父と私の終戦の日(前編)

家族の話
2023.9

こんにちは!

心理カウンセラーの中辻はるかです

 

 

前回大反響だった母と向き合うシリーズの続きとなります。

まだ読んでいない!という方はこちらをクリック↓

 

 

 

 

***

 

 

気づけば、今年も残すところ3ヶ月。

 

 

2023年上半期ではパートナーシップの問題を機に母と向き合い、お金問題が浮き彫りになり自立が崩壊しました。

 

頼れない、甘え方を知らない、信頼できない、拒絶や否定される怖れなど、

そんな事は全部子供目線だった私の思い込みで、ずっと私は母から見守られ応援されてきたんだと知ることができました。

 

 

弱いと思っていた母は、本当は強かった。

 

思い込みが崩壊した恩恵は本当に大きく、その出来事が終わっても

ふっと思い出せばすぐに涙でうるうるしてしまう日々。

 

 

女優かよ!

ってくらいすぐに涙が出ます。

 

 

 

徐々に何かが溶けていっているんだろうなーと思いながら過ごしていました。

 

しかし、母に頼った次は…

父との決闘が待っていました。

 

 

**

 

 

 

私は現在、パートナーとの結婚について悩みを抱えています。

 

 

詳細はプライバシーもあるため割愛しますが、一言でお伝えすると

 

「結婚したくないカレシvs結婚したいカノジョ」

 

のあるあるなお話となります。

私と彼の関係について友人やカウンセラー仲間に話したこともあります。

 

 

「あなたと彼は世界が違うから結婚は無理よー」

「それって結婚できないって言われたも同然じゃん?笑」

「あなたと彼が結婚できない理由は○○と◯◯と◯◯と・・・」

「そんな人とは別れた方が良くない?時間の無駄だよー」

という言葉や

 

「彼との結婚どうなった?」と普段連絡を取っていない人から連絡がきたかと思えば

「結婚決まってないんだー♪そうなんだぁー♪私は先月出会った人と結婚決まったよ!」という鋭角度からのお知らせなど。。。

 

 

こちらが聞いてもいない、求めてもいない声も沢山いただきました。

 

この

「どうせあなたには無理」

って言葉。

 

 

それも愛情という視点はさておき、

人はこうやって言葉で簡単に他人の自信を削いでいくんだなと感じました。

 

 

しかし、そんな言葉ばかりというわけではなく、温かい言葉も沢山いただきました。

 

 

 

「めんどくさいなぁ〜別れてしまおう!」と思う日もあれば、なんやかんやで彼との繋がりが感じられる日もあり・・・

私の中ではパートナーシップの悩みを通して、両親との関係に癒しが起こり始めていました。

 

状況は望ましくないけれど、いろんな気づきや癒しが起こっている。

 

今まで自分は向き合ってきたものの積み重ねもあるでしょうが、その点ではパートナーに深く感謝してもしきれないほどになっていました。

(※助演男優賞を贈りたい。)

 

 

しかし「パートナーは鏡」というように、私の癒しが加速すればするほど、パートナーは今までの蓄積物なのか膿が出続け、弱っていく一方だったんです。

 

※癒しに関するデトックスの出方は人それぞれで、癒やされたからといっていい気分になる人もいれば、浄化作用で体調が悪くなったりする人もいます。

 

 

パートナーには様々な角度からデトックスが起こり始め、ついにはメンタルを崩す直前まで来てしまっていました。

 

そこで私は西の花魁のカウンセリングを受ける事にしました。

(ちなみにカウンセリングを受けたのは7月の話です)

 

 

カウンセリングの予約をして私は何か糸が切れたのか、または安心したのか?

カウンセリングの前日にパートナーと別れ話が勃発。

 

 

今までにも何度か別れ話になったことはあったので、「またか( ̄  ̄)」と思う反面やはりショックでもあり、別れ話にワナワナしている自分がいました。

 

 

パートナーとの今までのことやこれからのこと、自分のこれからの人生のこと、私の年齢的な焦りや「もう何をやっても私の力ではダメかもな…」という諦め。

 

 

そんな状況の中でも、私の家族は私の結婚を待ち望んでいる様子でした。

 

 

「はるかの結婚祝い金貯まったから、もういつでも結婚していいよ!」と言ってくれる90近い祖母の言葉。

 

 

母や妹が私のことを心配してくれていること。

 

 

なのに、自分の力ではどうにもできない壁があること。

 

 

こちらが頼んでもいない、いらんおせっかいや正論の数々。

 

それらのエゴに同調してしまう自分の弱さと苛立ち。

 

それに立ち向かう勇気もなければ根気も疲れ果ててきて諦めそうになっていること。

 

母とのことで癒しが起こったとはいえ、結局は自分で自分を罰しているだけではないか?という自分への疑念。

 

 

「上手くいかない方が周りも私のことを面白がって喜ぶのでは?」という謎の自暴自棄。

 

