てはめることに違和感を持っています。

その理由は、なんだか感情を我慢してコントロールしないといけないような窮屈な感覚のイメージがあるからです。

私のカウンセラーの師匠は「感情はう◯こだからと一緒だから〜」とよく言っています。


う◯こしないように予防しよう!制御しよう!とか無理ゲーだよね?(例えが極端すぎ?)



それよりも愛せるようになろう!みたいに視点を変えるとか視座を上げるとか、前向きな言葉が好き。

(そう考えると「う◯こを愛せるようになろう!」ってのもなんだかな・・・言葉って難しいわね笑)


なので、巷に溢れるアンガーマネジメントとは違う視点かもしれません!!!悪しからず!



**

怒りの感情は誰もが苦手とする感情トップ3に入るほど(当社調べ)。

怒りたい!怒りを感じたい!と言う人は少ないはず。

怒りの感情が嫌われる理由としては、そのコントロール出来ないくらいのエネルギッシュさだと思うのです。

一気に温度が上昇する瞬間湯沸かし器のような、怒りの瞬発力は凄まじいもの。


誰も手がつけられないような、そんなイメージかと思います。

そんな「怒り」がポジティブに働けばやる気のエネルギーとして使えるのですが、ネガティブに働けば自己または他者への攻撃になってしまいます。

心理学でも「怒りは感情の蓋」と言われておりますが、さまざまな感情を抑圧していくエネルギーとして怒りが使われます。

イメージとしては、ミルフィーユの卵の層が怒りで、クリームの層が本当の本音ということ。



(例)

怒りを感じた

不安(本音)

怒りを感じた

悲しみ、痛み、過去の傷(本音)

怒りを感じた

恥じらい、喜び(本音)



上記は例ですが、

さまざまな感情を抑圧してきた方は、怒りが何層にも連なっています。

ちなみに、わたしは両親が結構激しめの内戦を繰り広げている家庭で育ってきたので、怒りを表現することはいけない事・ダメなことだと思って育ってきました。

・怒りを露わにすることは大人気ないこと

・怒りで感情的になることは情けないこと、弱い者がすること

・怒りは他者に迷惑をかける

・怒りは誰も幸せにしない


そんな思い込みを持っていました。でもわたしだって一応人間。怒りを感じないわけではありません。



でも怒りを表現することは禁じているわけです。


するとどうなるかと言うと、自己攻撃へと早変わり〜!


・わたしがダメなんだ

・わたしがいけないんだ


わたしがダメである具体的な根拠?

そんなの必要ありません。


現実に起こっている出来事が根拠です!どや

みたいな。



この自己攻撃。

実はかなりの割合で身体へのダメージとして反応が出ます。



身体への怒りの反応が慢性化してる人は気づいてませんし、気にしなくなっていきます。



もしかすると、心よりも先に身体に反応が出てると言っても良いかもしれません。

「身体は正直よのぉ〜」とはそういうこと。



先ほど怒りは感情の蓋とお伝えしました。


蓋をする事で本音を隠す・出てこないようにする、感じないようにするのですが、怒りだけではなく全ての感情の動きを止める働きがあります。



感情って天気みたいなもんだよー

晴れの日もあれば雨の日もあるんだよー

とカウンセラー達は言います。



感情って流れるもの、変化が当たり前なんです。


特に女性は月ものがあるので、一ヶ月の間に四季があるとも言われています。

お肌の調子も良くて身体も軽くてルンルンな週もあれば、身体が重くてイライラしている週もありまよね?



自己攻撃も怒りのエネルギーを使うので、身体巡りを滞らせていきます。

巡りを滞らせるということは循環が止まるということ。



実は昨年、私は月ものが止まるという事態が発生しました。


月ものが止まるということは一種の自己攻撃で、「自分が女性である」ということを攻撃している・否定しているということになります。

このように身体の部位によって女性性を司るもの、男性性を司るもの、悲しみを司る臓器、怒りを司る臓器などなど、感情と身体の症状には深い繋がりがあるんです。


「ストレスが溜まる」という表現も、実は怒りが溜まるということと同じ意味。



循環が止まったならば、まず意識的に流していく、解放していく、発散していくことが必要です。



なので、ここでは「怒り」を意識的に解放する必要があります。

(基本的にカウンセリングでは怒り自体を直接扱うことはせず、怒りの奥にある本音に気づいてつながって循環を促していくことが多いです)


感情は感じれば解放されるって言うよね?

怒りを解放するためには、あえて怒りを感じなければいけないのか?



でも怒りを発散させる、解放させるってあまり良いイメージが湧きませんよね?



