
こんにちは!
心理カウンセラーのはるかです。
本日のブログは、前回投稿に引き続きラスボスおかんと向き合っていく過程を綴っていきます。
前回投稿から読んでくださると、後半にかけてより一層感動が味わえると思います( ̄▽ ̄)ドヤ
***
前回の続き・・・
本当に身体でも売ろうか?
半分本気のような本気じゃないような・・・
でも体を売るか一瞬でもマジで考えるくらい切羽詰まっていたんです。
情けないけど。
素人がAVに出れば10万は稼げるかな・・・
そんなロクでもない事を考えてしまっていました。
それもそのはず。
「僕らは、お金が回らなくなったら、自殺を選び、犯罪を選ぶ」
夢と金:西野亮廣 著
※大人の自殺の動機、犯罪の動機のそれぞれ第2位は「生活の困窮」というデータがあるんです。
お金が回らなくなったらこうやって普通じゃないことを考えて孤立して、人として生きていられなくなってどんどん落ちていくんだな・・・
自分だけでは抱えきれなくなって、こんなみっともなく情けない私でも許してくれそうな魔女に相談しました。
ブワーーーーーっと一気に話しました。
そしたら、
「親に言ってみたら?」と一言。
え?
親に…、、言うの?お金のことを?
そんなの絶対無理!!!!
1番頼れないし甘えられないと思っている人に、「助けてください」なんて言っても助けてもらえないに決まってるやん。
お母さんお金ないっていつも言ってるもん。
そんなことを言いながらポロポロと涙が出てきました。
女神:「もう頑張れませんって言う時じゃない?」
親に言うなんて考えたことなかった。
お母さん、、、なんて言うだろうか。
どこから話せば良いだろう。
なんて話せば良いだろう。
親に言えば、何にお金を使ったのか根掘り葉掘り聞かれるかもしれん。
もし親に話しても何も変わらなかったら?
自分のやりたいこと、頑張ってみようと思えたことや経験、好きなことを否定されるだけで終わったら?
それが1番怖かった。
私が好きな心理学やカウンセリング。
面白いと思って始めた心理学やカウンセラー。
自分を成長させてくれたもの、たくさんの人に出会わせてくれたものまでも否定されるかもしれないと思ったら怖ろしかった。
*
カウンセリング終了後、何かを感じ取ったのかタイムリーに母から連絡が来た。
母:「GWは何日に帰ってくる?」
ゴ、、ゴールデンウィーク・・・
全くそんな気分にはなれなかった。(そりゃそーだ笑)
なんて断ろうか、なんて言い訳しようか。
考えに考え抜いた返事は、
私:「帰るかまだ決めてないです」
と、濁すのが精一杯でした。
すると、
母:「帰っておいでよ。ばあちゃんち行ってお寿司も食べるよ」「交通費なら出すし、何も予定が入ってないなら気分転換に帰っておいで^^」
何かに押しつぶされそうになりながら、返事を一日置きました。
すると、妹からもLINEが。
妹:「GW帰ってこんと?」
みんなしてなんだよ。
そんなこと言ってくるなよ。
もう頑張れない、出来ないんだからそんなこと言ってくるなよ。
でももうダメだーーー
言うしかない!!!
そして次の日、腹を括って母に正直に伝えました。
「昨年に借金して勉強しに行って、その学びが回収できてなくてお金が回らなくなってきたから生活が苦しい。だから地元に帰るための交通費出すのもしんどいの」と。
情けない、みっともない。
いい大人なのに。
私はまた高校受験の時と同じ過ちをしている。
私にできるわけないのに挑戦した。
私にそんな力なんてないのに、ただの好奇心だけで挑戦してしまった。
また自己中すぎる決断をしてしまった。
全部、怒られる覚悟で伝えました。
色々根掘り葉掘り聞かれると思って、一応の脳内シミュレーションもしていました。
母からは、いくら借金が残ってるのか、毎月いくら払っているのか、家賃は払えているか、水光熱費は払えているかを質問されて答えました。
すると、私が予想をしていなかった反応が返ってきました。
母:「はるかの結婚資金の積立金があるけど、それを解約して借金返済の一部に当てようか?」
え・・?
私の・・・結婚資金?!
