カウンセリングを辞めたくなった!実は変化の前触れに起こりやすい?!

カウンセリングについて

こんにちは!

中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラーの中辻はるかです

「カウンセリングをやめて、自分なりに頑張ってみようと思います」

「金銭的に厳しくなってきたので、しばらくは一人で頑張ってみようと思います」

「仕事が忙しくなってきたので、落ち着くまで中断しようと思います」


継続カウンセリングをさせていただいていると、クライアント様からこういったメッセージをいただくことがあります。(最近立て続けにこういうことが起こったのだ)

特にカウンセラーから見ていても「とてもいい感じに変化しているよ!あともう少しだよ!」というクライアント様が上記のようなことをおっしゃることが少なくないのです。

確かに、続けていただいた方が私は金銭的に潤いますし、上記の理由を踏まえたうえで「何とか踏ん張って続けてほしい!頑張ってほしい!」ってのが本音です。


せっかくここまで来れたのですから、そこで辞めたらまた元に戻ってしまうのでとても勿体無い!

(一人で無意識の習慣を変えることはなかなか難しいし、私は強がって遠回りしてしまったからこそお伝えしている)。



ちなみに継続カウンセリングを受けている方は、大体3〜4ヶ月目くらいの頃に何らかの違和感やざわつきを感じたり、カウンセリングの主訴とは別の現実的なことが気になり始める方が多いような印象です。

(私もそうだったし、カウンセラーという立場からしてもそれは感じる)

その違和感の出方は人それぞれですが、大体が好転反応であることが多いなというイメージ。

要は、クライアント様にとって都合の悪いことが起こるみたいな感じです。


都合が悪いことのよくある代表例としては、

①お金が気になりだす、収支が回らなくなる

②仕事が忙しくなる

③周りの大切な人や自分が体調不良に陥る

のように、一時的にエネルギーが下がる、枯渇するような現象が起こるんです。


で、冒頭で並べたような発言が出てくるわけです。


確かに現実的に考えたらカウンセリングを中断せざるを得ない理由としては相応しいし、お金だって仕事だって大事だし、そう思ってしまうのも仕方ないことだしその選択を否定するつもりもありません。誰も何も間違ってはいません。

言うならば、みーんなそこを通ります(私もそうだった笑)

でもそこで踏ん張るのか、別のことを理由に自分から目を背けてしまうかでは大きな違いが生まれるんです。



しかし渦中に居る側の人間からすると、これが良い変化の前触れとは到底思えませんし気づきません。

ここで逃げずに踏ん張る必要があるってことを受け入れることができません。


それはなぜか?


ズバリ、クライアント様が望む現実的な変化がまだ起こっていないからです。(わっかりやすーい!笑)
あとは自立心が邪魔をしている。


この状態をイメージとして例えるなら、朝日が登る前のまだ薄暗い一番冷え込む時間帯なんです。今の寒い季節だと朝の4時とか5時頃ね。


まだ朝日は見えていない(現実的な変化は現れていない)、気温が一番冷え込む(暖かくなる、気温が上がる気配がしない)、でもカウンセリングを受けた当初よりは確実に気持ちも楽になってきて落ち着いてきた感覚はあるし楽になってきた感覚もあるし気持ちに余裕が出てきた感もある、という感じ。

で、人って今までとは違う感覚を覚えた時に大抵が違和感として認識されます。だって、今までとは違う感覚なんだから違和感っちゃ違和感なわけです。

人は無意識にその違和感に怖れを感じます。その違和感(怖れ)を回避するために、さまざまな状況を引っ張ってきます。


違和感や変化への恐れがあるから、分かりやすく現実的でしかもマイナスなことに意識が引っ張られてしまうってこと。

だからこそ、一緒に伴走しているカウンセラーとしては非常にもどかしいし葛藤する場面でもあります。

クライアントさん、めちゃくちゃいい感じなのに!!


そんなことを避けるべくといいますか、カウンセリングを辞めたくなる時に具体的にどんなマインド的な変化が起こっているかについて、ちょっとここで記してみました。

◾️いい意味で自立心が芽生えてきている

「自分なりにやってみよう!」と思えることは、とっても良いことです。本来の自立心って「一人でやってみたい!」と思えるものというか好奇心みたいなところがあるので、あなたの心が意欲や余裕を取り戻してきた証拠でもあります。


カウンセリングの当初は感情が爆発しまくっていて、怒りや悲しみや寂しさや見捨てられ不安とか孤独感など、我慢してきたものがブワーッと溢れ出て振り回されることが多かったはずです。

そう考えると、これも成長だし良い変化ですよね^^



この変化を例えるなら、大量出血していた傷口からの出血がやっと止まってきたってところでしょうか。でもまだ完治してないし、ちゃんと毒素を出して消毒して傷を縫合しただけです。

まだ抜糸もしてないし、皮膚だってまだ繋がってないんですよ。



その状態で戦場に戻ったらどうなるかわかりますよね?笑

でも私のところにくるクライアントさんは自立心旺盛な頑張り屋さんが多いので、「これくらいならばもう大丈夫だ!」「これくらいなら一人で立てるべ!」と思いこんでしまう人が多いです。


