こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー 中辻はるかです
先日ふと思い出したことがありまして、とっても大事な気づきだったのでこちらのブログにも綴っていきたいと思います。
変わりたいと思っているのになかなか突き抜けられない
変化を感じられない
何も変わってない
カウンセリングをしているとそんなご相談をされることがあります。
それでも「人間は誰でも何歳からでも、変わりたいと思えば変われるんだよ」と私はお伝えしています。
人はそもそも成長意欲があり、変化していくことが当たり前な生き物だからです。
人間である以上あなただけが変化できない、成長してないってことはありえないんです。
*
先日、ひょんなことがきっかけで同級生と会う機会がありました。
その方とは約20年ぶりの再会。
学生時代に共通の友人からの紹介で、連絡先を交換し一時期やり取りをしていた仲でした。
皆さんも学生時代にやってませんでしたか?
他校の友人から男子生徒を紹介してもらって、気が合えば付き合うけど、そうじゃなければというかタイミングが合わなければまた別の誰かをお互いに紹介しあったり。
私は女子校だったので、結構頻繁に紹介制度が行われていました。(青春だねぇ〜)
その方と学生時代にメール(当時はメールだったよ!LINEなんか影も形も無い!!)のやり取りをしたのは覚えていたのですが、いつ頃どのくらいの期間やり取りをしていたのか全く思い出せず・・・。
まじで時の人と化。
一般的な流れとしては、メールから始まり電話したりしながら仲良くなっていき、その後会ってみてお互いの好みが合致すればお付き合いに至るのが普通の流れかと思います。
でも私はその方とは当時会わずして連絡を取らなくなったのです。
何か不快な思いをした覚えもなく、好みのタイプではなかったわけでも無いのになぜ連絡取らなくなったんだろう・・・
拒否られた覚えもない・・・
「もう20年以上も前の話だし、その時のことなんて思い出せないのが普通だよな〜」と思いながら、まぁ飲みに行ったわけです。
20年ぶりといえども、お互いに当時の自分よりも20年歳を重ねてしまっている訳です。
ましてや会ったこともない直接話したこともない、メールのやり取りのみ!
タイムスリップもいいところだろ!!!笑
でもノリよく普通に喋れたしむちゃくちゃ楽しめたんです。笑
「あれ?20年の重みどこ行った?」という感じ。
ぶっちゃけると、
もし学生時代にメールの関係だけでなく実際にその方と直接会って遊びに行っていたならば、確実に私の乙女心は撃ち抜かれていたでしょうよ、えぇ。笑
それなのに、なぜ学生時代の私はその方に逢おうとしなかったんだろう、遊びに行かなかったんだろう。
向こうから拒否られた覚えもない。
はて・・・?
なぜだ?
そして、あることを思い出したんです。
学生時代の私はまっっっっったく自分の見た目に自信がなかったことを。
自信がなさすぎて、自分からフェードアウトしたのです。
今でこそ「はるかちゃん肌きれいー!なんでいつもそんなに肌がツヤツヤ輝いているの?」「はるかさんが着ているお洋服が毎回ドンピシャ好みです!」なんて、
そんな嬉し恥ずかしなお言葉をいただくようになりましたが、学生時代の私は全く自分の容姿に自信がなかったんです。
それもそのはず。
学生時代の私は、超超超ちょーーーーーーーニキビ肌だったんです。
毎日赤ら顔(今でも若干赤みが出やすい肌質ですがそれ以上)で、いつも白ニキビがあってブツブツしていて、年中真っ赤なお顔だったんです。
今でこそ薬局などで簡単にニキビケア用品が手に入るようになりましたし、敏感肌用の化粧品もお手軽価格で販売されるようになりましたが、当時はSNSも普及していなければネットにも今ほど情報が溢れていなかったので、ニキビケア=皮膚科で治すものという認識しかありませんでした。
皮膚科にも通ったこともありますが「思春期ニキビだからね〜しょうがないよね」と医者から言われる始末。
ニキビってそんなに大したことないというか、思春期だからしょうがないという扱いだったんです。
一応薬はもらうけどそんなに改善することもなくといった感じ。
それに思春期って人の目を気にし出す時期じゃないですか。
特に異性の目、ね。
私の場合は親戚からも「ニキビがひどいねぇ」と言われていたし、まだ幼かった従兄弟たちからも「なんではるか姉ちゃんはいつも顔が赤いの?」と言われていたし(子供って時に残酷なくらい正直だよな笑)、かといって誰も改善策を教えてくれない訳ですよ。
なので、ニキビで荒れた肌を隠すためにマスクをしていた時期もありました。(コロナ禍になる前からマスク生活を送っていたのだ!)
でもマスクをすれば摩擦で余計に肌が荒れるし、でも顔を隠したいし、誰にも見られたくない。
そんな、誰にも共感してもらえない分かってもらえない悩みや葛藤を抱えていたことを思い出しました。
というか、当時は相当悩んでいて少ないお小遣いでいろんな化粧品を試しまくっていたのに、そんな時代があったことを自分が忘れてしまっていたことに1番びっくりしました。
*
自分に自信がなかった時代は誰にでもある。
特に思春期のトラウマは結構尾を引いてしまうもの。
でも人って変われるんです。
何をもって「私って変わったな」と感じるのかは人それぞれですが、実際に変化してしまった後は本人は悩んでいたことを忘れてしまっているというか、変化していることに気づかないものなんです。
なぜかというと、変わる頃には「現在の私」が当たり前になっているから。
理想の私とは、ここでいうと「男性と楽しく話せてデートが楽しめる私」のこと。
ニキビ肌で自分の容姿に全く自信がなかった時は、私なんか異性に好かることはないだろうと思っていましたし、「肌汚いって思われるだろうな」「キモい、ブスって思われるんだろうな」「女性としては見られないだろうな」「私が相手を好きになっても迷惑がられるだろうな」「私と居ても楽しくないだろうな」「実際に会うと幻滅されるんだろうな」とか、いろんな被害妄想を繰り広げていました。
〝ニキビ肌だからキモいしブスだし、女としては見られないし可愛くないし好かれない〟
というのが当たり前だったんです。
でも今では、
大体の人と人見知りすることなく喋れるし
男性と一対一でもご飯に行ける(昔は一対一が苦痛でストレスだったし集団も苦手だった)
ご飯に行く時点で私に気がある(女性として見られている)んだろうと思っている←
どんな人とでもノリよく喋れる自分がいる
私と一緒に過ごせる男性は幸せ者である(私の横は特等席である)
時と場合とホルモンバランスにより、上記のようなことを常に思えているわけではありませんが、でも男性と対等に話せるようにはなりましたし、その場を楽しめる自分になりました。
今はこの感覚が当たり前になっています。
人って変化する前は必死なんだけど、通り越してみたら案外昔の自分を忘れちゃってるというか、むしろ最初からノリよく男性と対等に喋れてデートを楽しめていたように記憶もアップデートされてるしまってるんだな〜と感じた出来事でした。
自分が変化したかどうか、成長したかどうかは意識しないと気づけない。
そこに気づくためには、周りと比べるのではなく昔の自分と今の自分を比べてみること。
どんな人も変わってないはずはない、絶対に進化してるし成長してる。
もしそれが分からないという人は、私の個人セッションにお越しくださいね^^
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