こんにちは!
最近なかなかブログが書けず、ドツボにハマっていた中辻はるかです。
頭の中の言葉を書き出すって簡単なようで、人に伝えることを考えると非常に長考してしまう癖があります(‘_’)
どこぞやのシンガーソングライターのように、通勤中や料理中や散歩中など、何かをしながら頭の中で浮かんだ文章や言葉を即座にスマホのメモに記するようにしていますが、メモだけが大量に溜まり何が言いたかったかまとめられない日々が続いております。
これも慣れだなと暖かく見守るしかありません(@_@)
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先日心理カウンセラーのケイティ先生が、とても面白い内容のブログを書いていました。
私は今まで水商売での経験や婚活恋活マッチングアプリなどを通して、たくさんの男性とのお財布事情に遭遇してきました。
今日はその経験を通して感じたことを、私なりの勝手な持論と推測を含めながらつづっていきたいと思います。
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みなさんは“3K”や“アッシーメッシーミツグくん”という言葉を耳にしたことはないでしょうか。
~用語解説~
※3K=高身長、高収入、高学歴の3拍子の揃った男性のこと。3K揃っていればいい男と認識されていました。
※アッシー=デートはもちろん、デートではなくても女性を自家用車で送り迎えする男性のこと
※メッシー=女性とお食事する際は必ず男性がお会計すること。
※ミツグくん=記念日関係なく頻繁に物品等を女性にプレゼントする男性のこと
私はこの言葉が流行した時代にはまだ生まれていないので、半分憶測で言っています(笑)
この言葉は昭和後期から平成初期にかけて流行していたと思いますが、この時代は物理的なものや目に見える事柄で男性性(ここでの男性性とは男らしさのこと)を表現していたようなイメージがあります。
今では死語に近い言葉にはなったものの、現代でも女性が男性とデートをする際の何かしらの判断基準になってしまっていることは言うまでもありません。(当時ほどではないとは思うけど)
特にその時代を謳歌してきた世代の子供が、現代の20代~30代ではなかろうかと…
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みなさんは両親または周りの上司との会話の流れで、「デートをして男性と女性が割り勘なんて考えられない!」という話を聞いたことはないでしょうか?
ちなみに私が水商売をしているときは、この手のお話はお客様からもお聞きしていましたし、先輩姉さんからもこのセリフを山ほど聞きました。
当時は、仮にデートという名目でなくても女性相手の時は男性がお会計をするということは結構当たり前で、尚且つ気に入った女性とのデートであれば必ず男性がお会計していたようです。
昭和後期から平成初期の男性は、そういった場面で男としてのプライドと言いますか、“自分は男である”ということを世間に示し、同じく女性に対しても分かりやすい態度で自分が男性であるということを示し、目に見える形で示すことで男性自身も自分を男として受容していくようなプロセスが、そこにはあったんじゃなかろうかと…
このような時代背景があるからこそ女性側の心理では、
デートでは男性がお会計する=私は女性として見られている
が現代の女性の中で根強く残っているのではなかろうかと思います。
しかし現代の20代~30代の男性は草食系とささやかれるように、男性性を表現する男らしさの象徴が、昔のように表面的で物理的なガツガツした男っぽさではなくなったのは皆さんも感じていることと思います。
車を買う男性が減った、ブランド思考の若者が減った、物を買わない若者が増えた、女性にモテたいと思う男性が減ったetc
物やお金やステータスで男らしさを表現する若者が減った。
それは若者の欲(物欲・性欲・女の子にモテたい!とか)がなくなったとか、男性が弱くなったとか、男らしさがなくなったわけではなく、「表面的で物理的な目に見えるもので、男としての自分を表現しなくなった」のではないかな?と思います。
これは現代の20代~30代の男性が“物理的な物”で男としての自分を表現するのではなくはなく、“精神的なもの・こと”で男らしさを表現するようになってきた証拠ではないでしょうか。
(そう思いたい願望が半分以上含まれます)
その甲斐?もあってか、現代の20代~30代の男女のデートでは割り勘、またはお会計の一部だけ女性が支払うことが主流になってきているのは、みなさんも察しているかと思います。
婚活アプリでは男性側のプロフィール欄に「初回デート費用は割り勘か、男性が全額払うか」の項目が表示されているものもあります。
それくらい男性も女性もデート時のお会計について敏感になっているということ。
男性に全額払ってもらいたい女性と、そこで男らしさを表現したくない男性のせめぎあいが、ここにはあるように感じます。
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女性側が「男性に全額支払ってもらいたい」と思っている裏には、「女性として見られたい思い」が隠れている場合があります。
デートでは男性が全額お会計する=私は女性として見られている
が心理的にあると、デートで割り勘だったり女性が一部負担で支払った場合、自分が意中の男性から女性として見られていないことになり、結果「私は彼から女性として見られていない」と感じることになります。
ちなみに私は今までの男性とのデートでは、
男性に全額支払ってもらう:割り勘(または3分の1だけ払う)=5:5の割合です。
私の場合、デート時のお会計事情で男性を判断していませんので正直どちらでも良いです。
(さすがに私が全額払うってのは男としてナシだけど)
どちらかというと私は、お会計の際の男性とのやり取りを重要視しています。
その理由は、男性がスマートに全額払ってくれたとしても、(私にとっては)いい男ではなかったという経験があるからです。
※カモにしたわけではありません。
更に、デート時に割り勘または女性側の一部負担だった場合でも、後日告白してきた男性も居ました。
私はデートで割り勘だった場合、「この人はお会計時には男であることをアピールする人ではないんだな。じゃあこの私にどういう場面で男として愛情をアピールしてくれる人なんだろう。どんなお金の価値観なんだろう。」という目線で見ています。(一応ね笑)
「この私に」というところがポイントで、基本的に私とご飯に行きたい&デートをしたいと言ってくれる男性は、私のことを女性として見てくれているのだと判断しています。
20代30代の働き盛りの男性ですから、好みではないと思っている女性と時間を作ってデートをする暇なんぞありません。
なのでお会計時に「男性が全額支払ってくれなかった」が理由で、自分が女性として見られていないと判断するのは非常にもったいない気がします。
※かといって、デートでの割り勘を推奨しているわけではない!!
