中洲生まれ北新地育ちの心理カウンセラーの中辻はるかです!
今日は先月から学びのために参加している心理学講座について、心の動きや気づきをシェアしたいと思います。
◾️ことの発端は・・・
「なんでそんなに罪悪感を抱えてるんだろうね?自分を毒だと思ってるってことでしょ?」
「ちゃんと価値と才能を罪悪感なんかで隠さずにいかせってことだよねー」
「そのためには一旦、自分の中のダークな世界(罪悪感の世界)を直視して、そこから突き抜けていく感じだと納得感があるのですよね」
「自分の汚い部分を徹底的に吐き出して洗い出していくのがスタートでね・・・」
メンターとそんな会話をした日から間もなくして、そんな私を嗅ぎつけたが如く、あるお方が罪悪感満載な講座を開いてくれることとなった。
その名も「魔女と女神の心理学講座」である。
主催者は、荒地という罪悪感から這い上がりつつある東の魔女。
(〝這い上がりつつある〟という現在進行形なところがポイント)
*なぜこの講座に参加したのか
知らない方のために、「魔女と女神の心理学講座」がどんな内容のタイトル構成なのかを簡潔にご紹介する。
- 第1講:不安・怖れ・焦り/恐怖に負けない心を育む
- 第2講:嫉妬・マウント・コンプレックス/強烈な被害者意識から抜け出す
- 第3講:復讐・我慢・犠牲・深い悲しみ/〝表現する愛〟を知る
- 第4講:自己破壊(自分を罰する感覚)・死の誘惑・性への罪悪感/ダークストーリーに打ち勝つ
- 第5講:才能・魅力・豊かさを受け取る/幸せへのフルコミット
- 第6講:リーダーシップ・成熟さ・全てを受け入れ委ねる力/魔女性も神聖さもあなたのものに
※2024年11月7日時点で第3講まで開催終了しています。
タイトルを見ての通り序盤に関しては全くやる気が起きないというか、とにかく重いイメージしかない(笑)
正直、誰が見ても全然楽しそうではない(笑)
なので、申し込みするかどうかも相当迷いました。
本音を言うと序盤を飛ばして第5講・第6講に早くイキたい気分。
でもメンターが言っていた話が頭をよぎる・・・
「一旦、自分の中のダークな世界を直視する必要がある。その方が納得感がある」
そうなんだよ。私には〝納得感〟が必要なんだよ。
なぜ納得感が必要なのか?それは私が頑固者だからであり、自分が作り上げてきた思い込み以外のものに関しては疑いしかないからです。それを「芯がある」と表現してくれる仲間もいますが、頑固者の思い込み(観念とも言う)を覆すくらいの納得感が必要なのです。
「自分、不器用なんで」
そう。私の中には高倉健がでーーーーんと居座っているのです。
*私の慢性的な問題
私は誰かに何かを褒められても認められても信じられませんし受け取れないことが長らく続いています。
完璧に受け取らねば!というよりも「どうせこの人は適当なこと言ってるんだろうな」というどこか冷めた目線。
自分の価値を認められたり褒められたりするとサーッと何かが引くんです。距離を取る感覚とも言えますし、サーッと何かが引くんです。
そんなふうに感じてしまうところがあり、褒めてくれる人や認めてくれる人に対して「どこでそう感じたんですか?」「何がそう思わせるんですか?」「私は何も考えていないので何がそう思わせるのかわかりません」と思わず詰めてしまうことも少なくない。。。
素直に「ありがとう!嬉しい!」と言えば良いものの、疑心暗鬼ゆえ上記のような詰め方をして根拠を探そうとしてしまうんです。(友人にもこれをやってしまうところがあり「そーゆーところめんどくせぇ」と言われたこともある笑)
本当は褒められたいし認められたいくせに、実際に褒められたり価値を認められても「どうせ適当に言っているんだろうな」「酒が入ってるからそう言ってるだけだろう。次の日には言ったことや感じたことも忘れるさ」といった言霊が頭をよぎるわけです。
ずーーっと監視しているかのように自分を疑ってるし信じられないし、「自分には取り柄も何もない」という思い込みをひたすら握りしめています。
そこで「私は何もできないのだから」と開き直れたら良いのだけど、何もできない自分はダメだと思い込んで罰しているぶん常に不安や焦りや怖れが心の中に充満していました。
何がそこまで思わせてしまうのか?
その不安の奥にあるものはなんなのか?