その理由は、怒りを発散させる=他者へ攻撃する

というイメージになっているから。


怒りを他者への攻撃に執拗に使う人。

気に入らない事があると他者を攻撃する人。

自分を正当化させるために怒りを使う人。



それは怒りを発散・解放しているようで実は余計に怒りを溜め込んでいっていることと同じ。

私たちの脳は他者と自己を区別できないんです。

相手を攻撃している時は、自分を攻撃してることと同じ事が頭の中では起こっています(ドキっ)。



それに怒りを使って他者を攻撃している間は、実は怒りに向き合えておらず、自分の怒りを相手になんとかしてもらおうとしているとも言えます。


それって自分軸ではないし、相手に自分のご機嫌をとってもらおうとしていることと同じですよね?



パートナーシップの基本は、自分の感情を自分で面倒を見れるようになること。


自分で自分の感情の面倒が見れるようになるために私達カウンセラーが居るのです。






じゃあどうやって怒りを解放すれば良いのか?

おすすめの方法をご紹介していきたいと思います。

①怒りの感情を紙に書きだす

紙に書くことで怒りを認識する作用があります。



怒りって誰も感じたくないので無意識に無かったことにしようとします。

でも無理やり無かったことにしようとすると余計に怒りが湧いてくるみたいなところがあります。


いい感じだった彼から急に音信不通にされた時「存在を否定されたような感覚」「あの楽しい時間が無かったことにされた」みたいな感覚に陥るのと同じ。

怒りだって存在を否定されたら悲しむのです(笑)



でも書くことで怒りをより具体的に認識でき、認識できれば意識する事ができるので自然と落ち着いてくるみたいなところがあります。



②湯船に浸かる

お風呂は癒しと浄化の作用があると言われています。お風呂に浸かってることをイメージした浄化のイメージワークもたくさんあります。


そのためわたしもよく温泉に行くようにしています。


お風呂に浸かりながら、身体から毒素(怒り)がじわじわと溶け出していることをイメージします。

そして最後はシャワーで身体を洗い流します。

意外とさっぱりするのでおすすめです。


③涙を流す

涙活とでも言いましょうか。

湯船に浸かることと同じく、涙にも浄化の作用があります。

偶然涙が出るのを待つのも良いですが、意識的に涙を流す習慣を作る方がおすすめです。


わたしはよく舞台鑑賞や音楽鑑賞に行くのですが、それも涙活の一つ。

泣ける映画やドラマも豊富にありますし、YouTubeで泣ける動画を検索しても良いかもしれません。

④寝る

睡眠にも怒りを浄化する作用があります。


寝ている間の歯軋りも実は怒りの発散だったりします。

⑤定期的なネイルケア

爪が割れやすくなったり薄くなったり、何かと爪のトラブルが出ている時も怒りの感情が作用しているようです。


なぜ爪と怒りが関係しているの?

爪は身体の健康状態を測る手段として使えますよね。

わかりやすいのは爪の色の確認。


爪に圧を加えて離した時の血色の戻り具合など、爪の色の意味はよくわかってないけど、されたことある人いるよね?笑

爪の色が悪い=血液の循環が良くない

と解釈する事ができます。


あとは昔の言葉で「ささくれは親不孝」とも言われます。ささくれ自体は日頃の不摂生な生活や夜更かしが原因らしいのですが、親の言うことを聞かずに乱れた生活を送っているから。

ささくれ=親不孝であるという意味合いになったそう。



親の言うことを聞かない→反抗期→親や社会への怒り



よって、爪をケアしてあげることで怒りの解放に繋がるのです。


私自身、ネイルケアが怒りの解放に繋がると知った時は驚きました。実は怒りを認識し始めた頃くらいからネイルケアを始めていたんです。

怒りを浄化しようと思って始めたわけではなく完全に気分転換なノリ。


でも怒りの浄化をするように仕向けた私の潜在意識からの行動だっみたいです。



***


怒りの感情はなるべく感じたくないものですが、逃げずにしっかり向き合えば自分を一回りも二回りも成長させてくれる感情です。


とてもエネルギッシュな感情なので、しっかり向き合う事ができればその恩恵も凄まじいものとなります。

それに怒りはセクシャリティと深い関係があるとも言われています。


怒りが出てきた時は、自分の感情に嘘ついてますよ!ということ。

自分の本音を知れるチャンスなんです!


自分という人間が本当はどう生きていきたいのか?どう在りたいのか?

それが「怒り」という感情でわかってくるんです。

ちょっとエネルギッシュで怖れてしまう、扱いにくい感情ですが、パートナシップを良好にしたい思いがあるのなら一度向き合ってみることがおすすめです。

エネルギッシュだからこそ一人で扱うのは危険。そんな時はカウンセリングをご利用くださいね。

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