しかも元々甘えることや頼ることが苦手な人も多い。「自分が弱いからダメなんだ」とか「自分が不器用だからダメなんだ」と自分を否定してきた分、人に頼ることを許せないしそんな自分を否定している分焦りもあると思われる。(ちなみにこの焦りは自己否定からくることが多いよ)

だからこそ、早く一人で歩けるようになりたいわけです。

でもここでの自立心は、ポジティブな自立心というよりまだまだ恐怖心を煽られてのネガティブな自立心なんですよね。


中断を希望された場合、私としては深追いはしません。

でも傷が塞がってない状態で戦に立ち向かってしまった状態なので、大抵は戻ってくることが多い印象です。

だからこそ、いつでも戻って来れるような体制は整えているよ。傷口が開いて血が吹き出してしまったら、また戻ってきたらいいんですよ。

◾️大人の女としての余裕(フェロモン)が出てきている

私のところにカウンセリングに来られるクライアントさんは、元々女性性が豊かな方であり後天的に男性性を強めてきた方が多いです。なので、女性性を強化していくことでバランスを取るということをカウンセリングの裏テーマとしています。

実はこの女性性を強化しながら心のバランスを整えていくことが、大人女子が自分を乗りこなせるようになるにはとっても大事でね^^



継続カウンセリングではそのバランスを整えていくようなことをイメージワークや宿題を含めて色々とやっているのですが、その中でも両親との関係や思春期ごろの人間関係に遡って扱っていくことが多いです。


自分を理解しながら両親を理解していくんです。大人の女になるってのはそういうこと。子供目線のままだといつまでも両親を見上げて自分自身を子供として扱ってしまうし、エロい大人な自分を許せなかったりするでしょ?

母の気持ち、父の気持ち、そして自分の気持ちを行ったり来たりしながら、「本当はどうして欲しかったのか」とか「本当は何を伝えたかったのか」とか、細かく細かく深堀して自分でも本音を認識できるようになっていきます。

時には「ちょっと今から悲しいって言葉に出して言ってみて」なんて伝えて、見て見ぬ振りしてきた感情を言葉に出してもらったりしています。自分の感情を認識するってとっても怖いんです。


自立心強めな方は、大好きだった人に傷つけられたなんて受け入れたくないですからね。

そんなことを細かくやっていくと、今までバラバラだった点と点が繋がり始めます。そしたら視野が広くなって全体を見渡せるようになるんです。すると自然と心に余裕が出てきます。

これを体感覚として感じれるようになると、自分が本当に望んでいるパートナーシップやライフワークがだんだんとわかるようになっていきます。


でも、ここで最後の依存心が出てくるんです。

その依存心は人それぞれ違いますが、分かりやすいのは恐れや不安から自分や相手へのコントロール欲が出てきたり、決断に迷いが出てきたり、他のことが気になり始めたり、現実面が気になり始めたり・・・

一番分かりやすいのはお金、そして仕事ね。

体調を崩したりなど好転反応が体に出る人もいます。

何かと理由をつけて抵抗するし、お金が足りないといういかにもな大義名分を使って不安を煽って変化を拒むようなことをやっちまうし、仕事が忙しいと状況を引き寄せて悩みや問題となっていたものから目を背けさせたり、私たちの潜在意識は巧妙に都合よく変化しないための理由を持ってきます。

男性性ってのは現実的で思考的です。女性性が豊かになってきた分、男性性を使って思考的に判断してくるってこと。(お金とか仕事とかは男性性を表すもの)

◾️中断せずに続けた方が変化は早いし遠回りせずに済みます

そんなこんなで、今回はよくある中断したくなるタイミングやよく起こる違和感や現象、尚且つ変化の前触れであるいいタイミングの事例を取り上げてみました。

この件については他にも複雑に絡み合っている感情があるし、カウンセリングを中断したくなる理由はこれだけではありません。



ちょっと厳しいことを言うならば、本当に本気で自分を変えたいとか、音信不通の彼との関係を進展させたいとか復縁したいとか、何かしら自分に変化を起こすというのは、これまでとは違った優先順位に変えることであり、何があっても自分にフォーカスを当てておくことだし自分から目を逸らさないってことです。



あなたはカウンセリングを受けられないことをお金のせいにしていないだろうか?

カウンセリングを辞める理由を仕事が忙しいせいにしていないだろうか?

誰かや何かのせいにして自分から目を背けていないだろうか?



そうは言っても最終的にはどんな道を通ったとしても幸せの道に続いていますからね^^

幸せになるんだ!理想の生き方を手に入れるんだ!ってことを自分が諦めなければ大丈夫です。


でもカウンセラーとしてはやっぱりもどかしいし、何も言わずに完治してないまま戦場に送り出すことも責任放棄している気分にもなるし(罪悪感)、そんなもどかしい思いも含めて書いてみました。

マインドが変わり始めてからの現実化を早く味合わせてあげれなかった私の責任でもあるしね。


なので、やっぱり継続することが一番近道で変化が早いし、早く楽になれます。(私は頑固だったし、変化への抵抗も怖れも強かったしすごく遠回りしました。)



ということで、やっぱり継続することと尚且つ半年から一年は見といてねってことで、中辻のカウンセリングに来てくださいな。


【大人女子が自分を乗りこなせるようになるカウンセリングはこちら】


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