それは「女に生まれてごめんなさい」というどうしようもなく重たい自己否定と自己嫌悪でした。
そのままの私ではここに存在していてダメだ、意味がない存在なんだ。
求められることができないなら罰せられるべきだ。
失敗せずに完璧な流れで結果を出すこと、求められることに応えること、期待に応えること。
こんな私は人の前になんか出てはダメだ。
注目を浴びてはいけない。
空気を濁してはいけない。
ありのままなんて許されるわけがない。
その思い込みは私の中で常に緊張感が漂うものであり、不安と怖れと焦りをどんどん生み出していきました。
尚且つ私の中で不安や怖れや焦りというのは精神的な弱さや未熟さを象徴するものであり、何もできない頼りないダメな自分として感じざるを得ないものになっていました。
だからこそ、「安心できるための権威となるものが欲しい」と何度願い戦ってきたことか。
ここでいう権威とは「社会的に勝てるもの、強いと思われるもの」みたいなもので、世間体に認められやすいものを指します。
私の場合、父親と戦っていた時代があるので父に勝てるような力の象徴的なもの、お金を稼ぐ力とか社会的に認められる資格とか学歴とか、いっそのこと男になりたいとかそういったものでした。
「権威さえあれば生き残れる!責められない!勝てる!」
「この不安と焦りと恐怖から抜け出せる」
「生理がない男性って羨ましいな」「どんだけ働いてもホルモンバランスの影響を受けない男性って羨ましいな」と今でもたまに思ったりします。
この思いは強烈な自己否定と女である自分を嫌悪する思いにつながっていますし、「女だから」という理由で慰みに使っている部分もあると思います。
だからこそなのか、女の無価値感みたいなものを誰かが表現していたり、何かしらの文言を目撃したり、そういったものを感じ取ったりすると強烈に怒りが湧きます。
「安っぽい女の無価値感晒してんじゃねぇよ。」
「あんたの罪悪感なんて軽すぎる。」
「この私の屈辱がお前なんかに分かってたまるかよ」
女に生まれた自分を嫌っていれば、女性としての喜びを得ることを自分に許すわけがありません。
そりゃ幸せな結婚やパートナーシップを手に入れることを許さんわけだわ。(遠い目)
戦うことは許せても豊かさが感じられない、競争することはできても繋がりが感じられない、与えることはできても受け取れない、、、
「女に生まれてごめんなさい」な思いをかき消す目的で、社会的に通用する権威性を得るために色々とチャレンジしてきたように思います。
でもわたしには社会で認められるレベルの世間的な権威性を得ることは無理やった。
権威を得ようとすると体が先に拒絶した。
生理は遅れるし止まるし、病気をもらうし、不眠症に陥るし、血尿が出るし、それなのに薬はどんどん効かなくなるし。
何度も自分を否定して不安や焦りに飲み込まれそうになっては「自分が弱いからだ」と罰して、そこまでやってるのに喉から手が出るほど欲しいはずの安心できる環境は全然手に入らないことの繰り返し。
そんな自分の心の世界が外の世界に投影されて、人を信じることができません。疑いしかありません。いろんな面で余裕がありません。
全てにおいて疑いしかないから人と距離を取るし、だからこそ慢性的な孤独感や寂しさがずっとありました。
それに気づいたのも最近ですわ。
今年の夏に私は詐欺被害に遭ってしまったのですが、その原因となってしまったのも慢性的な寂しさや孤独感からだろうなと感じています。
*なぜダークな世界を直視する必要があるのか?
自分が「毒である」「こんな自分ではダメだ」としてきた部分が唯一無二の才能であり魅力であり価値になるんです。
それは自分が「そんなものがなんの役に立つんだ。何の役にも立たないじゃないか」と罰して否定してきた部分だからです。
その重だるい罪悪感、罰してきた女に生まれた自分、隠そうとしてきた部分の裏に才能があるから一旦直視する必要があるということなんです。
じゃないと、それがダメだと否定してきた部分をいきなり「そこが魅力だ」とか「才能だ」とか「そこが好きだ」なんて言われてもマジで疑いしかないわけで。
じゃないと冒頭の「こいつは適当なことを言っているんだろうな」という発想に至るわけです。
才能や魅力のありかは自分自身が否定してきた部分。
だからこそそりゃ簡単には受け取れないし認められないし認めたくもないし、褒められてもスルーしてしまうし納得できないわなってことです。
*ダークな世界を直視した結果どんな感情が出てきているか?