ひねくれた頑固さゆえ、癒されても癒されても自己否定・自己嫌悪がやめられない自分。

 

 

嫌なことは全部自作自演なんだけど

何もかもが嫌になっている自分、、、

 

 

この半年間でいろんな事が起こりました。

 

 

結婚にコミットしようにも何もビジョンは見えないし、ビジョンが見えないので選択ができない。

全然ワクワクしない。

 

そんな状態でした。

 

 

シクシク泣きながら話したあと

西の花魁からは、

 

 

・私が自分の才能や魅力や価値を全然受け取れていないこと。

・一人でがんばりすぎていたこと。

・彼の話をするときに感情が切れてしまっていること。

・自分がエゴまみれであること。

・罪悪感で彼と繋がろうとしてしまうところ。

・オカマもふりしてちんこのチャンバラをしているところ。

・本当の女性性強化月間が来ていること。

 

沢山伝えてもらいました。

 

 

すると西の花魁が

 

「ねーねーはるかさま、あなたはいつから彼のことを過去形で話すようになった?」

 

と一言。

 

そこでハッとした私。

 

 

そうだ、まだ終わってないんだわ。

 

本当に怖れている事はまだ何も起きてないんだわ。

 

 

 

ダークストーリーを描いてしまうのは罪悪感のなせる技で、「2人でダークストーリー描いてるね(はぁと)」と

東の魔女にも言われていた事なのにすっかり忘れていました!!!笑

 

 

 

私の癖は、嫌な気分の時に選択しようとしてしまうこと。

そして、エゴの声と仲良しなこと。

(これは性癖だそうな。笑)

 

 

 

一通りシクシク泣きながら話し終わった後、いくつかの宿題を出されたのでした。

 

 

一つ目はサレンダー。

 

そういえば、私はいつもサレンダーを言われます。

 

 

どこに辿り着くかわからん船に乗って、川の流れに沿ってゆらゆら流れるサレンダー。

 

私にとってサレンダーのイメージはナイヤガラの滝のイメージ。

 

 

ゆらゆら流れる川に沿って川を渡っていたらいきなり広大な滝が現れて、そのまま滝壺に落ちてしまうような感じがするんです。

(ちなみに、私はナイヤガラの滝には行ったことがない笑)

 

 

落ちることは回避したいので、滝壺に落ちないようにコントロールしたくなるのだ。

 

でも万が一滝が現れても、〝繋がり〟を感じられていたら怖くないらしい。

 

 

 

 

 

そして二つ目の宿題は…

 

 

 

 

西の花魁:「お母さんの次は、お父さんやな」

 

 

「お父さんに、彼と結婚できないかもしれないって相談してみ!」

 

 

 

 

 

 

 

ええええ?!?

まじかよぉぉぉぉぉお!!!!

お父さんに恋愛の相談?!

 

そんなのやったことないっっ!!!

 

 

 

なんて言われるか想像もできません!!!

 

 

西の花魁:「その距離感でお父さんと話したこと、相当昔やと思うで」

 

 

「今のはるかちゃんならその距離でお父さんと話せると思う!」

 

 

えーーーーーーーー!

いやむしろ、そんな近い距離感でお父さんと話したことない(記憶にない笑)。

 

 

 

ちなみに私の父は昭和初期の頑固親父というか、

 

 

世間体や学歴職歴に厳しく男尊女卑な考え方でもあり、あの人気アニメ「鬼滅の刃」の炭治郎が家族を背負って戦う姿が生ぬるいと感じるようなタイプです(爆)

 

 

むしろ巨人の星とか、火垂るの墓とか

 

 

耐え難きを耐え、忍び難きを忍び…(たまにこれを呟いていた父)

 

 

というタイプ。

 

 

(後に私は、このセリフが昭和天皇が終戦の玉音放送で言っていたセリフやと知った。)

 

 

そんな父に対して私の恋愛相談なんぞ生ぬるすぎるし、しょうもないことすぎるし、ましてやいい歳こいた娘がこんなことを父親に相談するなんて、、、私には耐え難きすぎる。

 

 

 

でも私には「やる一択」しかないのです。

 

<忠誠心が強い私>

 

 

 

 

**

カウンセリング後、、、

どうやって父に話そうか…と考えていました。

 

 

 

すると、親ってのは不思議なもんで、子供の異変にすぐ気づくんですよね。

 

 

カウンセリングを受けた次の日、返してなかった父からのLINEに返事を送ったら私の異変を感じたのか

 

 

「お前大丈夫か?暑さでおかしくなってないか?」

 

と父から返事が。

 

 

来てたLINEの返事しただけなのに(驚)

 

 

 

普段の私はどんだけそっけない態度だったんだろうか・・・

と自分を顧みた後、

 

 

 

これはもう今言うしかないのかもしれない!

 

 

 

そう思って父への宿題を決行したのでした。

 

 

 

つづく

 

 

世間体や役割にとらわれない女の生き方を全うしよう!

人生に遠慮はご無用♪

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