
こんにちは!
中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラー
中辻はるかです
何か問題が起こると、相手を責めるよりも先に自分の中に欠点を見つけて自分を悪者にしてしまう人がいます。
「恋愛がうまくいかないのは私に問題があるんだわ」
「彼との結婚が先に進まないのは私に問題があるんだわ」
「ダメンズとの恋愛を繰り返してしまうのは、私に女としての魅力がないからだわ」
「職場のおばさんが何かにつけて嫌味や文句を言ってくるのは、私に問題があるんだわ」
それも一理あるにはあるというか、確かに何かしらの考え方の癖があって、その現実を招き入れてしまったのは紛れもなく「自分」です。
ただ「100%私が悪いんやー!」「私に問題があるんやー!」ってわけではなく、相手にも都合や成長するタイミングってのがあるんです。
そのタイミングや相手の都合というのは、あなたの成長速度に比べて相手の成長速度が遅すぎていたり、相手がその方向では成長を望んでいなかったり、あなたが成長したい部分と相手が成長したい部分が合っていないだけのことも多かったりします。
というか、頑張っているのにうまくいかないことのほとんどの原因がコレなんじゃないかと思っています。
でも心理学では「自分が変われば、世界が変わる」とか「自分が変われば彼も変わる」とか「自分が変われば周りも変わる」って言うじゃないですか(笑)
確かにそうなんですけど、自分を責めるためにこの言葉を採用するのは間違っていると思うんです。
自己嫌悪、自己否定があると自分のせいにすることが癖になってしまいます。
そういう人はもれなく優しくて博愛主義者で慈悲深く平和主義者であることが多いのが特徴です。
そうやって場を平和に保つために何でもかんでも自分のせいにして、怒りをも自分の中に封印していくんです。
なんの話?笑
私の話です。
そして自分を責めている分だけ周りにそれが投影されて、あなたを責めたり否定してくる人が出てきたりもします。
それって苦しいし辛いし自己嫌悪に陥るし、孤独感や寂しさを伴いますよね?
なぜ苦しく辛いのに、自分のことを責めたり否定して「私がダメなんだ」「私が悪いんだ」ということにしてしまうのでしょうか?
人って原因が分かれば安心するんです。
原因がわからない状態では不安なんです。
自分が悪いことにしたらホッとするんです。
それに「自分が変われば相手も変わる!周りも変わる」と思えば頑張れるし、それが前に進むための瞬発力やエンジンにもなります。
でも逆にいうと、現実が変わらない状況が稼働力になっているので変わらない現実ばかりを引き寄せてしまったりするんです。
そして、また現実が変わらない原因を自分のせいにします。
相手からの理不尽な攻撃があっても自分のせいにします。
それは疲れますよね。
それだけ頑張っているんです。
それだけ我慢もしてるんです。
自分が頑張っていること、本当は我慢していること、本当は疲れていることに気づけない人は、体に「病気」として症状が出始める人もいます。
普段から自分のせいにすることでいろんな感情を溜め込み、それを気づかせるために病気という形で体が反応してくれるんです。
自分の中にある女性性を否定している人は婦人科系の病気が見つかったり、なぜか身体の左側だけ怪我することが増えたり(左側は女性性を司る)、何かと我慢しがちな人は便秘だったり(女性は我慢や耐えることが得意な人が多いので便秘の人が多い)。。。
なので、まずはそうなる前に(そうなってしまった方も)自分を労ってあげましょうよと提案しています。
自分を責めたり否定することが得意な人は、自分を労ることが苦手なことが少なくありません。
自分を労るコツとしては、自分のような親友がいたらどんな風に接しますか?という視点。
その親友に、どんな言葉掛けをしますか?という問いをしてみてください。
そして、自分自身に対して親友のように接してあげましょう。
「あんたは本当にいい女だよ。もっと自分に自信持ちなよ」
「いつも頑張りすぎだよ。そんなに頑張らなくても「そのままのあんたがいい!」って言ってくれる男は山ほどいるって」
「あんたの良さがわからない男なんてさっさと捨てちまいな!」
「あんたは何でも自分一人でテキパキできちゃうから、職場のおばちゃんはあんたの能力と美貌と才能に嫉妬してるだけだよ。あんたがどれだけ努力して頑張ってきたか分からない奴なんてほっときな。」
そうやって声かけしていくと、何だか気持ちが落ち着いてくる人もいます。
逆に「そんなはずはねぇ!自分に問題があるんです!」と怒りが出てくる人もいるでしょう。
それでもひたすら自分に優しい声かけをしていくように心がけてください。
「まぁそう思っちゃうよね〜。でもさ、そうやって自分のせいにすることで周りを守ってきたんだよね。それって愛だよね」と。
自分のことを肯定できるようになっていくので、自分の中に常に強い味方がいるような感覚が芽生えたり、地に足がついていくような感覚を得る人もいます。
自分に厳しすぎて優しい言葉掛けが思いつかない人は、温泉やマッサージに行って体からアプローチすることもおすすめですよ^^
今まで頑張ってきた自分に何か特別なプレゼントしてあげてください。
自分の味方はいつも自分であること。
その姿勢が誰かとパートナーシップを築く上での土台となっていきます。

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