第3講まで受講して思い出したことがありまして、、、
それは私が幼少期の頃に撮ってもらった、不安そうに今にも泣きそうな顔で写っている写真です。七五三だったので写真館で撮ってもらったものだったかと思います。
わたしは今も昔もずっとこのマインドだったなってことを思い出したんです。
そしたら涙が止まらなくなってしまいました(笑)
「女に生まれてごめんなさい」
そう思い続けて生きるにはとても苦しい人生でした。
でも女に生まれてしまった私のままでは不安でした。
不安だからそれをかき消すように行動して埋め合わせをしてきたところもあるけれど、不安だからちゃんとやろうとしすぎて本当は余裕がないんです。
何に恐怖を掻き立てられているのか?というと、自分の存在そのものに対する疑いです。
私は「自分がここに存在していい」と思えていません。
10代の頃、時たま自分の手のひらを見つめては「私は生まれてきてよかったのだろうか?」という漠然とした思いに浸っていたことも思い出しました。
なんだこの強烈な自己疑心は。笑
そう感じるようになったのは、物心ついた時から両親の喧嘩が絶えない環境からだったり、妹の方が要領が良くて甘やかされて可愛がられる存在だったり、思春期頃に受けたいじめや仲間はずれだったり、親戚がらみの男尊女卑の環境からだったり、叩けば埃はたくさん出てきますが・・・。
メンターからも「きっちりやろうとしすぎ」とよく言われます。
私としては「私のどこがきっちりなの?みんなはもっときっちりやってるやん?」と逆に思ってしまいます。
他者視点と自己視点が全く逆なんです。
なので、他人から見たら余裕があるように見えるようです。
だから仕事や恋愛では頼られることや甘えられることの方が多めです。
嬉しい時もある反面、内心「それくらい自分で考えて頭使ってやれよ」「頼ってくんなよ」「愚痴や弱音を吐く時間があるなら手を動かせよ」「私だっていっぱいいっぱいなのになんでこっちが引き受けないといけないの。絶対あんたの方が余裕じゃん」と怒りが湧くことも多いです。
「私の不安や焦りや余裕のなさは誰が引き受けてくれるの?」
「どれくらい耐えたら許してもらえますか?」
誰にも理解してもらえないところからくる孤独感や寂しさ。
相手の依頼を断るには断るだけの説明が必要だと思ってしまうし、「嫌だからやらない、やりたくないからやらない」という感情論だけで依頼を断ることが相手へ意地悪をしているような気分になってしまう。
そんなふうに断ること一つに対するエネルギー消耗が凄まじくて、考えるうちに断ることがめんどくさくなって、結果引き受ける羽目になってしまう。そして怒りが湧く。
本当は「ごめんね、今余裕がないんだ」って断ってもいいはずなのに「ごめんね」が言えません。
それもそのはず。
だって、ただでさえ「女に生まれてごめんなさい」と思ってるのに、さらにごめんなさいと言わされるなんて屈辱的すぎじゃん。ごめんねなんて言わなくて済むように持っていきたいじゃん。
ってことは、本当は女に生まれてごめんなさいなんて言いたくない私がいるんです。「私が女に生まれて文句あるかよ」って言いたい本当の私がいるんです。
でも女に生まれてごめんなさいという思いで自分を律してきたところもあるんです。そこで信頼を得て存在意義を獲得してきた自分もいるんです。
でももう「ちゃんとやらねば」がしんどいんです。その緊張感が苦しいんです。でも怖くてやめられない自分もいます。
*誰かを助けるのは自分に余裕がある時でいい
先日こんなポストをつぶやきました。
魔女と女神の講座では「どんな時も愛であろうとする姿勢を大切にしてください」と何度も言われます。
自分の存在意義を獲得するためだったり不安を解消するためだったり、結果的に我慢や犠牲になってしまったとしても、スタート地点では「相手に対して愛であろうとした純粋な思いがあった」ということ。
その思いが行動の原動力になっていたことをもう一度思い出すんです。
愛であろうとする思いが強すぎて気づけば我慢や犠牲になってしまったこと。
その我慢や犠牲が自分を苦しめてしまったところ。
「そんな自分は弱い」「器が小さいんだ」と容赦なく罵倒して責めてきたこと。
どんな時も愛であろうとした自分の姿が顕になっていくんです。
いま自分には余裕がない、不安だと言ってもいい。余裕がないからできないと断ってもいい。単にやりたくないからという感覚や感情で断ってもいい。
誰かから弱音や文句を吐かれてもそれをこちらが無理に背負おうとしなくていいんです。
「周りや大切な人に対して愛であろうとすることも大事だけど、自分自身に対しても自分が愛であろうとする姿勢を忘れずに」
そう言って締めくくられた第3講でした。
「そうか。なんとかしてあげなきゃ、私がやってあげなきゃと思っていたから弱音を吐く奴は重たいししんどいし苦手って思ってたんだわ」
改めてそこに気付かされました。
*
久々にたくさん泣いて、目がボッコし腫れました。
次回講座は『第4講:自己破壊(自分を罰する感覚)・死の誘惑・性への罪悪感/ダークストーリーに打ち勝つ』です。
乞うご期待!!
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最後まで読んでいただきありがとうざいました!
心理カウンセラーの中辻はるかでした!
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