手っ取り早く好みの女性を落としたいなら、お会計時は男性が全額支払った方がイメージは断トツで良いと男性に物申す!!!
それに、あまり内面も知らないような相手とお会計時以外で意中の女性に男としてのアピールを、逆にどこで行えるのか私が教えてほしい。笑
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では、なぜ男性はお会計を全額支払うことで男らしさを表現したくないと思っているのか。
その理由は「自分がカモにされたと知ったときに傷つくのが怖いから」ではなかろうかと…
“アッシーメッシーミツグくん”の言葉にはもう一つ裏の意味があり、「彼らは女性と親密な関係になりたいと思い自分の得意分野をアピールするが、実際は本命になりえないことがあり、費用対効果としては報われない」という意味も含まれます。
なので、例え全額男性が支払うとなっても「お会計の場で財布だけはポーズで出してほしい」とおっしゃる男性が多いのは、「俺はカモではないんだな」と確信を得たい願望もあるような気もします。
そしてここもポイントで、お支払い時に「ここは俺が出すから」という発言を女性側があえて男性に言わせることで、男性自らが“男としてのオレ”を受容するのではなかろうかと…
一昔前の男性は女性に全額お支払することで男性性を表現し、自らも男性として受容できていましたが、現代の男性はそれだけでは男性としての根拠と言いますか、自信がないので、女性とのお会計時のやりとりの際に、
女性:(財布を出しながら)「いくらですか?」
男性:「いいよ、ここは俺が出すよ」
女性:「え!!なんでなんで!申し訳ないよ…」
男性:「いいよ、今日は俺が誘ったのもあるし、それに楽しかったし」
女性:「えー!いいんですか?ありがとうございます!ごちそうさまです!(目をキラキラさせながら)」
この会話があることで、カモではないことを男性自身が確信し、 自分が男であるということを自ら受容していきやすくなるのではないかなと思いました。
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かといって、男性から奢ってもらいたい女性ばかりかというと、そうではないのが現代の男女関係の難しいところ。
男性に全額お会計してもらうことで、女性側が必要以上に「申し訳ない」と感じたり、「お返しせねば!」と罪悪感に囚われてしまう女性も居れば、「私だって社会人として働いているのになんで?」とイラっとポイントを踏んでしまうような、女性だからと馬鹿にされたような気分に陥ってしまう人も居たり、、、
せっかくの男性の好意(行為)が真逆にとられてしまうこともあります。
そうならないためにも、自分の意中の女性が何をどうしてもらえたら喜ぶタイプの子なのか、しっかり見極める必要があります。
同じく女性も「男性がおごってくれたから自分は女性として見られている」ではなく、この男性はどういうところで男として自分をアピールをする人なのかを見極める必要があります。
そのためにはまずお互いが2人の時間を楽しむこと。
コミュニケーションすることです。
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昭和後期から現代の男女関係においての時代の流れや背景を長々と語ってきましたが、
唯一今も昔も変わらない事は「男性は女性の喜ぶ顔が見たい」ということ。
目の前にいる女性を男性は“俺が”喜ばしたいのです。
分かりやすく言えば、男性と過ごす時間を女性が無邪気に喜んでいて、その喜んでいる姿を男性が見れば「俺はこの女性のことを喜ばせている!」からの「俺のこと好きなんじゃね?」となって、恋が始まる~♡( ̄ー ̄)ニヤニヤ
お会計事情で心理戦なんかしなくても、意中の彼の前に私が居るということは、その男性はあなたを女性として見ているということ。
そこには自信をもっていただきたいです。
あとはただ無邪気に喜んで、楽しんで過ごしていればいいのです。
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