母:「無理すると身体壊すよ!一人で頑張りすぎないこと!」
「いつも言ってるやん!生活が大変なら食材送ってって言いなさいって。病気にならないようにしなさいよ!元気で働かないと給料ももらえないからね!」
と予想外の部分を怒られた。
私:「実家もお金ないこと知ってるから、誰にも言えなかった」
と伝えると、
母:「はるかよりは持ってるつもり!」
とのこと。
母:「来週手続きしてくるから。食材(母の手作り冷食)も何か送るよ。リクエストある?」
情けないやら申し訳ないやら。
まさか母が、結婚するかもわからない娘の結婚資金を何年も前からコツコツ貯めていたなんて。
ここまで自分が落ちないと母の愛に気づけなかった自分。
ずっと昔から、母は私の幸せを願っていたのだ。
それなのに私は自分を責めることに必死で、抱えきれなくなったら被害者になって誰かを責めて、自分を傷つけることに必死で、何にも受け取れてなかった自分。
ここまで落ちぶれないと感謝ができなかった自分。
しかも、「母のようになりたくないから結婚したくない」とまで思っていました。
大泣きしました。
その日から一週間くらい、ずっと泣きました。
お母さんみたいになりたくないから結婚したくない。
そう思っていた自分をアホやと思った。
母は、私が恐れていた内容には少しも触れなかった。
私が「もうめっちゃ情けない・・・」と母に伝えると、
母は、「気にしなさんな」と一言。
「勉強したいことがあれば、した方がいい。私が働いてるうちは協力できることはするけん。
遊びに使ってるわけじゃ無いから協力できる。また頑張って働こうと思える!」
「次からは、息詰まる前に相談してください。」
母はそう言ってくれた。
*
私が弱いと思っていた母は、実は強くて逞しい母でした。
そういえば、母はいつも私が「これやってみたい」「こんな習い事したい」と言ったことは全て体験させてくれました。
高校受験の時も大学受験の時も父は猛反対している中で、
母だけは、
「あんたが行きたい方向に行きなさい」
といつも応援してくれていました。
父のように、学歴やお金を稼げることだけが強さではない。
母のように、どんな状況でも信頼を送り続けて支えて、応援し続けることだって立派な強さだ。
今までの私は、母が弱いから母を背負って父と戦ってきたんだと思っていました。
でも私が父と戦えたのは、母の強さを背中で感じていたからなんだな。
父と戦うために、弱い私を隠すために、強い母を背負ったのかもしれない。
そう感じるようになりました。
我慢や犠牲は母の弱さであり女の弱さだと嫌っていたけれど、それも愛ゆえだった。
我慢や犠牲だけじゃなかった。
苦しく辛いものだけではなかった。
私がいるから母は我慢してるんだ
わたしが生まれたからいけなかったんだ
わたしが居るから離婚できないんた
辛いんだ、幸せじゃないんだ
そう思ってきたけど違った。
母の中では我慢だけじゃなかった。
苦しいだけじゃなかった。
そこにはたくさんの愛もあったんだ。
*
母の弱さを許せると、自分の中にある弱さを許せるようになりました。
と言うより、弱さだと思っていたものが実は強さだったことに気づきました。
弱さかもしれないけど、でも愛だった。
そうやって母の中にある強さや弱さを認めることができたら、自分の軸になっている〝女性であること〟に対して、そのまま受け入れられるようになりました。
女性ってすごいな。
女に生まれてよかった、めっちゃラッキーだ!
女性であることは楽しいんだ。
そして、私の中にも母の強さであるDNAを受け継いでいる。
母は弱いだけじゃなかった、強かった、逞しかった、ぜんぶ愛だった。
この出来事から1週間、いや4月下旬から5月中はずっとこの出来事を思い出しては涙が自然と流れてくるような毎日を過ごしていました(笑)
少し思い出しただけで泣いちゃうような、仕事をしていても涙が伝ってくるような、でも悲しい涙じゃなくて嬉し泣きなんです^^
私、愛されてたわ。
ハートが開いちまった。
*
私たちは、愛されないことよりも愛を受け取ってもらえないことの方が辛い。
強くあるために我慢や犠牲をしなければいけない。
甘えることは弱いものがすること。
頼ることは情けないこと。
できないことを認めることが、全人類に対しての負けである気がしていました。
そう思っていたけど違った。
私が成人してもおばちゃんになっても、母にとっては自分の娘が何歳になろうが一生娘なのだ。
親の愛情って偉大だな。
すごいわ。
そんなことを感じることができた1ヶ月でした。
母のお腹にいる時から自己主張が強かった私(母は私を妊娠している時、つわりが酷すぎて「悪阻ではなく何か病気なんじゃないか⁈」と疑われるほどだったそう笑)をここまで育ててくれてありがとう。
私の母は、女性としても妻としても母としても逞しく強かった。
人生で初めて、母のようになりたいと思った。
母のように誰かを信頼を送り支えながら、強く愛す人になりたい。
**
私はカウンセラー活動を通して、もっともっと女に生まれてラッキーだ!自分という人間に生まれて超ラッキーだ!サイコー!!!と感じれる女性を増やしたい。
確かに、昔よりは女性は自由になりました。
自分の人生を選べるようになったと思います。
そのはずなのに、自分の未来や人生に希望が感じられなくなっている人が多すぎる。
女に生まれてよかったと思える喜びや希望、感情を感じられなくなっているのか、または忘れているのか、
「どうせ何をやっても無駄だ」と諦めている人が多すぎる。
だから、自分と深くつながってパートナーシップを結ぶことで、人生を好転させられる女性を増やしていきたい。
どうしたら良いかではなくて、自分がどうしたいかで行動できる女性を増やす。
世間が決めた〝普通〟を超えていける女性を増やす。
それが私のミッション。
そんな世界をカウンセラー活動を通して広げていきます。
そう思いながら、今日もこれからも精進してまいります!
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